あの子と仲良くなりたい!親しくなれる魔法の言葉「わたしたち」
誰かと仲良くなりたいときには、話し方も大切なポイントです。自分に対し、親しみを持ってもらえる話し方を心掛けましょう。
【あなたは大丈夫?「頼りなく感じてしまう話し方」の特徴】
でも具体的に、どのような言葉を使えばいいの?実は「心の距離を近づけてくれる魔法の言葉」ことをご存じですか?これを使えば、気になるあの人とも仲良くなれるかも…?
仲間意識
誰かと仲良くなる時に、重要なのが「一体感」です。自分と同郷、同じ趣味がある、過去同じ経験をした…こうした共通点がある相手を、人は「仲間だ」と認識しやすいのです。
仲間だと思うことは、相手に心を許すこと。同じだと感じるからこそ、信頼して深い話ができる、なんてこともありますよね。だからこそ、親しくなりたい相手には、まず、自分に対し、仲間意識を持ってもらう必要があるのです。
「わたしたち」
「自分と相手は同じ」と感じる一体感。もちろん、会話の中から自然と「一体感を感じられるポイント」が見つかることもあります。上に挙げたのは、そうした例ですね。
不自然さを感じさせることなく、お互いの距離を一気に近づけることができるでしょう。しかし、中には、こうした共通点が見つからない相手も…。こうした相手の場合でも、活用できるのが「わたしたち」という言葉なのです。
有名なところでは、アメリカのオバマ大統領の言葉があります。「イエス、ウイキャン」という言葉を何度も使い、「わたしたち」を連呼しました。民衆の心をぐっと引き寄せたこの言葉には、どんな秘密があるのでしょうか。
相手への信頼を示す言葉
「わたしたち」に含まれるのは、「私とあなた」。これを言葉で一緒にすることで、相手の心に信頼感を感じさせやすいのです。
実はこの「わたしたち」という言葉は、相手を信頼しているからこそ出るもの。この言葉で、まず自分から相手への信頼を示すことで、相手の心をグッと引き寄せることができます。自分に好意を持ってくれている相手に対し、悪い気持ちを持つことは難しいもの。積極的に「わたしたち」という言葉を使うことで、こうした心理を上手に利用できます。
親しくない相手には…
積極的に使いたい「わたしたち」という言葉ですが、あまり親しくない相手に使うのは逆効果です。一気に距離を近づけすぎると、相手に警戒心を抱かせてしまいます。ある程度仲良くなってきたら、使うようにしましょう。
「あなたと私で、相談しましょう」より、「私たち二人で相談しましょう」。少し言い方を変えるだけなのですが、受け取る印象は大きく異なります。
特に、相手が困っているときは、自分に対して一体感を持ってもらいやすいとき。「わたしたち」という言葉で、相手との距離を近づけましょう。
※この記事は2013年08月31日に公開されたものです