恋に臆病(おくびょう)な原因。ピーターパンシンドロームとは?
恋愛がどうしてもうまくいかない……そういったケースは、心理的な考え方が原因であることも。そこで今回は、臆病(おくびょう)な恋にありがちな「ピーターパンシンドローム」について御紹介します。
ピーターパンシンドロームとは何か?
ピーターパンシンドロームとは精神疾患の概念のひとつで、1983年にアメリカの心理学者、ダン・カイリー博士の著した『ピーターパン症候群』で提唱されています。「成長することを拒む男性」として定義されており「言動が子供っぽい」という代表的な特徴を始め、精神的・社会的・性的な部分とリンクして問題を引き起こしやすいと考えられています。
過去に解析された事象ではほとんどが「男性」で、年齢的には大人であっても、価値観や考え方が子供同等であることが上げられます。これらの症状におちいる原因としては、マザーコンプレックス、幼少期の過度なストレス、社会的な孤立感、劣等感が関係しているとの推測されます。
恋愛におけるピーターパンシンドローム
恋した男性がピーターパンシンドロームの傾向が強い場合、異性との付き合いが苦手であったり、恋がなかなか発展しなかったりという可能性があります。この場合、女性の方から積極的に誘うことが大事ですが、お互いが恋に前向きになっていかなければそれ以上の進展は難しくなるでしょう。
またピーターパンシンドロームは、近年女性にも見られることがあります。精神的に大人になりきれず、誰かに依存しようとする気持ちが強いため、好きな相手ができても自分からは行動しようとしません。
逆に好きになってくれた相手に対して親のように依存しすぎてしまい「面倒くさい女」と思われてしまうことも。自覚症状がないケースが多く、恋のトラブルに発展してしまいます。
ピーターパンシンドロームから抜け出すには?
自分にピーターパンシンドロームの症状があると感じたら、自立的な考え方を優先して行動するようにしましょう。常に誰かを頼ったり、傷つくことをおそれて行動を避けたりしないように、積極的な振る舞いをすることが大事です。
いろいろな経験をすることで精神的にもタフとなり、徐々に症状が改善されて恋にも自信がつくことでしょう。もしパートナーがこの症状に該当するのであれば、2人で協力して改善に取り組むのもオススメです。
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※この記事は2013年05月19日に公開されたものです