目的を誤った入浴法ではダメ!?　ダイエットを成功させるお風呂術とは？

更新: 2022.07.21

下半身太りをどうにかできませんか？

操「あのお、私は下半身の脂肪が半端ないんですが、温めれば脂肪が溶けて血管から排出されやすくなりますか？」

石川さん「体についてしまった脂肪そのものは、先ほど言ったように体をめぐる酸素を増やして燃焼させるのがいちばん。つまり脂肪を燃焼させることです。ただし、下半身太りと言えば、やはり冷えとむくみが大きな要因。それには入浴が効果的ですね」

操「冷えには冬だけではなく一年中悩んでいます。冷えとむくみに効く入浴方法を教えてください！」

ぬる目のお湯に「長く」浸かって温まること。そして、脚を下から上にマッサージ。

・温度が熱いほうが温まると思っていたら大間違い！　ぬるま湯のほうが血管は開きます。熱いと長く入れませんから、ココチよい温度でゆっくり浸かりましょう

・脚を下から上へマッサージするだけでも効果大。静脈には弁がついていて逆流することはないけれど、逆に栄養やホルモンを運んだあとに血液が滞留してしまって回収されにくいもの。だから下から心臓に向けてさすり上げてあげましょう

方法1　浴槽に両ひざを軽く曲げて座る。両手のひらを浴槽の左右面に押し当てる。このとき、息をはきながら、背筋を伸ばす。

方法2　浴槽に両ひざを軽く曲げて座る。腕の内側を上向きにして、両手のひらを浴槽へ押し当てる。このとき、息をはきながら、背筋を伸ばす。

浴槽に両ひざを軽く曲げて座る。底に足をつけて固定しながら、上半身を右側にひねり、浴槽に手をかけて10秒間キープ。左側も同様にして行う。

方法1　脚を伸ばして、両方の足首をバタバタと交互に動かす。

方法2　両方の足首を内まわり、次に外まわりにまわす。

方法3　脚を下のほうから心臓に向かって、さすり上げる。