“赤”いのは地中海の恵み! カラダ潤う素材の組み合わせ方は
働く女子が、ランチタイムに眺め読みするだけでも楽しい、作っている自分をイメージして、キレイになるコツがわかったような気になる。そんな、美味しくて、楽しそうな料理レシピをお伝えする連載です。4人の人気料理ブロガーが週替わりで料理レシピをお伝えします。
こんにちは! 野菜ソムリエ•ローベジ料理家のmihokoです。今回ご紹介させていただくレシピは、「あざやかなビーツチャーハン」です。
チャーハンといえば、ハムや卵などを使うのが一般的ですが、これでは食物繊維不足が気になるところ。食事の中で食物繊維が不足してしまうと、排泄がスムーズにいかず、腸内に悪玉菌を増やしてしまいます。
悪玉菌は読んで字のごとく、腸内で悪さをする困りもの。代謝が悪くなり、脂肪を溜めやすくなったり、肌荒れを引き起こしたり、発ガン物質を増やしたりと、放っておくといいことはありません。
食べてきれいになるためには、食物繊維をしっかり補給して、腸内美人になるのが不可欠です。
そこで今回ご紹介するレシピは、色あざやかなビーツの葉っぱがメインのチャーハン。具にはビーツの葉のみを使いましたが、色があざやかできれいです。調味料には、生姜と薄口醤油を使いシンプルに仕上げます。
あざやかなピンクは地中海の恵み!
アカザ科のビーツは、地中海沿岸が原産地の根野菜。とても甘みが強く、根っこはボルシチやサラダ、酢漬けなどに使われますが、葉っぱにもとても豊富な栄養素が含まれているので、捨ててしまうのはもったいない!
ビーツの葉っぱは、皮膚や粘膜を強くしてくれる、カロテン、ビタミンEや、貧血予防によい鉄分、カリウム、ビタミンB2などが含まれ、高い抗酸化力を発揮してくれます。便秘改善のみならず、紫外線などで疲れた肌の修復や、風邪予防効果も期待できます。
ビーツのおいしい時期は、12月ごろか、6~7月の初夏頃。ファーマーズマーケットでビーツを見つけたら、ぜひ葉っぱごと購入して、ビーツチャーハンをお試しくださいね! もし、ビーツの葉がなければ、同じアカザ科のスイスチャードでもOKです。
材料(2人分)調理時間10分
- ごはん 1.5膳分
- ビーツの葉 約3本分
- しょうが 1/2片
- 薄口醤油 大さじ1
- 菜種油 大さじ1
- 粗挽きこしょう 適量
作り方
- 生姜はみじん切りに、ビーツの葉は細かく切る。
- フライパンに油を熱し(中火)、生姜を加える。パチパチしてきたらごはんを加え、パラパラになるまで炒める。
- ビーツの葉も加え、さらに2分ほど炒め、醤油をまわし入れる。全体になじんだら最後にこしょうをふり、味を調えれば完成。
野菜ソムリエ・ローベジ料理家mihoko
米国発、野菜ソムリエ•ベジフル料理家のmihokoです。自然治癒力を高める美容食などを日々研究。そのほか、世界のママたちと世界の伝統料理を学ぶ【インターナショナルクッキングクラブ】を主宰。400種類ほどのレシピを書いた【世界の野菜レシピ】【鶴見式酵素ダイエットレシピブック】も好評発売中。
このブロガーさんのレシピをもっと見る
※この記事は2013年02月15日に公開されたものです