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海外担当の広報女子が、理系男子をオススメする理由?

念願の海外業務、入社後TOEICは900点代に!

高校時代にオーストラリアへの留学経験があり、大学では国際関係を専攻。就職活動の際、ゆくゆくは海外と関わる仕事をしたいと考えていたという木村さん。でも、入社したカシオ計算機でいきなり「海外広報」を任されたのは想定外だったと言います。

「日本といえばものづくり。メーカーに入って日本のよさを発信したいと思ったんです」(木村さん)

「カシオは職種採用をしていて、私は営業職で受けていたんです。内定をもらった時点で人事の方から『(広報など)スタッフ系の仕事はどうですか?』と聞かれて、ぜひやりたいと思いました」

「ぼーっとしているので営業に向いていないと思われたんだと思います」と謙虚な木村さんですが、ちょうどカシオが海外向け広報をスタートさせた時期でもあり、木村さんの語学力が買われたのかもしれません。

海外メディア向けのイベントを企画してみたり、外国人記者クラブに足しげく通ったり、先輩と2人で手探りながら海外向け広報の仕事をするうちに、学生時代は700点前後だったTOEICの点数が900点代まで上昇。

「外国人記者に対してうまく会社をPRできるよう、海外の友だちにメールで会社を紹介してみたり、家族に説明したりして練習しました」

地道な努力が実を結び、欧米のトップメディアに社長インタビュー記事が掲載されるなど、海外からの取材が徐々に増えました。

木村舞さんのプロフィール

慶應義塾大学総合政策学部卒。2006年にカシオ計算機に入社し、広報部に配属。堪能な語学力を活かし、海外向け広報の業務に携わる。2011年からは商品広報担当に変わり、時計の広報に。2012年2月に挙式、6月に入籍。趣味はフラメンコ。

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