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片思いの彼に「重く」ならず、仲を深める秘訣は「恋の三本柱」!

恋愛部長

彼ひとりに集中し、決定権をゆだねるのは「重い」女子

「重いと思われたくない」という女子の悩みをよく聞きますが、重いっていうのは、実は、気になる彼ひとりに気持ちが集中しちゃっている態度のこと。別に「本気の好き」がイコール「重い」ではないのです。本気で好かれること自体は男性もすごくうれしい。そうではなくて、「彼が好き、彼しか見えない、彼でなくちゃダメなの!」という思いつめた雰囲気が問題。そして、彼だけが価値基準の真ん中にあって、彼次第で自分の行動が何でも決定してしまうような、言葉は悪いけど、精神的に「おんぶにだっこ状態」が、重いと言われるものの正体だと思うんです。

だけど、好きだと、そして相手の気持ちがわからなくて不安だと、どうしても彼に集中したり、出方をうかがったりしちゃいますよね? 「相手がこう出たら、私もこう出るのに……」みたいな。私も恋がうまくいっていないときは、だいたいこの状態でした。相手からのメールを息をつめて待って、その一字一句に傷ついたり不安になったり。相手がもしも「会いたい」って言ってくれたら、私は飛んで会いに行くのに……。でも、今はそんな雰囲気じゃない。だったら、こっちからは誘わないで我慢して待ってたほうがいい!? みたいにね。ひとりで勝手にぐるんぐるん回っていました(笑)。

でも、これって要するに、後手に回っているってこと。スポーツの試合と一緒で、後手に回るって、相手の好きなように振り回されるわけだから、ズバリ、不利なんです。相手のペースに飲まれて、こっちのいいところが出ない。恋愛の場合は、男性から見て女子が生き生きと魅力的に見える要素、つまり「自由奔放で相手を翻弄する気まぐれさ」みたいなものが、上手に出力できなくなっちゃうんだよね。

だから、相手を好きになるあまり、彼ばかりを特別視しちゃうのは、片思いの一番危険なパターンなんです。うまくいかない確率を自分の手で上げているようなもの。

私は、マイルールで、「片思いは半年まで」って決めているんですけど。それは、片思い期間が長引くにつれて、恋の勝率が落ちていくから。どんどん彼への想いが強くなり、それに比例して、自分らしくアプローチできなくなっていくからなんです。そうなると、もう状況はこう着しちゃいます。何かアクションを起こしたくても、臆病になって、手も足も出なくなっちゃうんですね。

では、そんなふうにガチガチになっちゃう前にどうしたらいいか?

ポイントは、自分の中で、「彼を、絶対的な存在にしない」ことです。
つまり、その彼だって、いいところもあれば悪いところもある。だから、いいところばかりを見て集中しないようにすること。「彼しかいない」発想をやめることからはじめましょう。

たとえば、「彼のいまいちリスト」を書きだすのをやってみましょう。これは、好きな部分ではなく、彼の「ちょっといまいちなんだけど」って部分を、あえて探してチェックしておく方法です。たとえば、「彼は仕事はできるけれど、没頭するとまわりが見えなくて空気が読めない」とか、「胃が悪いのか、たまに口が臭い」とか、「ファッションセンスがいまいち」とか、何でもいいです。小さなことでもOK。

とにかく、うっとり見とれている間には気づかないような、彼のいまいちなポイントを、冷静になって書きだしてみるのです。そうすることで、必要以上に彼を「完ぺきな理想の男性」に祭り上げることをストップできます。このリストは、すでにお付き合いしている場合でも使えます。彼に必要以上に振り回されなくなるうえ、もしもうまくいかなくなってきたら、「まぁ彼と別れても、○○なところもいまいちだったし、一生付き合うことにならなくてよかったじゃない?」っていう感じで、考えを転換できるのです。そういう集中や執着をふっと途切れさせるのが、恋愛においては大事。「重い」の反対の「軽やかさ」を手に入れることで、かえって最悪の事態が回避できたりします。

そして、片思い中の人には必ずオススメしているのが、「恋の三本柱」です。

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