#103 恋人と長続きするために「相手に言っておくべき」フレーズとは?
「ラブスペル」とは、意中の彼の心をつかみ恋を叶えるフレーズ。そんなフレーズを、恋愛コラムニストの浅田悠介さんが使い方や効果と併せて紹介します。
ラブスペルとは恋の呪文のこと。恋を叶えるフレーズです。
難しい恋の理屈は置いておいて。ひとまず英会話のように「フレーズから恋を学ぼう」というわけですね。心理学を用いて導き出したものなので強力ですよ。
好きな人の前でラブスペルを唱えてみれば、彼の反応がきっと変わるはず。
さあ、恋の魔法をかけてみない?
恋を叶える魔法のフレーズ
ラブスペルNo.103
「私のどこを直してほしいとかある?」
この言葉の効果
付き合ったあとで恋愛を長続きさせることができるラブスペルです。
恋人といっても男と女は他人です。生まれてきた環境も違います。流しに置いたコップはいつ洗うのかといったことから、他人を風刺するようなブラックジョークは良しとするのか──まで生活スタイルやコミュニケーションの在り方は千差万別です。
大切なのは、その考え方の違いを我慢しないことです。もちろん相手の価値観を認め合うのも大事なことです。しかし、どうしても受け入れ難いものはあるでしょう。
そのまま我慢を続けると無理が来て、しんどくなってしまうのですね。別れにつながってしまうというわけです。
これは貴女が我慢すればいいというだけの話ではありません。
貴女の方も、何かを彼に我慢させているという話です。お互いが、お互いの在り方によって、お互いをしんどくさせているという双方向の話なのです。
これは、そんな時こそ唱えてほしいラブスペルです。より深い情愛で結ばれるようになります。ぜひ長続きするカップルになってくださいませ。
ラブスペルの使い方
お互いの部屋で、お酒を飲みながらなど、ゆったり話せる時に唱えましょう。強張った表情をしないことです。リラックスしながら言葉にするのです。
同時に「自分では気づけないこともあるだろうし、生活習慣とか、人生のこととか、あなたのために気をつけた方がいいこともあるのかなと思って」なんて加えても良いでしょう。よりラブスペルの意図を汲み取ってもらえます。
ここで大切なことがあります。このラブスペルを唱えても、ほとんどの男性は真顔になったあとで「いや、別にないよ」と答えるというものです。
ここで安心してはいけません。彼の反応は90%嘘だからです。これまでの経験上、正直に直してほしいところを伝えてもトラブルになることを知っているからです。
貴女が認めなかったり、泣き出したり、怒ったり、過去の失敗を持ち出して喧嘩になるのを嫌って、無難にやりすごそうというわけです。
ここで「本当に直したいなと思ってるし、何を言われても自分なりに考えてみるつもりだよ」と真剣さをアピールしましょう。
男女が一緒にいて、直してほしいところが無いはずありません。彼が隠しても、それを聞き出すまでがラブスペルです。彼も同じラブスペルを唱えてくれるはずですよ。
彼の言葉で、ネガティブに取り憑かれないこと
このラブスペルは心の試練でもあります。
彼の返答に、貴女は否定されたような気持ちになるでしょう。しかし、そこで彼が想像したように感情を爆発させたり反論したりしてはいけません。無理に聞き出したのはこちらですから。
彼が伝えてくれたことを考えてみるのです。それが関係を長続きさせるために必要なことなのですから。そして究極的には、貴女の人生が、貴女に求めていることなのです。
(文:浅田さん@令和の魔法使い、イラスト:塚由叡)