厄年にやってはいけない事4選! 前厄・本厄・後厄の過ごし方【2024】
厄年とは、災厄がふりかかる年とされています。女性の場合、30代で2度訪れる本厄には厄払いをする人も多いでしょう。では、厄年にやってはいけない事はあるのでしょうか? この記事では、厄年の過ごし方や心構えなどを紹介します。
一生のうちに3度巡ってくる厄年。何だか良くないことが起こるとは聞くものの、実際どのように気をつけるべきか分からないという人も多いのでは?
この記事では、男女別の厄年一覧と厄年にやってはいけない事、おすすめの過ごし方、心構えについて紹介します。
ポイントをしっかり押さえて、厄年とうまく付き合っていきましょう。
厄年とは?
厄年とは、災厄が多く降りかかるといわれる年のことです。
厄年の始まりについては諸説あるものの、平安時代にはすでに習わしとして存在しており、陰陽道に由来していたのではないかともいわれています。
厄年は「本厄」といわれるメインの1年に加え、その前後の前厄・後厄も含めた3年間です。この3年間が、男女共に人生のうちで3度巡ってきます。
男女別の厄年は以下の通りです。ここで示す年齢は数え年であり、生まれた年を1歳とします。そのため、実際の年齢+1歳と覚えておくと良いでしょう。
男性の厄年
前厄:24歳、41歳、60歳
本厄:25歳、42歳(★大厄)、61歳
後厄:26歳、43歳、62歳
女性の厄年
前厄:18歳、32歳、36歳
本厄:19歳、33歳(★大厄)、37歳
後厄:20歳、34歳、38歳
これら厄年の3年間は、変化が多く予期せぬ災厄に見舞われやすいとされているため、過ごし方には少し注意が必要です。
【2024年】男女別の厄年一覧
2024年は、以下の生まれの人が厄年にあたります。
中でも、男性の42歳、女性の33歳にあたる大厄は、最も身辺に気をつける必要がある年。心身共に変化の多い年になりやすいといわれています。
【2024年】男性の厄年早見表
男性の厄年以下の通りです。
前厄 | 本厄 | 後厄 |
平成13年生まれ(24歳) | 平成12年生まれ(25歳) | 平成11年生まれ(26歳) |
昭和59年生まれ(41歳) | 昭和58年生まれ(42歳) | 昭和57年生まれ(43歳) |
昭和40年生まれ(60歳) | 昭和39年生まれ(61歳) | 昭和38年生まれ(62歳) |
【2024年】女性の厄年早見表
女性の厄年以下の通りです。
前厄 | 本厄 | 後厄 |
平成19年生まれ(18歳) | 平成18年生まれ(19歳) | 平成17年生まれ(20歳) |
平成5年生まれ(32歳) | 平成4年生まれ(33歳) | 平成3年生まれ(34歳) |
平成元年生まれ(36歳) | 昭和63年生まれ(37歳) | 昭和62年生まれ(38歳) |
厄年にやってはいけない事4選
心身の変化が起こりやすい厄年には、やってはいけないと伝えられる事がいくつかあります。厄年を迎えるにあたって把握しておきましょう。
(1)新しい事を始める
厄年には、新しい事を始めてはいけないという伝えがあります。例えば、結婚や引っ越し、転職、起業など。家を買ったり建てたりすることも同様です。
とはいえ厄年は、男女共に人生のターニングポイントが訪れやすい年頃にあたります。そのため、絶対に新しいことを始めてはいけないというわけではなく、いつも以上に慎重な行動を心掛けるようにしてみてください。
なお、女性の出産は「厄落としができる」と考えられており、厄年の出産は縁起が良いとされています。
(2)大きな決断をする
厄年は、大きな決断をするのもできれば避けたいところ。心身の不調に加え、予想外の出来事に見舞われやすい年でもあるため、普段以上に慎重な判断を心掛けましょう。
見方を変えれば、より一層落ち着いて行動・選択することでリスクやトラブルを回避しやすいとも捉えられますよね。
(3)気に病みすぎる
厄年と聞くだけで、気分が沈みがちになるという方もいるのではないでしょうか。
厄年は災厄が懸念される年ではあるものの、気に病みすぎることは最も避けたいことの1つです。
「病は気から」という言葉がある通り、気分が落ち込むことで良くない出来事を引き寄せることにもつながります。
厄年といっても良くない事ばかりが起こるわけではないため、慎重な行動を心掛けつつ前向きに過ごしていきましょう。
(4)無理をする
厄年は変化の多い年になりやすいため、無理をしすぎないことも大切です。
あれもこれもと手を出し過ぎると、思いがけないトラブルに見舞われるかもしれません。大きな決断や新しいことへの挑戦には、いつも以上に慎重になってみましょう。
「やらなくても良いこと」「やりたいこと」「やらなければいけないこと」の3つを明確にしておくと良いでしょう。
厄年にすると良いこと3選
厄年にやってはいけない事があるように、すると良いこともあります。これらを行うことで、運を味方にできるかもしれません。ぜひチェックしていきましょう。
(1)厄払い・厄除け
厄年にするべき事の1つとして、厄払いや厄除けが挙げられます。厄年を健やかに過ごすためにも、神社やお寺に出向いてみてください。本厄はもちろん、前厄や後厄の年にも行うとベストでしょう。
タイミングは神社やお寺によって前後しますが、お正月から節分(2月3日頃)までの期間に行うのが良いとされています。
また厄年後は、お礼の意味を込めて再び参拝するのが習わしです。
(2)縁起の良い物を食べる
体調面でも変化が起こりやすい厄年は、食生活に気を配るとベター。中でも縁起の良い食べ物を意識するのがおすすめです。
例えば、おめでたい時に振舞われるお赤飯。小豆は古来より「邪気をはらう食べ物」とされ、さらに赤色は「魔を除ける色」といわれています。そのため、お赤飯は厄落としにぴったりの食事なのです。
他にも、魔除けの力があるとされる桃、厄除けや金運アップが期待できるとされる鯛、縁を結ぶとされる塩むすびなどが挙げられます。
厄年には、これらを積極的に取り入れてみてくださいね。
(3)身辺をきれいに整えておく
厄年に突入する前には、掃除や身の回りの整理整頓を行うのがおすすめ。身辺をきれいにしておくことで、悪い運気が滞らず気持ち晴れやかに生活できるでしょう。
特に整理整頓は、自分の気持ちを整えるのにも役立つ行動です。いる物・いらない物と整理していくことで、心に抱えていた問題もスッキリしていくことでしょう。
厄年を過ごす心構え
最後は、厄年を健やかに過ごすための心構えを紹介します。
(1)全てを厄年のせいにしない
厄年に悪い事が起こると、つい「厄年だから仕方ない」「厄年のせいに決まっている……」と考えてしまいがち。
確かに悲観的になってしまうような事も多いかもしれませんが、全てを厄年のせいにするのは良くありません。
何でも厄年にひもづけるのではなく、悪い事が起きた原因と真摯に向き合うことが大切です。
素直に反省して前向きに取り組むことで、きっと運気はアップしていくことでしょう。
(2)やりたい事を我慢しすぎない
ここまで「厄年にやってはいけない事」を紹介してきましたが、そのことばかりに気を取られて我慢しすぎるのは良くありません。
厄年だからといって、絶対に新しいことを始めてはいけない、大きな決断をしてはいけないというわけではないのです。
心を落ち着かせて慎重に挑むことを忘れなければ、それがかえって厄落としにつながる可能性もあります。
厄年にやってはいけない事を避けて前向きに暮らそう!
新たな事を始めたり大きな決断をしたりなど、厄年にやってはいけないといわれている事はいくつかあります。
しかし何より大切なのは、調子に乗りすぎたり、逆に我慢をしすぎたりしないこと。
厄年はいつも以上に慎重な行動を心掛けつつ、気負わず前向きに生活することが大切ですよ。
(LIB_zine)
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