【花言葉】「思いやり」「幸福」などの意味を持つ花14選
花に気持ちを乗せてプレゼントしたい時、参考になるのが花言葉。今回は「思いやり」「幸福」などの意味を持つ花を紹介します。チューリップやポピーなど、名前をよく聞く花もあれば、アルメニアやミモザ、ストックなどのちょっと珍しい花も。ぜひ参考にしてくださいね。
「思いやり」という花言葉の花は、大切な人へのプレゼントに最適です。とはいえ、どの花を贈れば思いやりの気持ちを伝えられるのか、よく分からないですよね。
思いやりという花言葉を持っていても、色や本数によって意味が異なる場合もあるため、贈る際には注意が必要です。
今回は、そんな思いやりという花言葉の花を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
「思いやり」という花言葉を持つ花9選
「思いやり」というニュアンスの花言葉を持つ花には、次のようなものがあります。
(1)チューリップ
春の花というイメージがあるチューリップは、全般の花言葉に「思いやり」という意味を持ちます。
チューリップは、色によって花言葉が若干異なります。思いやりを表現したいなら、ピンクのチューリップを選ぶのがおすすめですよ。
・赤色:「愛の告白」「真実の愛」
・白色:「失われた愛」「失恋」「新しい愛」
・ピンク色:「愛の芽生え」「思いやり」
・黄色:「望みのない恋」「名声」「正直」
本数によっても意味が異なる
チューリップは、本数によっても花言葉が異なるため、プレゼントする際には贈る意図にふさわしい本数を選んでみましょう。
主だったところでは、本数別に以下のような意味があります。
・1本:あなたが私の運命の人です
・3本:あなたを愛しています
・4本:あなたを一生愛し続けます
・8本:あなたの思いやりに感謝します
・9本:いつまでも一緒にいよう
・12本:恋人(妻)になってください
・40本:あなたに永遠の愛を誓います
・50本:永遠
・99本:永遠の愛
・108本:私と結婚してください

チューリップは、咲き方によっても花言葉が異なります。詳しくはこちらの記事をチェック!
(2)ミモザ(アカシア)
ミモザの花言葉には、sensitivity(感受性、思いやり)があります。
しかしこれは、西洋での花言葉。花言葉は国によって異なり、日本では「秘密の恋」「友情」の方が一般的かもしれません。
このように複数の意味があることから、思いやりを込めてミモザを贈る時には「あなたの思いやりに感謝」といったメッセージを添えるのもおすすめです。
(3)白いストック
白いストックの花言葉も「思いやり」です。しかし、同時に「ひそかな愛」という意味もあります。プレゼントする場合には、相手を選んだ方が良さそうです。
ストックは、色によって花言葉が異なります。それぞれの意味は、次の通りです。
・赤色:「私を信じて」
・ピンク色:「ふくよかな愛情」
・紫色:「おおらかな愛情」
・黄色:「寂しい恋」
(4)ポピー
ポピー全般の花言葉は、「思いやり」「いたわり」です。また、「恋の予感」「陽気で優しい」という花言葉もあります。
ポピーも、色ごとにそれぞれの花言葉を持ちます。全般の花言葉が思いやりを指すので、色によってさらに伝えたい思いを乗せるのもおすすめです。
・赤色:「慰め」「感謝」
・白色:「眠り」「忘却」
・黄色:「富」「成功」
(5)アルメリア
アルメリアの日本での花言葉は、「思いやり」「同情」「共感」です。
アルメリアはなじみがない人も多いかもしれませんが、ヨーロッパを原産とする花です。
主流はピンク色の花ですが、白色や赤色もあります。西洋では、白いアルメニアは「お悔やみ」という意味を持ちます。そのため、贈る場合はネガティブな意味に捉えられないように注意が必要です。
(6)ボタン
ボタンは、西洋ではcompassion(思いやり)や、bashfulness(恥じらい、はにかみ)という花言葉があります。
日本では、思いやりというよりも恥じらいや人見知りといった花言葉の方が一般的かもしれません。
そのため思いやりを込めてボタンを贈る場合には、メッセージカードなどで補足をした方が気持ちを伝えやすいでしょう。海外の人には、補足なしでも「思いやり」という意味が伝わるかもしれませんね。
(7)シャクヤク
シャクヤクは、(6)で紹介したボタンと同じボタン科の花。見た目がそっくりなのですが、こちらも西洋では思いやりという花言葉が一般的です。
日本では「謙遜」「恥じらい」「はにかみ」という花言葉を持ちます。こちらもボタンと同様に、日本ではちょっぴり恥ずかしい気持ちを表す花言葉が知られています。
思いやりを伝えたいけれど言葉ではうまく表現できない時。シャクヤクに思いを乗せて贈ってみてはいかがでしょうか。
(8)プリンセチア
プリンセチアにも、「思いやり」という花言葉があります。
プリンセチアとは、「プリンセス」と「ポインセチア」を合わせて名づけられた花。まだあまり聞きなじみがないかもしれませんが、プリンセスのように可憐な印象がすてきな花です。
(9)ブドウの花
日本では、ブドウと聞いて花に結びつくイメージのある人は少ないかもしれませんが、ブドウの花の花言葉も「思いやり」です。また同時に、「陶酔」「慈善」という花言葉もあります。
お花屋さんなどで流通することが少ないレアな花ですが、ブドウ畑に行った際などにどんな花が咲くのかチェックしてみてください。
【番外編】「思いやり」と近いニュアンスの花言葉を持つ花
相手に感謝の心を伝えたいなら、「思いやり」とニュアンスの近い花を贈るのも良いかもしれません。「思いやり」と近いニュアンスの花言葉の花には、次のようなものがあります。
(1)ハナショウブ(優しい心)
ハナショウブには、「優しい心」「うれしい知らせ」「あなたを信じる」といった花言葉があります。
思いやりに近い意味を持ち、その他の花言葉もポジティブな印象なので、比較的プレゼントするのに向いた花と言えます。
ハナショウブには、紫・ピンク・白・黄色などのバリエーションがあります。
(2)カスミソウ(幸福)
カスミソウには、「幸福」という意味の花言葉があります。
カスミソウはふわふわとした見た目が人気の白い花で、日本でも多く流通しています。バラやチューリップなどをブーケにする時に沿えるのもすてきですね。
また、冬から春にかけては、「マイピンク」という淡いピンク色のカスミソウが楽しめます。マイピンクをプレゼントすれば、珍しさに相手も喜ぶかもしれませんね。

カスミソウの色別の花言葉はこちらをチェック!
(3)ピンクのカーネーション(感謝の心)
母の日でおなじみのカーネーションですが、ピンク色のものには「感謝の心」という花言葉があります。
また、カーネーションは、色ごとにそれぞれ以下のような意味も持ちます。
・赤色:「母への愛」
・白色:「純粋な愛」「私の愛は生きています」
・ピンク色:「感謝の心」「温かな愛情」
・黄色:「軽蔑」
「軽蔑」という花言葉を持つ黄色のカーネーションは、自分で楽しむ分には構いませんが、プレゼントとなると少し扱いが難しいかもしれません。少なくとも、黄色単色で人に贈るのは控えた方が無難でしょう。
また、愛の意味合いを持つ白色やピンク色のカーネーションも、贈る相手によっては愛の告白だと誤解されかねません。もっとカジュアルな意味で贈りたい時は、メッセージを添えたり別の花を選んだりした方が良いと言えます。

カーネーションが持つ詳しい花言葉はこの記事でも解説しています。ぜひ参考にしてくださいね。
(4)ワイルドストロベリー(尊重と愛情)
ワイルドストロベリーには、「尊重と愛情」という花言葉があります。また「幸福な家庭」という意味も持つので、結婚祝いなどに贈るのにぴったりの花ですね。
家庭菜園の苗を贈れば、愛らしく、また収穫の楽しみもあるので喜ばれるかもしれません。
(5)ポインセチア(幸運を祈る)
クリスマスシーズンに人気のポインセチアには、「幸運を祈る」「祝福」という花言葉があります。
ポインセチアの花言葉も色によって異なり、「幸運を祈る」「祝福」は赤色。ピンクは「思いやり」、白は「慕われる人」「あなたの祝福を祈る」という意味を指します。
思いやりの意味で贈るなら、ピンクのポインセチアが適しているかもしれませんね。
花で思いやりを表現しよう
思いやりという意味・ニュアンスのある花言葉の花を紹介しました。思いのほかたくさんあったのではないでしょうか。
花言葉が思いやりの花は、恋人・友達・家族など大切な人へのプレゼントにぴったりです。
注意したいのは、同じ花でも複数の意味を持っていたり、色によって大きく意味が変わったりする点です。誤解を招かないよう注意を払った上で、ぜひプレゼントなどに活用してくださいね。
(シシィ)
※画像はイメージです