【難読】“てんどうむし”ってなに? 「天道虫」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「天道虫」の読み方です。
“てんどうむし”? “てんどうちゅう”? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「天道虫」の読み方は?
“てんどうむし”か“てんどうちゅう”かな? と思った人が多いかもしれませんが、違いますよ。
馴染みがある、あの虫のことなのですが、なんとなく想像できた人もいますか?
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“てんとうむし”と読みます。
「天道虫」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「天道虫」の意味は以下のように解説されています。
てんとう‐むし〔テンタウ‐〕【瓢=虫/天道虫/紅=娘】
1 甲虫目テントウムシ科の昆虫の総称。体長7ミリくらい、半球状で足は短い。幼虫は体が長く、体表に針状の毛が散在する。アブラムシやカイガラムシ、植物の病菌を食べるもののほか、農作物の害虫となるものもいる。《季 夏》「老松の下に―と在り/茅舎」2 テントウムシ科の昆虫。最も普通にみられる種で、背面は黒に橙色の紋、橙色に黒色の紋などさまざまな模様のものがある。触ると悪臭のある橙黄色の汁を出す。幼虫・成虫ともアブラムシを食べる益虫。なみてんとう。
幸運を呼ぶといわれているてんとう虫ですが、漢字では「天道虫」と書くんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「天道虫」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。普段、漢字で見る機会はほぼない言葉ですが、なんとなく読み方は想像できたかもしれませんね。
いままで気にしていなかった言葉も、漢字を知るとイメージが変わったりしませんか。気になった言葉は、どんどん調べてみましょう!
(ななしまもえ)