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結婚適齢期とはいつ? 適齢期に結婚するメリットとしないデメリット

大西みき

結婚適齢期とは何歳ぐらいのことを指すのでしょうか? また、適齢期に結婚すると何が良いのでしょう? 今回は結婚適齢期についてさまざまな面から解説します。

あなたは、結婚適齢期と聞いて何歳くらいを思い浮かべますか? そもそも結婚適齢期とは、どういった定義づけがされているのか気になりますよね。

この記事では、結婚適齢期についてさまざまな観点から解説します。

結婚適齢期とは何? いつのこと?

結婚適齢期とは、結婚に適した年齢のことです。

現在、民法上の婚姻適齢は男性が18歳、女性が16歳とされていますが、2022年4月1日からは男女とも18歳に変更されます。しかし、この年齢は学生である場合が多く、現実的に適齢期とはいえません。

晩婚化した現在でも25~29歳が結婚適齢期といえる

では、実際の結婚適齢期とはいつなのでしょう?

結婚適齢期に関する明確な年齢や定義づけはされていないものの、過去マイナビウーマンが行ったアンケート(※1)では、女性が考える結婚適齢期は28歳。

厚生労働省の「令和2年(2020)人口動態統計月報年計(概数)の概況」によれば、女性の初婚率は25~29歳が最も高い数値を示しています。

また、結婚式場の運営を行っているアニヴェルセル株式会社が行ったアンケート(※2)によると26~34歳に結婚をした人が一番多いという結果になりました。

個人や多様性を尊重する動きが浸透してきたことから晩婚化が進み、婚姻率自体も低下していますが、データを見るに25~29歳が女性の結婚適齢期といえるのではないでしょうか。

結婚適齢期に結婚するメリット・デメリット

次は、結婚適齢期に結婚するメリットとデメリットについて解説します。まずは結婚適齢期に結婚するメリットです。

メリット

適齢期といわれる年齢に結婚することで得られるメリットとは? よく挙げられるものを紹介します。

(1)周りからのプレッシャーを感じにくい

友人や知人など、同じタイミングで結婚している人が比較的多いため、晩婚となった場合にありがちな「あなたはまだなの?」という周囲からのプレッシャーを感じにくい点がメリットの1つでしょう。

(2)体力があるうちに子育てができる

もし子どもが欲しい場合、高齢出産となるとどうしても体力的な問題が出てきます。適齢期で結婚・出産を経験することで、まだ体力があるうちに子育てができるのは大きなメリットでしょう。

デメリット

次に、結婚適齢期で結婚した時に考えられるデメリットを紹介します。

(1)周りの友人と遊びに行くことが減った

周りの友人がまだ結婚していない場合、みんなは遊びに行っているのに自分だけなかなか出掛けられなくなったという人も少なくないでしょう。子どもができたならなおさらです。そんな時に、やや物足りなさを感じることもあるでしょう。

(2)経済的な余裕が無い

結婚適齢期の中でも特に20代中盤で結婚した場合は、まだまだ貯蓄が足りないということもあるでしょう。家を購入したり、子育てをしたりと、結婚後にはお金がかかることもしばしば。十分な貯金が無いままで結婚すると経済的な余裕が無く困ってしまうこともあり得ます。

結婚適齢期を過ぎた後に結婚するメリットとデメリット

結婚適齢期を過ぎてから結婚するメリットには、どのようなものがあるでしょうか。3つのメリットについて解説します。

メリット

結婚適齢期を過ぎてからの結婚にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

(1)精神的に余裕ができる

社会で長く経験を積めることで、精神的に余裕を持って結婚生活を送れるメリットがあります。成熟しているため夫婦げんかも比較的少なく、これまでの社会経験が子育てに生かせることもあるでしょう。結婚へ向けて気持ちを切り替えやすいのも特徴です。

(2)後悔が残りにくい

独身でいる時間が長い分、仕事や目標に対してしっかり取り組むことができ、結果を出しやすい点も挙げられます。自分のための時間を存分に過ごせるのも大きなメリット。仕事もプライベートも十分に謳歌しているため、結婚後に後悔が残りにくいでしょう。

(3)経済的な余裕が持てる

仕事で結果を残せることにより、収入面に余裕ができます。蓄えもそれなりにあるので、結婚後も比較的余裕を持てるでしょう。結婚式や新生活にかかる費用にもあまり苦労せず、理想を実現できる可能性があります。

デメリット

反対に、結婚適齢期を過ぎてから結婚するデメリットについても確認しましょう。

(1)体力に不安を感じる

妊娠や出産もさることながら、子育てには体力が必要です。年齢を重ねると体力が低下しやすいので負担に感じることも。特に仕事と育児を両立する場合は、負担が大きいと考えられます。

(2)育児と介護が重なる恐れがある

結婚適齢期を過ぎて結婚した夫婦は、両親も高齢であることが多いでしょう。そのため、場合によっては育児と介護が重なる恐れがあります。

また、子どもの世話を頼みたいときに親が高齢だと体力的に厳しく、頼みづらいと感じることも。仕事や自分の時間を捻出するために、ベビーシッターなどを利用することで費用がかかることも考えられます。

結婚適齢期は目安の1つ

結婚適齢期に結婚するメリットとデメリットをg紹介しました。とはいうものの、適齢期は単なる目安の1つに過ぎません。

自分自身が「結婚したい」と思った時がそのタイミングです。世間や周囲の意見に惑わされず、自分の幸せをきちんと描いて実現させましょう。

(大西みき)

※画像はイメージです

(※1)マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年1月26日~1月29日
調査人数:495人(22~34歳の働く未婚女性)

(※2)アニヴェルセル株式会社
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国20歳~39歳未婚・既婚男女618名
調査期間:2018年4月5日~4月7日
https://www.anniversaire.co.jp

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