結婚した後に子供を作るタイミングはいつ? 子供は作らない派の理由とは
結婚を意識したら、子供についても考える人は多いはず。結婚後、大体どれくらいで子供を作る人が多いのでしょうか? また、子供を作らないと考えている人はどういう理由が多いのでしょうか?
「結婚したら子作りはいつからするもの?」と気になっている人は少なくありません。また、子供が欲しい人は、金銭面はもちろんのこと、年齢のことも考えておかなければいけません。
本記事では、結婚後に子供のことを話すきっかけや作るタイミング、子供は作らない派の理由などを紹介していきます。ぜひ参考にして、自身の将来設計のヒントを得てくださいね。
結婚後に子供を作るタイミングと理由
子供を作るタイミングは人により異なりますが、以下3つに大別されます。
(1)結婚して間もなく
1つ目は、結婚して間もなくです。結婚から期間を空けないのは、以下の理由などが挙げられます。
・子供が好きで早く産みたい
・出産や子育てにも体力が必要なので若いうちに出産したい
・たくさん子供が欲しいと思っている など
早めに子供を作りたいと思っている場合は、パートナーの意向も事前に確認しておくといいでしょう。
(2)結婚してから1~3年後
2つ目は1~3年後です。このケースでは、以下のような理由が挙げられます。
・今は仕事を離れたくない
・もっと2人の時間を満喫したい
・結婚後しばらくは、2人で生活スタイルの基盤を固めたい
・子育ての資金をためる必要がある など
子供が早めに産まれると、その分2人で送る新婚生活の期間が短くなります。焦らず子作りしたいならば、数年後という選択肢を取っても良いでしょう。
(3)結婚してから3~5年後
以下のような理由で、3~5年のスパンをおいて子作りをする人もいます。
・遊びや仕事に専念した生活を送りたい
・経済的・環境的に子育てをするのが困難なのでじっくり考えたい など
ただし、いずれは子作りしたいという人は、年齢的な問題などもよく考えておく必要があります。
結婚しても子供は作らない派の理由
「そもそも子供は作らない」と考える人ももちろんいます。ここでは子供は作らない派の理由を、大きく6つに分けてまとめました。
(1)子供に興味がない・苦手だから
作らない派の理由1つ目は、子供に興味がないからです。中には「子供が苦手」という人もいます。
子供に興味がない、または苦手な理由としては、過去の家庭環境が影響することも。例えば、両親が子育てに苦労しているところを見た経験があると、「自分は子供を作らない」と考えている人もいるようです。
もちろん、結婚後にパートナーと一緒に過ごすことで考えが変わる人もいます。
(2)自分のやりたいことを優先したいから
子育てよりも自分のやりたいことを優先したいから子供を作らない、という人もいます。また、周りに子供を産まずに生活している先輩や上司などがいて、そういった人生に憧れる場合もあります。
(3)経済的に厳しいから
経済的に厳しいことを理由に、子供を諦める人もいます。他にも、「なんとかやりくりはできると思うが、現状の生活レベルを落としたくないから子供は作らない」という人も。
(4)年齢的に厳しいと感じて
子供は作らない派の理由には、年齢的に出産・子育てが厳しいことも挙げられます。妊娠・出産に年齢が関係するのはもちろんですが、子育てにもエネルギーが必要です。
また、子供を授かること自体には抵抗ないものの、高齢であるがゆえに無理には作ろうとしていない夫婦もいます。自然に任せて、「できたらいいね」と考えているケースです。
(5)時代的に生まれた子供がかわいそうだと感じるから
子作りしない理由には、「不景気な今の時代に生まれたら子供がかわいそうだから」という意見もあります。今生まれた子供は、不景気な時代を生きていくことになります。
また保育園が少なく、子供を育てる環境があまり整っていない時代でもあります。「子供1人の人生を預かるのは重過ぎる」という意見も。
子供が欲しいなら。パートナーと話し合うベストタイミング
もし子供が欲しいと考えているのであれば、子作りにいてパートナーと話す必要があります。ここからは、きっかけやベストタイミングについて確認しておきましょう。
(1)結婚観を確認する時
子作りについて話すきっかけの1つ目は、結婚観を確認する時です。パートナーとの未来を考え始めてから、もしくは付き合い始めた段階で話をしてみましょう。
交際期間中に話しておけば、互いの希望が一致しているかを事前に知ることができます。そうすれば今後の交際期間を安心して過ごすことができるでしょう。
(2)マイホーム購入時
子作りについて話すきっかけの2つ目は、マイホームを購入する時です。
例えば、モデルハウスを見学した際に、「今後の家族編成について決めていますか?」と聞かれてから具体的に話し始める人たちもいます。部屋割りを決める際に、「子供部屋はどうする?」という流れから話し合うケースも。
(3)高齢出産を意識した時
高齢出産を意識した時に、パートナーに子供についての考えを尋ねるパターンもあります。高齢出産とは、35歳以上の妊婦が初めて出産することを指します。
35歳に近い年齢、またはそれ以上の年齢で子供を作りたいと思っている人は、いつまでに妊活を始めたいかについてパートナーと話し合っておきましょう。
(4)パートナーが子供はいらないと打ち明けてきた時
子作りについて話すきっかけの4つ目は、パートナーが「子供はいらない」と打ち明けてきた時です。
2人の意見が異なるならば、納得できるまで話し合う必要があります。どうしても折り合いがつかない場合は、結婚を諦めるという結論を出すカップルもいるでしょう。
また、ひとまず意見が異なるまま結婚をした場合は、自宅購入や昇給の時にあらためて話し合いの機会を設けると良いでしょう。
子供が欲しいだけで結婚はしない方がいい?
子供が欲しいから結婚したいという人もいますが、その理由で結婚するのは、あまりおすすめできません。
なぜなら、結婚しても子供ができないケースもあるからです。子供ができなかった時に「結婚するんじゃなかった……」と後悔する可能性も十分に考えられます。
結婚を決める際に重要なことは、「子供ができなくても夫婦2人の幸せを見つけられる」と思えるかどうかです。
本当に後悔しないのか、その人だからこそ結婚したいと思っているのかを改めて考えるようにしましょう。
子供についてはパートナーとよく話し合おう
結婚して子供を作るかどうかは、その後の人生を左右する重要な問題です。パートナーがいる人は、お互いの考えを話し合って将来設計を立てていきましょう。
仕事やお金の話をきっかけに、そもそも子供が欲しいのか、子供を作るタイミングはいつがいいのかなどを尋ねてみてください。
意見が異なるならば、お互い納得できるまで話し合いを続けていきましょう。子供を作るかどうか自分の意見が固まっていない人は、周りの夫婦や先輩を参考に、パートナーとの生き方についてじっくり考えてみるのもいいかもしれません。
(アーリちゃん)
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