【難読】“ざく”じゃない?「挫く」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「挫く」の読み方です。
“ざく”ってなに? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「挫く」の読み方は?
「挫」は、挫折、捻挫と書くので、“ざ”という読み方は馴染みがありますよね。
しかし、これに送り仮名の「く」をつけて“ざく”とは読まないんです。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“くじく”と読みます。
「挫く」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「挫く」の意味は以下のように解説されています。
くじ・く【▽挫く】
[動カ五(四)]
1 手足の関節などに無理な力が加わって、関節やその周りを痛める。捻挫 (ねんざ) する。「足を―・く」2 勢いをそぎ、弱らせる。おさえる。「弱きを助け強きを―・く」「出鼻を―・く」
[動カ下二]「くじける」の文語形。
手や足の関節やその周辺を傷める、勢いをそぐといった意味合いの言葉です。「転んで足を挫いてしまった」なんて言いますよね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「挫く」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「挫」が使われている言葉から、意味や読み方を想像しやすかったかもしれませんね。
絶対に聞いたことがある言葉だと思うので、漢字も知っておきたいですね!
(ななしまもえ)