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「メシウマ」の意味とは? 由来と例文を解説

SNSなどで使われることのある「メシウマ」という表現。意味や由来を知らないという人も少なくないでしょう。今回は、「メシウマ」の意味と由来、例文について紹介します。

あなたは「メシウマ」という言葉の意味を知っていますか?

ネットスラングとしてSNSなどでよく使われている言葉ですが、意味を知らない人という人も多いのではないでしょうか?

この記事では、「メシウマ」の意味や由来、どんなふうに使われているのかについて詳しく解説します。

「メシウマ」とは?

まずは、「メシウマ」という言葉の意味と由来を見ていきましょう。

メシウマは「(他人の不幸で)飯がうまい」の略

メシウマとは、「飯がうまい」を省略した言葉です。

ですが、この言葉が意味するのは、単純に「ご飯の味がおいしい」ということだけではありません。

「他人の不幸でご飯がおいしい」という意味を含み、他人の失敗や不幸な姿を見て喜んでいる様子を表しています。

この言葉はネットスラングとして、主にSNS上で使われることが多いようです。

似た意味の言葉としては、「他人の不幸は蜜の味」「幸災楽禍(こうさいらくか)」が挙げられます。

ただし、前後の文脈によっては、単純に「ご飯がおいしい」という意味で使われる場合もあります。

「メシウマ」の由来

この言葉が生まれたのは2003年ごろ、ネット掲示板内にある「野球ch板」でした。

「野球ch板」にあるアンチ巨人のスレッドにおいて、「巨人が負けて今日も飯がうまい」と書き込まれたことから使われるようになった言葉です。

ライバルチームが負けることで、自分の応援しているチームが有利になる= 良い気分なるということが意味の由来とされています。

そのうち、この言葉は「野球ch板」以外でも使われるようになり、徐々にSNSなどへと広がっていきました。

「メシウマ」の例文

続いては、実際に「メシウマ」がどのような使われ方をしているのか、例文を交えて紹介します。

(1)人の失敗を喜ぶ場合

人の失敗やミスが、自分にとってプラスに働く時「メシウマ」で表現されることがあります。

例えば、自分が応援しているチームのライバルチームが負けた場合、喜びを表す言葉として以下のように使われます。

例文

・今推しているチームのライバルが負けたから、メシウマすぎる。

(2)自分の失敗が結果として利益につながった場合

自分の失敗が、結果的にラッキーな出来事につながった場合にも「メシウマ」で表現されることがあります。

例えば、遅刻したことが自分にとって都合の良い結果になった時は、以下のように使われます。

例文

・出勤の時にバスが遅延していて焦ったけど、朝一番の会議に出なくて済んだからメシウマだった。

(3)単純にご飯がおいしい場合

前述の2つとは異なり、単純に「飯がうまい」という意味で使われる場合もあります。

この場合、「ご飯がおいしい」というよりもよりカジュアルな表現として使われます。

例文

・気になってたカフェに行ってみたら、期待通りメシウマだった!

「メシウマ」の類義語と対義語

前述のとおり、メシウマの類義語には、「他人の不幸は蜜の味」「幸災楽禍(こうさいらくか)」が挙げられます。

ネットスラングでは、他人の不幸がうれしいという文脈で「ワロタ」という表現も使われることがあります。

なお、メシウマの対義語は「メシマズ」です。これは、自分のライバルや好まない相手が成功を納めて、喜べない気分の時に使われます。

「メシウマ」は他人の不幸を喜ぶネットスラング

「メシウマ」は、他人の不幸を喜ぶネットスラングです。

あまりポジティブな意味で使われない言葉ですが、文脈によっては単純に「ご飯がおいしい」という意味合いで使われる場合もあります。

前後の流れを読み取って、どんな意味で使われているのか注意してみてくださいね。

(蛍)

※画像はイメージです

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