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「とりま」の意味とは? 由来と使い方

ひらり

「とりま」は「とりあえず、まあ」の略語。さまざまな場面で使える便利なスラングです。今回は「とりま」の意味や使い方を詳しく解説していきます。

「とりま」という言葉を聞いたことはありますか?

実は昔からある言葉で、今も若者の間で流行している息の長いスラングです。今回は、そんな「とりま」の意味や歴史、使い方を紹介します。

「とりま」の意味と由来

「とりま」を会話に取り入れるために、まず言葉の意味を知っておきましょう。また、ここではあまり知られていない誕生の歴史についても紹介します。

「とりま」の意味とは?

「とりま」とは「とりあえず、まあ」を意味する略語で、その冒頭の文字を取って「とりま」となったそうです。

「とりあえず、まずはさておき」という意味で前置きとして使用します。堅苦しいニュアンスではなく、「まぁ、まぁ」とラフな雰囲気をまとった言葉です。

「とりま」の由来

あまり知られていませんが、実は2000年代「ギャル」と呼ばれる若い世代の間で流行したいわゆる「ギャル語」だったそうです。

当時、いろいろな略語が若者の間で飛び交っていたのを覚えているでしょうか。その中の1つに「とりま」があり、話を展開したり、切り替えたりする際の便利なスラングとして使われていました。

その後、「とりま」はSNSなどでよく使用されるネットスラングとして広まってきています。従って、誕生から十数年たったとされる今でも、若者言葉として多くの人に親しまれています。

「とりま」の使い方


では「とりま」をどんなふうに会話の中に取り入れれば良いのか、シーン別の例文と一緒に紹介していきます。

友人との会話や、SNSで活用するためのヒントにしてみてください。

話題を変えたい時

例文

とりま明日仕事嫌だな。

会話の途中で話題を変える時に使います。

大人数で会話をしていると、どんどん話題が変わってきます。そんな時「とりま」を会話の途中に挟むと話を切り替えることができます。

この使い方を覚えておくと、ちょっと話題を変えたい時にとても便利です。

ラフな発言をしたい時


例文

・○○君良いよね〜。とりま好きになった。

「とりま」を活用すれば、“言葉のラフ”さをまとうことが可能です。

・○○君いいよね~。好きなの。

・○○君いいよね~。とりま好きになった。

前者と後者では、後者の方が何だか軽いノリに感じませんか?

普通に発してしまうと重たく感じられる表現を、ラフな表現へと切り替えたい時、スラングは非常に便利です。

面倒なやり取りを省いて急ぎたい時


例文

とりまDM行く」

これは、TwitterのDM(ダイレクトメール)で会話の続きをしようと声をかけることを伝える例文です。

コミュニケーションが冗長になるのが面倒な時、「とりま」という言葉を使うことですぐさま本題に入ったり、スムーズなやり取りができるようになったりします。

忙しさを伝える時


例文

とりま今手が離せない。

こちらの例文は「とりあえず今手が離せない」というように、「とにかく」と同じニュアンスで使用しています。

忙しい状況を相手に伝えたい時、「今手が離せない!」とだけ伝えると、少々冷たい表現に。スラングの「とりま」を足すだけで、堅苦しさがなくなり、ぶっきらぼうな印象が和らぎます。

「とりま」を使っていこう

「とりま」は、さまざまな場面で使えてとても便利な言葉です。

ただ会社などかしこまった場所で使用すると少しイメージが良くないので、使う際はTPOを意識しましょう。

友人同士やSNSでさっそく使って、会話を楽しんでくださいね。

(ひらり)

※画像はイメージです

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