【難読】“ついえる”じゃない! 「対える」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「対える」の読み方です。
“たいえる”? “ついえる”? どちらが正しいの? なんて思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「対える」の読み方は?
「対」は、“つい”、“たい”という読み方をよくしますよね。「対」自体には、二つで一組のもの、向かい合うといった意味合いがあります。
しかし、これに送り仮名の「える」をつけて、“ついえる”、“たいえる”とは読みません。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“こたえる”と読みます。
「対える」の意味と使い方
『漢字ペディア』によれば、「対える」の意味は以下のように解説されています。
“こた‐える【△対える】
面と向き合ってこたえる。目上の人にこたえる。「恩顧に対える」”
読み方は難しいですが、“こたえる”と読むんですね。
「答える」や「応える」とは違い、「対える」は、目上の人の問いに返事をするときに使われる言葉になります。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「対える」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。同じ読み方をする漢字が他にもありますが、漢字ごとにきちんと意味も覚えておきたいですよね。
違う漢字で同じ読み方をする言葉はいくつもありますが、しっかりとそれぞれを使い分けたいですね。
(ななしまもえ)