「嫌われたかも」と思う瞬間。不安を感じた時の対処法は?
友人や好きな人と接している中で、「嫌われたかも」と不安になった経験はありませんか? 何が原因か分からないけれど、相手の態度がそっけない。今回はそんな「嫌われたかも」と思う瞬間や対処法、不安な気持ちをやわらげるコツを紹介します。
気の合う友人や好きな異性と接している中で、「あれ? 嫌われたかも?」と思った経験は、多かれ少なかれ誰にでもあるのではないでしょうか。
今回は、「嫌われたかも」と思う瞬間や対処法、不安な気持ちをやわらげるコツを紹介します。
もしかしたら嫌われたかもしれない、と悩んでいる方は、本記事を参考にしてみてください。
相手に「嫌われたかも」と不安に思う瞬間とは?
友人や好きな人の態度や行動から、「これって嫌われたのかも」と不安に思ってしまうこともありますよね。
では一体、どのような時に「嫌われたかも」と思うのでしょうか?
(1)会話が続かない時
相手から話題を振ってこない、結論だけを言って場を離れようとする、返事がそっけないという場合に、「嫌われているのかもしれない」と不安を感じる人も多いのではないでしょうか。
「自分のことが嫌いだから会話をしたくないのでは」と疑心暗鬼になってしまうのでしょう。
(2)遊びに誘っても断られた時
一度だけではなく連続して断られると、嫌われたかもと不安を感じます。
あまり親しくない相手であればまだしも、これまで普通に遊んでいた友人や好きな人だと、どうしてだろうと気に病んでしまうでしょう。
遊びに誘った際に「○日なら空いているよ」「来月ならいつでも大丈夫!」と相手から提案があれば問題ありませんが、「忙しいから」の一点張りで代替案すら提示してくれない場合は、不安になって当然です。
(3)LINEを既読スルーされた時
既読がつくのに返事がない、いわゆる既読スルーをされてしまうと、自分の存在を拒否されているような気持ちになりますよね。
何度も既読スルーされるなら、相手も何か思うところがあって距離を置いているのかもしれませんが、一度だけなら忙しくて忘れている場合もあるので様子見が必要です。
未読スルーされているという場合は、最悪相手からブロックされている恐れもあるでしょう。
(4)急によそよそしくなった時
今まではフレンドリーに接してくれていたのに、突然無視されてしまうようになったり、急に態度が冷たくなったりすると、「嫌われたかも……」と不安になってしまいます。
他の人には親切なのに自分にだけよそよそしい場合、相手はあなたに対して解消できない何かを抱えているのかもしれません。
しかし、単に相手の虫の居所が悪い場合も。いずれにせよ、冷たい態度=嫌われていると感じるのは当然の感情といえます。
(5)SNSのフォローを外された時
親しい人からSNSのフォローを突然外された場合、「自分の投稿を見たくないっていうこと? 何か嫌われるようなことをしたかな」と不安になってしまうでしょう。
連絡を取ろうにもSNSでしかつながっていない場合には、真相が分からずさらにモヤモヤしてしまうはずです。
(6)目を合わせてくれない時
「目は口ほどに物を言う」といいますよね。目を合わせてくれないということは、親密度を上げたくない、これ以上関わりたくないという気持ちの表れかもしれません。
相手が全く目を合わせてくれないとなると、嫌われているのかもしれないと不安を感じるでしょう。
しかし、自分だけでなく誰とも目を合わせないのであれば、そういう性格の人である場合も。誰に対しても目を合わせないのか、それとも自分にだけなのかを見極めることが必要です。

あなたの「嫌われやすいポイント」を診断でこっそりチェックしてみましょう。
「嫌われたかも」と思った時の対処法
「嫌われたかも」と思った場合、放置していると自分の心の中にモヤモヤがたまってしまいます。そのため、できるだけ早めに対処することが大切。
ここでは「嫌われたかも」と思った時にどう対処したらいいのか、その方法を紹介します。
(1)いったん距離を置く
相手との関係をクールダウンするために、いったん距離を置くことをおすすめします。
関係を修復させようと無理に話し掛けるなど、しつこく迫るのはかえって逆効果。
相手のネガティブな感情をリセットしてもらう意味でも、当面の間は距離を置きましょう。
(2)原因を探す
嫌われた原因を探して冷静に対処するのも大切なポイント。
知らず知らずのうちに、相手に嫌われる態度や発言をしてしまっている恐れがあります。いつ頃から嫌われたと感じるようになったのかを思い返して、原因を探ってみましょう。
しかし、どう考えても思い当たる原因がない場合は、相手の勘違いによる誤解である可能性も。勇気を出して話し掛けると、案外あっさりと解決するかもしれません。
(3)友人に相談する
友人に相談してみるのも1つの手段。共通の友人だと解決へのアドバイスをもらいやすいでしょう。
第三者の意見を聞くことによって、自分が気付かなかった点にも気付けるだけでなく、仲直りのための仲介役となってくれるかもしれません。
当事者より第三者の客観的なアドバイスの方が受け入れやすいというメリットもあります。
(4)相手に直接聞く
解決をとにかく急ぎたいなら、勇気が必要なことではありますが、相手に直接聞くのも1つの手段です。
ただし、聞く時は「何が不満なの」とけんか口調にならないように要注意。「怒らせてしまったみたいでごめん」と謙虚に接しましょう。
(5)素直に謝る
明らかに自分が悪いことをしたという心当たりがある場合、素直に謝ってみましょう。あれこれと言い訳を並べずに、スパッと謝ることが大切です。
面と向かって言うのが気まずいなら、LINEや手紙でもいいでしょう。文面に気を付けながら、自分の気持ちを伝えましょう。
(6)関係修復を諦める
最終的な手段となりますが、修復は無理そうだと感じたら潔く諦めることも検討してみましょう。気持ちを切り替えることも大切です。
しかし、職場が同じ場合など、今後も関わっていく可能性が高いならおすすめはしません。上記で紹介した別の方法で、修復を試しましょう。
「嫌われた」は思い込みかも? 不安な気持ちをやわらげるコツ
「嫌われたかもしれない……」と思うのは誰にでも起こり得る不安な気持ちの1つ。
しかし、自分自身に心当たりがあるならまだしも、心当たりもないのに、ただなんとなく「嫌われたかも」と思うのは時期尚早かもしれません。
最後に、そんな不安な気持ちを少しでもやわらげるためのコツを紹介します。
普段通りの生活を意識してみる
ネガティブにならず、普段通りの自分で過ごすのも大切なことです。
本当に相手から嫌われている確証がない場合、「嫌われているかも」と思っていたことが勘違いである場合も否定できません。
特別な根拠なく嫌われたと思っているのなら、あまり考えすぎずに、自分の好きなことや好きな人と過ごす時間を大切にして、穏やかな生活を送るよう意識してみましょう。
人の顔色を気にせず「ありのままの自分」を認める
相手に認めてもらうのではなく、ありのままの自分を受け入れてあげてください。相手の顔色をうかがってしまう人は、「相手に認めてほしい」という承認欲求が強いのかもしれません。
もちろん、認めてほしいと思うのは悪いことではないです。しかし、気にしすぎるのも好ましくありません。
人の顔色ばかり見るのではなく、今の自分をそのまま受け入れられるように自然体で過ごしましょう。
「全ての人に好かれる」なんて難しい
今回は「嫌われたかも」と思う瞬間をはじめ、対処法や不安をやわらげるコツを紹介しました。
私たちは、さまざまな人とコミュニケーションをとりながら社会生活をしているのですから、「嫌われたかも」と思うことは誰しもあります。
それがこれからも大事にしていきたい相手であれば、自分に何か原因がなかったのか振り返ってみて、自分から歩み寄ることも時には大切です。
しかし、一緒にいて心がつらくなるような相手であれば、自分1人が無理をしてつなぎ止めておく必要もないかもしれません。
全ての人に好かれようと思わなくていいのです。あなたを好きだと言ってくれる人を大切にできる、そんな人でいられたら、それで十分ではないでしょうか。
(律)
関連する診断もあわせてチェック!
※画像はイメージです