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自然消滅を招く理由とは? 自然消滅を望む人の心理&防止策

ひろたかおり(恋愛コラムニスト)

決定的な別れ話をせず、自然消滅してしまうカップルも少なくありません。中には彼氏や彼女からの連絡が途絶えて音信不通となり、そのままということも。恋愛コラムニストのひろたかおりさんが、自然消滅の理由やそれを望む人の心理、防ぐコツを紹介します。

彼氏や彼女と遠距離恋愛になってから連絡が来なくなったり、喧嘩して音信不通になったり。

音沙汰がない状態になると、「このまま関係が終わってしまうかも」と不安になりますよね。

自然消滅を避けるためには、どんな対策をすればいいのでしょうか? 今回は「自然消滅」をテーマにお話しします。

自然消滅の基準はカップルによっても異なる

恋人と連絡がつかないまま時間が経つと、頭に浮かぶのが「自然消滅」という言葉。

音信不通がどのくらい続くと自然消滅したといえるかは人それぞれであり、2人の付き合い方によっても変わってきます。

毎日LINEでやりとりをしていた、頻繁にデートしていたというカップルなら、数週間も連絡がないとフェードアウトされた可能性も考えられます。電話は週に1回、会うのも月に1回程度のカップルなら、数カ月様子を見てもいいでしょう。

いずれの場合も、何かしらの事情があって連絡が途絶えてしまったという場合もあるので、早合点は禁物です。

「普段の状態と比べて明らかに様子がおかしいと言えるかどうか」を目安に考えるようにしましょう。

自然消滅の理由とは?

では、何が自然消滅を招くのでしょうか?

カップルによってもさまざまな理由があると思いますが、ここではいくつかピックアップして説明します。

(1)遠距離恋愛になったから

恋人が遠方に転勤になったり、自分が地元に戻ったり、2人の間に物理的な距離ができてしまうと、必然的に会う回数も減ります。

相手の状況が見えないので、気軽に「電話しよう」「会おう」と言いづらい雰囲気を感じてしまうこともあるでしょう。その結果、だんだんと疎遠になっていき、いつの間にか自然消滅となってしまうことも。

(2)他に好きな人ができたから

付き合っている恋人がいるけれど、他の異性を好きになってしまった。

そちらに夢中になると恋人へ意識を向けなくなり、連絡しようという気持ちや会おうとする気力も薄くなります。

あえて接触頻度を減らすことで恋人との距離を置いていき、その結果、自然消滅となってしまうケースもあります。

(3)仕事やプライベートが忙しいから

新しい部署に配属になったり、昇進して以前より業務が増えたり、新しい趣味を始めてプライベートが忙しくなったりなど。

仕事や趣味に没頭するあまり恋人に割く時間がなくなり、連絡や会う機会が自然と減り、距離ができていくパターンです。

(4)喧嘩をして怒っているから

喧嘩の原因が相手にあると思っている、また傷つけられて怒っているような時は、連絡をする気が起きないですよね。

連絡をしない・相手からも来ないうちに、互いに愛情が冷めてそれっきりになることも。

(5)我慢できなくなったから

恋人に不満があってそれを我慢していたけれど、つい限界を突破してしまい音信不通となるパターンも。

連絡を断つことが別れたい気持ちのアピールであり、そのまま自然消滅へ持っていきたいのですね。

(6)自分から別れてほしいと言えないから

恋人と別れたいけれど、自分から切り出す勇気がないから言えない。

連絡をしなければそのまま関係も終わるだろうと思い、あえて音信不通になって相手を遠ざけるケースもあります。

自然消滅を望む人の心理

自然消滅は決して良い終わり方とは言えません。残された方は悲しい思いをします。

あえて自然消滅を望む人には、どんな心理があるのでしょうか。少し見ていきましょう。

(1)別れ話が面倒

自分の都合で別れたい時、あれこれと理由を尋ねられることを想像すると、別れ話をするのが面倒に感じます。

責められたくない、泣かれたくないなど、修羅場を回避したくて自然消滅を狙うことも。

(2)お互いに傷つきたくない

別れ話はお互いにつらい思いをするし、自分が切り出す側になると相手を傷つけることに罪悪感を覚えます。

自然消滅で終わればそんな場面を迎えずに済む、と考えるのですね。

(3)つながりを残しておきたい

恋人関係を続ける気はないけれど、完全に縁を切るとまた関心が向いた時に仲を深めるのが難しくなる。

そこで、決定的な別れ話をするのではなく、あえて自然消滅にしておくことで、つながりだけは残しておこうと考えるのですね。

自然消滅をしないために気を付けるポイント

自然消滅を避けるには、どうすればいいのでしょうか?

ここでは、普段から気をつけておきたいポイントを紹介します。

愛情はこまめに伝える

相手があなたとの関係を続けていこうと思うためには、2人のつながりが心地良いものであることが何よりも重要です。

気持ちは普段からこまめに伝えること、また伝えてくれた時はしっかり受け止める姿勢が、2人の愛情を育てます。

愛情表現が苦手な人の場合は、無理に引き出すより、まずは自分が「好き」という気持ちを届けることを意識したいですね。

意見を言い合える関係を目指す

自然消滅したカップルには、普段から思ったことを言えない、喧嘩ばかりする、話し合いができないなど、ネガティブな関わり方が目立ちます。

衝突を恐れず気持ちを言い合えること、2人で解決策を探していけることが、関係を前向きに続けていく秘訣です。

お互いの意見を尊重できるつながりを目指しましょう。

相手との関係を見つめ直してみて

自然消滅で終わるのは、双方が「それでもいいや」と思ってしまうから。

「自然消滅するのかな。それは嫌だな」と感じた時は、もう一度相手との関係を見つめ直しましょう。

今後、相手とどんなつながりでいたいのかをはっきりさせておけば、とるべき行動も決まってくるはずです。

(ひろたかおり)

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※画像はイメージです

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