プロポーズのタイミングはいつがいい? 女性が喜ぶシチュエーション
彼女にプロポーズしたいけど、いつすればいいのか、どんなふうにすればいいのかって分からないものです。真剣交際中、タイミングを逃したくない男性に向けて、恋愛・婚活コンサルタントのひろんさんが、気になる女心を交えながら解説してくれました。
結婚したいほど大好きな彼女がいるけど、付き合って半年でプロポーズをしたら早すぎるのか!?
プロポーズするなら負け戦はしたくない!
どうせなら彼女に感涙してほしい!
でも、女心が分からない!
……と悩みを抱える男性も多いのではないでしょうか。
そんな悩める男性陣のために、妙齢女子の乙女心をまとめてみたいと思います。
プロポーズから結婚までの期間はどのくらい?
彼女とずっと一緒にいたい! 結婚したい! という気持ちを固めたものの、
「プロポーズはまだ早すぎる?」
「彼女にそもそも結婚願望があるの?」
「焦って失敗したくない」
と、および腰になってしまう男性陣は多いものです。
まずは、多くの女性にありがちな結婚観をご紹介しておきましょう。
20代前半の若い女性なら「付き合って3年ぐらいは様子を見て、仕事がひと段落してから……」と、のんびり考えており、結婚がまだ現実的なものとして捉えられていない場合もあるでしょう。
しかしながら、女性も27歳ぐらいになると、周りの友人たちがぼちぼち結婚し始める第一次結婚ラッシュを迎えます。30歳ぐらいで第二次結婚&第一次出産ラッシュ、34歳ぐらいで第三次結婚ラッシュ……と、年齢を重ねるごとに未婚の友人が減っていくもの。逆に既婚子持ちの友人が増え、「次は自分かな?」と真剣に考えるようになる人も多いです。
そのため、あなたの彼女が25歳以上なら、もしかすると付き合う時点で結婚が視野に入っている可能性も十分にあり得る話。
つまり、自分が「結婚したい!」と思ったタイミングで即プロポーズして全く問題ありません。多くの場合、すごく喜ばれるのではないでしょうか。
好きだから付き合っているんです。
大好きな彼氏にプロポーズされたら、そりゃうれしいに決まってるじゃないですか。
中には女性から「結婚」というキーワードを出すことで「重い女と思われそうで怖い」と、結婚したい気持ちを表に出すことができない女性も多いもの。
できることなら彼氏にリードしてもらいたいと考える女性もたくさんいます。
たとえ今すぐに結婚とはならなかったとしても、「ずっと一緒にいたい」そう想ってくれている……、乙女心としては、その真剣な気持ちそのものがうれしいんです。
プロポーズまでの交際期間は平均3.4年
ちなみに、2021年の首都圏版「ゼクシィ結婚トレンド調査」(リクルート ブライダル総研調べ)によると、プロポーズまでの交際期間は平均3.4年。
交際1~2年で結婚にいたるカップルも多く、「まだ1年しか付き合ってないから早すぎるかな?」と不安になる必要はなさそうです。
また、婚活パーティや結婚相談所などで結婚を前提に出会っていたり、最初から結婚を前提にお付き合いをしていたりする場合は、交際期間が半年など短くなることもあるでしょう。
プロポーズのタイミングは、結婚式の約1年前が目安
また、「いつ頃までに結婚式を挙げたいか」を目安に、プロポーズのタイミングを逆算することもできます。
同調査によると、プロポーズから挙式までの平均期間は1年間です。
多くの場合は婚約が成立してから「そもそも結婚式を挙げたいか? フォトウェディングにする?」などを話し合うと思います。自分は結婚式を考えていなくても、パートナーは「絶対に挙げたいと思っていた」なんてケースもあるかもしれません。
念のため、結婚式の予定からも逆算してプロポーズのタイミングを考えておくと良いでしょう。
女性が喜ぶ理想のプロポーズとは?
いざプロポーズをしよう! と決めたものの、一体どんな場所でどんなシチュエーションで、どんなふうにプロポーズをすれば、女性が感涙してくれるのか?
アンケート調査結果なども交えながら、解説したいと思います。
女性がプロポーズされたい場所ランキング
Q.あなたの理想のプロポーズ場所を教えてください。
第1位 2人の思い出の場所(35.6%)
第2位 夜景の綺麗な場所(20.3%)
第3位 どちらかの家(17.5%)
第4位 旅行先(7.8%)
第5位 レストラン(5.5%)
第6位 ホテル(5.3%)
第7位 海辺や山、公園など自然のある場所(3.0%)
第8位 テーマパーク(1.3%)
※有効回答数399件。単数回答式、9位以下省略・その他除く
出典https://woman.mynavi.jp/article/180427-6
女性にはプロポーズに対する憧れがあり、できれば一生もののすてきな思い出として記憶に残しておきたいという願望があります。アンケート結果にもそれが表れていますよね。
とはいえ既婚者にアンケートをとった結果、実際にプロポーズされた場所で挙がったのは「彼氏の自宅」だったりします(出典https://woman.mynavi.jp/article/180427-6/)。
無理にサプライズを企画し、考え過ぎて自滅するぐらいなら、場所にこだわらず、まっすぐな気持ちをぶつけるのが一番だと思います。
プロポーズの方法やタイミングは?
ゴタゴタと長ったらしいプロポーズをするよりも、ストレートにシンプルに伝える方が女子には響きますし、不器用男子なら墓穴を掘らなくて済みます(笑)。
ま、理想と現実は違っていて、私の場合、「僕と結婚するべき理由」という超絶長いレポートを提出されたこともありましたが……その元夫とはあえなく離婚(遠い目)。
極論を言えば、どんなプロポーズをしたとしても、結果は変わりません!!
ご縁があるなら成功するだろうし、そうじゃないなら、破局します……。
プロポーズがすてきだったから結婚するのではなく、結局は相手のことが好きだから結婚するのです。
まあ、彼女が評価するとしたら、「できるだけすてきな思い出になるように、一生懸命考えた形跡」でしょうか(笑)。
プロポーズにおすすめのタイミング
では、プロポーズはどんなタイミングですると成功しやすいのでしょうか?
(1)2人の記念日
王道なのは、付き合い始めた記念日や初デートをした日など。付き合い始めた記念日がそのままプロポーズ記念日になるなんて、何だかすてきですよね。
当時告白をした場所や初デートの場所でプロポーズをしたら、「○年越しに同じ場所で、今度は恋人じゃなくて夫婦になるんだな」なんて、ロマンチックな雰囲気を演出できます。
(2)相手の誕生日
相手の誕生日にサプライズでプロポーズするのもおすすめです。
どちらかの誕生日ならば、プロポーズ記念日を覚えやすいかもしれませんね。人生の節目となる日のプロポーズは、思い出に残ること間違いなし!
(3)クリスマスやバレンタインなどのイベント
クリスマスやバレンタインは、街にイルミネーションがあったりチョコレートであふれていたり、恋人たちのテンションを上げてくれるイベントです。
クリスマスディナー、バレンタインディナーと称してプロポーズを企画してみるのも良いかもしれませんね。
(3)旅行に行った時
旅先でプロポーズをしようと思うのなら、王道は食事の後の海辺の散歩中や最終日の夜の晩餐(雰囲気のいいレストランで)などになるのでしょうが、タイミングばかりを気にし過ぎるよりも、一緒にいる時間の中で「ここだ!」というタイミングを見つけるつもりで行くぐらいの方がすてきなプロポーズになるでしょう。
(5)何でもない日
何でもない日でも、プレゼントを準備したり方法を考えたり、一生懸命に企画してもらったプロポーズがうれしくないわけがありません。
変に気負わず、一緒に朝食をとるタイミングや、夕食やお風呂を終えてリラックスしているタイミングでさらりとプロポーズするというのもすてきだと思いますよ。
プロポーズの時にプレゼントする物の例
もちろん、プロポーズで何かプレゼントを渡すかどうかは自由です。「結婚してください」という言葉だけでも十分に喜んでもらえるはず。
しかし、言葉と共にプレゼントを用意していたら、もっとムードが盛り上がりそうですね。ここからは、プロポーズと共にプレゼントする人が多い物をいくつかご紹介します。
(1)婚約指輪・エンゲージリング
プロポーズと言えば「箱パカ」を連想する人もいるのでは? 女性の中にも、映画やドラマのワンシーンのような、こんなプロポーズに憧れている人がいるかもしれません。
彼女の好みが分かるならば、用意してあげると良いですね。
しかし、好みやサイズなどが見当もつかない! という場合は、無理に箱パカをしようと思わなくてもOKです。
婚約指輪って高額なものじゃないですか!?
そして、一生ものなわけじゃないですか!!
そういう大事なものは、できれば一緒に選びたい or 自分で選びたいと考えている女性も多いはずです。もしくは、婚約指輪はいらないから、その分結婚指輪を高価にしたい! 新婚旅行で海外に行きたい! のように考えている女性も意外といるんです。
箱パカをやるにしても、とりあえずイミテーションを用意して、後で本物を買いに行こう!という流れにするか、箱パカではなく少し豪華な花束ぐらいにしておいた方が無難です。
(2)花束
婚約指輪は一緒に選びたい派の人は、少し豪華な花束を用意しておくと喜ばれそうです。
プロポーズで渡す花束としては、「赤いバラ」が王道です。「愛」というロマンチックな花言葉を持つため、プロポーズにぴったり!
また、バラの花束は本数によって意味が異なります。108本のバラには「結婚してください」という意味がありますよ。
とはいえ、「108本のバラの花束を電車で持って帰るのは恥ずかしい……」のように感じる人もいるかもしれないので、シチュエーションや相手の性格を基に考えてあげると良いですね。
(3)ケーキ
自宅やレストランでプロポーズを考えている場合、ケーキを用意しておくのも良いかもしれませんね。
ケーキのプレートに「Will you marry me?」と入れておく……なんて演出もすてきです!!
タイミングが悪いプロポーズってある?
プロポーズのタイミングの良し悪しは、あなたとパートナーが決めること。どんなタイミングでも、プロポーズをされたらその日が最高のタイミングになるでしょう。
とはいえ、失敗しやすいプロポーズのタイミングも。いくつか例を見ておきましょう。
(1)相手の仕事が忙しい時
相手の仕事が繁忙期、トラブルが起きていて残業続き、転職したばかりでまだ職場に慣れていない……といったタイミングは、自分のプライベートについて考える時間が少なくなりがち。
仕事が落ち着いた時期の方が、プロポーズされた幸せをじっくりと味わえるはず。
(2)家庭の事情で余裕がない時
結婚を意識する年齢になると、家族のことや友達のこと、いろいろと悩みが出てきます。
自分が周りをサポートしなければならない時期にプロポーズをされると「こんな時期に結婚を決めるなんて申し訳ない」という気持ちになってしまう人もいるかもしれません。
もちろん、大変な時期だからこそ「自分も一緒に支えになるよ」という意味でプロポーズするのはとてもすてきなことです。一概にこの時期がNGというわけではありませんが、相手の性格を考えたいところではありますね。
(3)自分の収入が安定していない時
転職活動中などで今後の収入がどうなるか分からない時は、「安定してからプロポーズしてほしい」と感じられてしまうかもしれません。
結婚となると、「好き」という気持ちだけでは成り立ちません。お金のことや将来に向けた貯金など、シビアな目でも判断しなければならない事象がたくさん出てきますよね。
なるべく仕事や収入が安定して、自分自身も落ち着いて、自信を持ってプロポーズできる時期を選ぶと良いでしょう。
プロポーズが成功したら親へ報告を!
「鉄は熱いうちに打て!」とはよく言ったもので、結婚には「勢い」と「タイミング」も大事です。
実際には、お付き合いがズルズルと長くなればなるほど、結婚にたどり着かない可能性も高くなるもの。
私が思うに結婚適齢期とは人それぞれで、本気で「結婚したい!」と思った時がベストタイミングなんですよね。
「○年付き合ったから」とか「もう○歳だから」ではなく、今の気持ちが一番大切。
大好きな彼女のために、どうプロポーズをすればいいか? と悩んでこのページにたどり着いた諸君は、既にイイ男です。
自信を持って、気持ちをぶつけてくださいね。
また、プロポーズが成功したら、なるべく早めに親へ報告を! この後も、お互いの親へのあいさつや両家顔合わせなど、やることは盛りだくさん! 今だけ味わえる幸せな忙しさを、ぜひ楽しんでくださいね。
(ひろん)
※画像はイメージです