清楚系女子の特徴と男ウケする理由【令和版】
男性は清楚な女子が好き。服装やメイクや髪型を清楚系にすれば、きっとモテる。これ、実は半分正解、半分不正解です。一体どういうこと? 令和版清楚系女子の特徴とは? コラムニストのウイさんに教えてもらいました。
「清楚系女子はモテる」よく目にする言葉です。
確かにそうかもしれません。いつだって男性は「やっぱ女は清楚がいいよね~」とか言うんですよ。アホな顔して。
今回の記事を書くにあたって改めて「清楚」の定義を調べたんです。Wikipediaを見て笑いました。
「体臭はデオドラントするよう心がける」とか「スカートの場合は、裾の長さは膝の上下5cm程度に留める」とか「成人女性であれば素脚の露出を控えるためストッキングが必要不可欠である」って書いてあるんです。昭和の話かと思いました。
では「清楚系」とは一体何なのでしょうか。その特徴となぜモテるかについて今回は書かせていただきます。
清楚系とは……。令和の男性は知ってしまった
清楚系と聞いて思いつくのはなんでしょうか。「黒髪」「ナチュラルメイク」「白い肌」「パステルカラーの洋服」あたりでしょうか。確かにこれらの要素は「清楚系」の代名詞として長年使われてきました。
しかし、今は令和です。
メイクは薄い方が清楚だとか、黒髪だから清楚だとか、そんな判断基準は平成に置いてきたんですよ。多くの男性たちは。
知ってるんです。清楚は簡単に作れるということを。そして、作られた清楚はいとも簡単に崩れてしまうことも。
SNSや、マッチングアプリの進化で男性たちは勉強し、失敗を繰り返しながらそのことを学んだんです。
確かにいますよ。
黒髪ナチュラルメイクで、白のカットソーの上にパステルカラーのカーディガン羽織って、花柄のフワッとしたひざ丈のスカートに、華奢なヒール履いて、クセのないヌーディーなピンクのネイル塗っておけば「清楚だ。素敵だ」って言う男性。いまだにいますよ。
でも、ここで残念なお知らせをしなくてはなりません。
この記事を「ほうほう。やっぱり清楚系がいいのか」と思いながら見ている女性読者たちは、外見をちょろっと変えただけで「清楚、好き」とか言っちゃうような男性を好きにはならないんです。
そんな単純で深みもなく、価値観が昭和平成からアップデートされていない男性、好きになれます?
パステルカラー、着たければ着てください。黒髪ナチュラルメイクをしたければしてください。でも、それが「清楚はモテるって聞いたから」というあざとさ満載の動機ならするだけ無駄です。
あなたが恋愛対象とする多くの男性には刺さりません。もう学んでしまったから。
とはいえ、上辺ではない「清楚」はやっぱりモテます。
では、令和の「清楚」とはどんなものなのでしょうか。そのあたりを解説します。
そもそもなんで清楚はモテるのか
令和版の清楚の話をする前に「そもそもなぜ男性は清楚が好きか」について言及する必要があります。
理由は単純明快。どれだけ時代が変化しようが、男性はいつだって女性の「初めて」になりたいからです。
こんなおいしいの初めて食べた、こんな景色初めて見た、こんなプレゼントもらったことない、こんなの初めて(エロい意味で)。
こればっかりはどれだけ時代が変化しようと変わりません。いかに女性の「初」になるか、そればっかりを男性は考えているのです。
そうなると「なんか慣れてそうな女子」より「清楚系」を選んでしまうのです。悲しい性ですよね。
これが男性が「清楚系」を求める普遍の理由なのです。
令和版清楚系女子の条件
では、外見に依存せずに「清楚系」になるにはどうすればいいのでしょうか。最も効果的で、令和が終わった後にも使える唯一無二の方法をお伝えします。
それは「こう見えて、ウブなんだぜ」です。
前述の通り、男性は「こんなの初めて」を求めています。
もし、あなたの恋愛経験が少ない場合、それはストロングポイントになります。恋愛経験が少ないことをコンプレックスに感じる女性もいますが、それはあなたの長所なんです。
男性は言うんですよ。「モテてきたでしょ」とか。何も知らないで。
そこで、開示するんです。「もう29歳なのに、実は恋愛経験本当に少なくて、それがコンプレックスなんです」って。
男性は何て思うでしょうか。「この子の初めてになりたい」です。
恋愛経験が少ないって、男性から見たら伸びしろしかないんですよ。ここで「重そう」って思う男性ならこっちから狙い下げですよ。そんな男、黒髪のパステルカラーに任せておけばいいんですよ。
ここまで読んで「あ、無理。だって私、恋愛経験多いし、幾多の修羅場も乗り越えてきちゃったよ」という方、大丈夫です。世の中には「ついてもいいウソ」があります。
それが「こんなの、初めて」なんです。
これからお花見のシーズンです。花火大会もあります。誕生日がくればプレゼントをもらうこともあるでしょう。
連呼してしてください。「こんなキレイな花火初めて見た」「こんなプレゼントもらったことない」って。いいじゃないですか、そこは。
「さすがにそれは……だってもっとうれしいプレゼントもらったことあるし」って感じるなら「こんな楽しい誕生日初めて」とかでもいいと思うんです。
探せば必ずどこかに「初めて」はあるはずです。それだったらウソになりませんよね。
しかもこれは、あなたの服装が清楚から離れていればいるほど効力を増します。ギャップが出るからです。
男性は「初めて」とともに「ギャップ」も大好物。
つまり、恋愛における最強の合わせ技が「こう見えて、ウブなんだぜ」なのです。
令和女子の「モテ清楚系作戦」で男心をつかもう
「こう見えて、ウブなんだぜ」。
どうか男性へのサービスだと思ってやってみてください。全然あざとくなんかない。
黒髪やナチュラルメイクで無理して演出する「清楚」なんかよりも、ずっと清楚ですから。
令和の女子はこの作戦でいきましょう!
(ウイ)
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