「声が好き」と男性に言われたら? 恋愛に発展させる方法
気になる男性に「声が好き」と言われたら、脈ありor逆に意識されてない? 男性心理を心理カウンセラーの凛音が解説。「声が好き」と言う男性の本音と、恋愛に発展させる方法をご紹介します。
二の腕フェチや足フェチなど、人によって異性のグッとくるパーツはいろいろあります。
そんな中で、“声”というポイントも、フェティシズム(フェチシズム)のひとつ。声優やアナウンサーなど声を使った仕事も成立するほど、声はその人の個性を十分に表現できます。
そんな“声”に対して、男性が「好き」と言うときは一体どんな気持ちなのでしょうか。
「声が好き」という男性心理とは?
まずは女性の声に男性がグッとくるタイミングや気持ちについて、解説しましょう。
ただし、本音と建て前の場合があるため、どちらなのかは前後の雰囲気で感じ取る必要があるかもしれません……。
声フェチの男性
“声”に萌えポイントを感じる、こだわりが強い男性は、やはり声に対して細かい好みがある傾向があります。とくにアニメ声、ハスキーボイスなど、特徴のある声が好きだという男性は、顔やスタイルよりも声に反応しやすいはず。
このタイプの男性は見た目の好みはさほど細かくはないのですが、声のストライクゾーンが狭い可能性が高いので、声がはまらないと好かれるには苦労するかもしれません。
フィーリングが合う
気持ちが高ぶると声は上ずり、逆に落ち込めば声のトーンは下がりますよね。“声”はそのものの質だけでなく“声色”としてテンションの変化を感じ取ることができます。
人は自分の気持ちと同じように声のトーンが変動する、つまりフィーリングが合う人のことを「相性がいい!」と判断しやすいもの。
「声が好き」と言われたときは、その相手にとって「フィーリングが合う人だ」と認識されている可能性があります。
下心がある
男性が女性の声をほめるとき、その声からセクシーさを感じ取っている可能性があります。
声の好みは通常の会話をするときだけでなく、2人だけになったときの甘い声も意外と顕著に表れるもの。会話中のちょっとしたため息交じりの声などに自分の好みの声質を見つけると、男性は思わずドキッとしてしまいます。
突然「声が好き」と言い出したら下心があるかもしれないので、誘いには相手の本気度をよく見極めて乗るか乗らないか判断するといいでしょう。
褒めるところが見当たらない
こちらは建て前の場合。見た目や雰囲気に褒めるところがなく、苦肉の策として「声がいいですね」と褒めてくれたパターンです。
本音か建て前かを見分けるには、会話の盛り上がり具合。楽しく会話している中で言われれば本当に「声が好き」と思っている可能性はありますが、やり取りがうまく続かない会話で言われた場合は、お世辞に近いかもしれません。
悲しい展開ではありますが、相手にはまらないのなら仕方がありません。笑顔で「ありがとうございます」と返して大人の対応をしましょう。
“声が好き=脈アリ”と考えていいの?
声というのは、コミュニケーションにおいてかなりたくさんの情報を伝える要素。声と声色だけでも、ある程度その人の性格や感情を感じ取ることができます。
常にコミュニケーションで使っている“声”を「好きだ」とほめる男性は、ほぼ“脈あり”だと考えてよいでしょう。
実は、見た目や雰囲気と同じく、声も生理的な好き嫌いを分ける部分。どの人も一度は「なんか好きじゃない……」という好みに合わない声を聞いたことがあるはずです。
どんなにイケメンでも、声が自分の中でピンとこなかったり、思っていた声と印象がちがっていると、全体的な評価がイマイチになったりしますよね。
男性も感覚は同じ。あなたの声を「耳障りがいい」と感じてくれているならば、フィーリングが合う相手である可能性はかなり高いでしょう。
「声が好き」と言う男性と恋愛に発展させる方法
声をほめられ、せっかく相性のよさそうな相手がいるのですから、ぜひとも本格的に恋愛へと発展させたいですよね。
どうせなら、“声”を上手に活かしたアプローチ法で攻めたいもの。どんな方法で相手をノックアウトすればよいのでしょうか。
電話をする
電話は声が耳にダイレクトに伝わるので、声のアプローチとしてはかなり強力。
普段の声と電話の声は少しイメージが変わりますが、それもちょっぴりパーソナルなイメージを与えるので効果的。自分だけに語りかけられているような感覚にさせることができ、相手はいつもよりドキドキするはずです。
さらにまわりの音が静かで、かつ気持ちが高揚しやすい夜から深夜の時間帯に電話をすると、より親密度が増すでしょう。ただし、相手の迷惑にならないよう、生活のリズムは事前に確認しておきましょうね。
相手に合わせた声色とリアクションをする
人は自分の話をちゃんと聞いてくれる相手に信頼を感じます。
初デートやまだ関係が浅いときは、相手の話に対してわかりやすくリアクションをすることを心がけてみてください。
大事なのは、相手のテンションに合わせて声色とリアクションを変えること。
たとえば、相手が楽しそうに話しているならば自分も笑顔でリアクションをして声も高めにし、悲しそうならば残念そうなリアクションをとりつつ声色を低くするなど。
声の質を好んでくれている相手は、すでにあなたに対して「フィーリングが合う」と感じていますが、さらに話もしやすいとわかったら「この女性を離したくない!」と思ってしまうはずです。
また、さまざまな声色を見せることで、声のバリエーションを相手に楽しませることも可能に。一石二鳥のアプローチになるのです。
自分も「あなたの声が好き」と言う
人は自分と同じ感覚を持つ人に親近感を持つもの。
相手に「声が好き」と言われたら、「私もあなたの声が好き」と返すと、2人の間に共感覚が生まれて親しみが増します。もちろん、自分の要素を「好き」と言われること自体、相手をドキッとさせることができるので、これはどんなことにも応用できます。
仮に、そこまで相手の声が好きでなかった場合でも「あなたの声も聴いていて落ち着く」「やさしい声で安心感がある」など、相手が納得しそうな表現でほめてあげましょう。
また、好きな声で自分のことを褒められるのも、萌えポイントのひとつ。この際、声を最大限に利用して相手を褒めると、気持ちもプラスに働くはずです。
「声が好き」は第一印象のハードル高め! 上手に活かして
好きな声は心に安らぎと歓びを与えます。
カラオケに行ってなんとも思っていなかった男性が意外といい声だったことに気づくと、ちょっと好きになってしまったりしますよね。ときには恋心に火をつけてしまうほど、声には多大な影響力があるのです。
建て前で言っていない限り、声を褒められたということは、あなたに魅力を感じていることはまちがいありません。
声がOKならば、生理的にもOKなことがほとんどです。あとはあなたの魅力をさらに伝えるだけなので、見た目を磨いたり思いやりのある対応をしたりなど、総合的な人間力を高めていきましょう。
ただ、第一印象のハードルが上がっている可能性が高いので、「声はいいんだけどな……」と残念に思われてしまうこともありえます。
せっかくのチャンスを逃さないよう、上手に声のよさを活かして恋愛を成就させましょう!
(凛音)
※画像はイメージです