「彼氏に愛されてる自信がない」ときにすること
彼氏に愛されてる実感はありますか? 自信がないという人も中にはいるのではないでしょうか。愛されてるという実感がない人は、本当は愛されてるのに彼の愛を無駄に疑っている場合もあるようです。どうしたらいいのか、文筆家のにらさわあきこさんに聞いてみました。
せっかく彼氏ができたのに、「本当に愛されてるの?」と不安になることってありますよね。
連絡するのが自分からだけだったり、レスがそっけなかったり、一緒にいても上の空になられたりすると、自信がなくなっても不思議はありません。
彼に愛されてる自信がなくなってきたときは、どうすればいいのでしょうか。一緒に考えていきましょう。
本当に彼氏に愛されてないのか?
「私、あんまり愛されてない?」と不安に思う女性は多いですが、実は、単なる勘違いということも。
本当に愛されてないのか、それとも実は愛されてるのか、彼の行動から判断してみましょう。
本当に愛されてるか自己診断してみよう【チェックリスト】
下記の項目で、当てはまるものにチェックをしてみましょう。
□遅くとも、ラインの返信はくる
□会っているときは楽しい
□2週間に1度は会っている
□彼の友人に紹介されたことがある
□悩みを相談されたことがある
□彼の小さいときのエピソードを知っている
□歩くとき、手をつないでいる
□長期休暇に行きたい場所や、将来したいことの話題が出る
□自分の趣味に付き合ってくれる
□自分の家族の話題を聞いてくれる
当てはまるものは、何個ありましたか? 実は、男性は女性が思っている以上に、愛情表現をするのが苦手です。
だから、当てはまるものが5つ以上あるなら、あなたは、十分愛されています。
それでも不安に感じてしまうなら、もしかしたらあなたの側に問題があるのかもしれません。
愛されてる実感がない、自信が持てない原因
本当は愛されてるのに、自信が持てないのはどうしてなのでしょうか?
彼の愛を実感できない理由を紐解いていきましょう。
本当は愛されてるならなぜ実感がないのか
「愛されていることに、自信が持てない」「彼の愛を疑ってしまう」……そんな状態の人は、自分に自信がないのかもしれません。
あなた自身が自分のことを「愛されるに値しない」と思っているから、彼がいくらあなたに尽くしても「それって本当?」と疑ってしまうのです。
それでは、どうして自分のことを「愛されるに値しない」と思ってしまうのでしょうか?
多くの女性を取材して出たのが、以下の3つのパターンです。
1.ひとりの人間としての自信をそもそも確立していない
2.愛されることに不安を持つような過去の恋愛経験がある
3.愛されるという状態に懐疑的である(家族関係のトラウマなど)
……思い当たることはないでしょうか? それぞれ具体的に見ていきましょう。
愛されてる自信が持てない人が抱えがちな3つのこと
1. ひとりの人間としての自信をそもそも確立していない
本来なら、誰もがひとりの人間として愛し愛されるべきなのに、コンプレックスを抱えているので愛されることを疑ってしまうという状態です。
コンプレックスがあるとどうしても被害妄想を抱きやすく、彼が何をしてくれても「それって本当なの?」と真意を疑ってしまいがちです。
2. 愛されることに不安を持つような過去の恋愛経験がある
失恋やだめんずにひどい扱いを受けた過去の経験などがトラウマになって、新しい彼にも疑い深くなってしまったという状態です。
3. 愛されるという状態に懐疑的である(家族関係のトラウマなど)
小さいころの家族関係が殺伐としていたり、両親が不仲だったなど愛情豊かな家族関係を知らないことから来る不安定さです。
疑いのない愛情関係を築けている例を知らないので、安定した愛情関係に懐疑的になるのです。
愛されてる実感を持つにはどうしたらいいの?
本当は愛してくれている彼の愛を疑わず、愛されてる実感を持つためには、自分の問題を解決するのが先です。
問題と向き合って精神的に自立する
「自分に自信がない」「過去のトラウマがある」「愛情関係に懐疑的である」のいずれかで何か思い当たることがあるのなら、今こそきちんと向き合ってみましょう。その上で、精神的に自立することを目指すようにするといいでしょう。
自立を叶えるには、自分が本当にやりたいことを行うのがオススメです。といっても、「夢を叶える」とか「立派になる」とかそういう大げさなものである必要はありません。
たとえば「にこやかに過ごしたい」という願いがあなたにあるのなら、毎日にこやかに過ごしてみる。「理想の自分像」を具体的に考えて、それを日々ていねいに遂行するようにするのです。
くじけそうになっても、がんばって「理想の自分」でいようとしてみましょう。続けていると、必ずや精神的に自立した大人になっていくはずです。
そうやって自立した人になると、どんな相手をも「ひとりの人間として」きちんと評価できるようになります。つまり、彼がしてくれたことを正当に受け止められるようになるのです。
すると、彼の愛に対して不安に感じることが減り、「彼があなたに何をしようと」また、「彼がどんな態度を取ろうと」一喜一憂せずに、あなたが彼を好きだという自分の気持ちに揺るぎない自信を持つことができるようになるのです。
「事実」と「想像」を分けて考える
もうひとつ、より具体的な解決のヒントを申し上げますと、「事実」と「想像」を分けて考える習慣をつけるのも効果的でしょう。
たとえば、彼があなたに「日曜のデートはダメになった」と告げたとします。彼の愛を疑わない女性なら、「そうか、用事ができたのね」と事実を素直に受け止めます。
けれど、愛を疑う女性は「それって、本当? 実は会いたくないってこと? もう嫌いになったの?」と愛を疑います。
「日曜がNG」という事実と「嫌われたかもしれない」という想像を一緒に考えてしまうのです。
事実は事実として受け止めてそれ以上の「想像」部分は考えないようにする習慣をつけるとこのような事態は防げます。
ネガティブな想像をはじめてしまったら、想像するのを止める。「ふうん、そうなのね」と事実だけで納得するとかなりちがってくるのでオススメです。
まずは「疑う心」を捨てよう
せっかく彼氏がいるのに、彼の愛を疑ってばかりでは恋していても楽しくないですよね。
自分が好きで、相手も自分をいいと言ってくれる関係なんてそう築けるものではありません。
この先どうなるかにばかり気を取られるのではなく、今一緒にいてくれることを喜ぶように気持ちをシフトしていくと、一瞬一瞬が輝かしい愛すべき時間に変わっていくと思いますよ。
(にらさわあきこ)
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