彼氏が元カノと連絡をとる心理と対処法
「自分と付き合っているのに……」
自分と付き合っているにも関わらず、いつまでも元カノと連絡を取り続けている彼氏にお悩みの方は多いことと思いますが、男性は一体なぜ元カノと連絡を取り続けるのでしょうか?
今回は「元カノと連絡を取り続ける男性」の心理とその対策方法について解説させて頂きます。
男性が元カノと連絡を取る4つの心理
男性が元カノと連絡を取る心理は大きく分けて4つ御座います。
それでは、どのような心理で連絡を取っているのか、ひとつずつご紹介させて頂きましょう。
1.ただの女友だちとして連絡を取っている
まず、最も問題のないパターンが「女友だちとして連絡を取っている」というパターンで御座います。
一般的に男女の友情は成立しがたいもので御座いますが、一度恋愛関係が成立した男女の場合、通常の男女よりも友情が成立する可能性が高いといえるでしょう。
これは男女ともに一度恋愛関係になったため「恋人としてはないけど、友だちとしてはあり」と思いやすいからで御座います。
このパターンの場合、彼氏様は元カノと連絡を取っていることをあまり隠しません。
ですので、特に気にする必要はないでしょう。万が一、それでも不安に感じてしまう場合は、元カノに一度会うことで不安を軽減させることが可能です。
2.元カノと復縁したくて連絡しているパターン
元カノと友人として連絡を取っている場合は特に問題ございませんが、現実的にはその可能性はあまり高くありません。
まずは「元カノとの復縁を望んでいる」パターン。
彼女様からすれば最悪のパターンであるといえるでしょう。このパターンは、男性が元カノから振られている場合に発生しやすいパターンで御座います。
男性は基本的に女性から好かれることで自信を持つ生き物で御座います。
そのため、彼女から振られると自信を喪失し「復縁をしたい!」という活力さえ失われてしまうことが多いのです。
しかし、その後自分に彼女ができると自信を回復しはじめて「今なら復縁できるんじゃないか?」と考えるようになるのです。
では、どのような人がこのタイプに当てはまるのか、見分け方をご紹介します。
【見分け方】
・彼氏様が積極的に連絡を取っている
・元カノからの反応は鈍い
・連絡していることを隠したがっている
・元カノ側から彼氏様を振っている
・彼女に振られて落ち込んでいるタイミングで付き合った
3.元カノをセフレにしたくて連絡しているパターン
彼氏様が元カノを振っているにも関わらず元カノに連絡をしている場合、それは元カノをセフレ化しようとしている可能性が高いといえるでしょう。
男性は、自分が振った女性であっても、その女性から好かれ続けたい生き物で御座います。
たとえかなり険悪な形で別れることになったとしても、「なんだかんだいって、あいつはまだ俺のことが好き」と思い込みたい生き物なので御座います。
そして、男性が「女性から好かれている」と確信するためには、その女性とセックスをすることが一番簡単でしょう。
男性は何もセックスがしたいからセフレを作るわけでは御座いません。「この女はまだ俺のことが好き」と安心をしたいからセフレを作ることもあるのです。
このタイプを見分ける場合は、次の3つの項目に該当しないかチェックしてみてくださいませ。
【見分け方】
・彼氏様が振った側
・過去に浮気歴がある
・元カノがいまだに彼氏のことを引きずっている
4.彼氏が自信を失っているパターン
男性は女性から好かれることで自信を持つ生き物で御座います。
ですので、彼女がいる男性は自信を持ちやすいのですが、その彼女との関係がギクシャクし「好かれている」と思えなくなると自信を失ってしまうといえるでしょう。
さて、それではそんな男性が「好かれている」という自信を求めて連絡をする相手は誰でしょうか?
母親や水商売で働く女性、女友だち、そして元カノで御座います。
母親は一般的に自分の子どものことを嫌ったり致しませんし、水商売の女性は仕事ですので簡単に「大好きだよー」と言ってくれます。女友だちもよほどのことがない限り、自分のことを心配してくれるでしょう。
そして元カノ。
疎遠になった関係とはいえ、一度は自分のことを愛してくれた女性なのです。男性が藁にもすがる思いで連絡をしたとしても不思議ではありません。
見分け方は簡単です。
【見分け方】
・彼氏との仲が不安定になっている
・彼氏に女友だちが少ない
彼氏が元カノと連絡を取っていたら
彼氏が元カノと連絡を取る理由はさまざまで御座いますが、どのような理由であったとしても彼女様からすれば不快なことに変わりはありません。
それでは彼氏様が元カノと連絡を取っていた場合、具体的にどのような対策をとればいいのでしょうか?
ステップ1「直接言う」
男性に「察してほしい」と願う女性は多いですが、察する能力が女性と比較して低い男性に察してもらうことは不可能であると考えたほうがいいでしょう。
察する能力が低い男性も問題では御座いますが、察することができない人間に察してほしいと願う女性もまた問題があると言わざるを得ません。
ですので、元カノと連絡を取られるのが嫌な場合は、それを直接男性に伝えることが何よりも重要であるといえるでしょう。
ほとんどの男性は直接不満を言ってもらえれば、それ以降元カノと連絡を取ったりはいたしません。
束縛がきつい、と多少思うかも知れませんが許容範囲であるといえるでしょう。
もしも彼氏様に「元カノに連絡をしないでほしい」と伝えた際、彼氏様が「そんなの俺の勝手だろ!」と言ったのであれば、それは連絡をやめる・やめないの問題ではなく、その彼氏様との付き合い自体を考え直したほうがいいかもしれません。
確かに連絡を取るのは勝手で御座いますが、こういう発言をする男性は「彼女の幸せ=自分の幸せ」という恋人関係で最も重要な考えが抜け落ちている可能性が高いのです。
彼女の幸せを願えない男性とお付き合いをすることがどれほど不幸であるかというのは、ここでお伝えするまでもないことでしょう。
ステップ2.「良心に訴えかける」
普通の男性であれば、彼女様に「連絡しないでほしい」と言われた時点で連絡をやめますが、それでも彼氏様が連絡をやめない場合、別の対策を取らなければならないでしょう。
「連絡しないでほしい」と言われてもやめない男性は、通常隠れて連絡を行うようになります。
もちろん隠れて連絡をされるのは不快かと思いますが、男性が隠れて連絡をしている場合は“まだ”マシであるといえるでしょう。
なぜならば隠れて連絡をする男性は「バレたくない」という心理が残っているのです。
バレたくないと言えば聞こえは悪いですが、それは「彼女に嫌われたくない」という気持ちにほかなりません。
ですので、もしも彼氏様が隠れずに連絡をしていたら、そっちのほうが問題であるといえるでしょう。
隠す気すらないのは完全に赤信号。彼氏様は彼女様のことを舐めきっているか、彼女様に嫌われたって構わないと考えている可能性が極めて高いのです。
そのため、隠れてコソコソ連絡しているほうがマシなのですが、あくまでもマシなだけであり、それがいい兆候というわけでは御座いません。
堂々と連絡しているのが赤信号なら、隠れてコソコソは黄色信号といったところでしょう。
さて、彼氏様がコソコソと連絡を続けている場合ですが、この場合「バレている」ということを伝えてもあまり意味はありません。男性がより巧妙に隠すだけでイタチごっこになってしまうのです。
ですので、ここまで状況が悪化した場合、相手の良心に訴えかける方法を取ったほうがいいかもしれません。
具体的には「前に元カノに連絡しないでって言ったよね。信じてるから」と伝えるという方法で御座います。
男性心理でいえば「バレてるよ」と言われるよりも、こっちのほうが何倍も怖く、良心が痛むものでございます。
ステップ3.それでもなお連絡をしていたら……
直接言ってもダメ。
良心に訴えかけてもダメ。
こうなってしまったら最終手段に出るしかありません。
最終手段は次の3つ。
・別れる
・すべてを受け入れて付き合う
・元カノに会う
残念ながら、どれを選んでも彼氏様との仲はかなり険悪になることは避けられないでしょう。
元カノに勝手に会って喜ぶ彼氏はおりませんし、諦めれば女性側の不満が溜まり関係が悪化することは避けられません。
どれを選んでも関係は悪化してしまうのですから、素直に「別れる」を選んだほうがいいでしょう。
これは元カノに連絡を取る・取らないの問題ではなく、彼女様が嫌がることを頑なにやめないという態度に問題があるのです。
彼女の幸せを願えない彼氏と付き合う意味が一体どこにあるのでしょうか?
(ラブホの上野さん)
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