仕事に行きたくない。出勤がつらいときの克服方法

朝起きた瞬間、「仕事に行きたくない」と思ってしまった経験、ありませんか？　人間関係や仕事のプレッシャーなど、理由はさまざま。しかし、ネガティブな気持ちと戦っているのは、きっとあなただけではないはずです。今回は、女性のアンケートから、「仕事に行きたくない」と感じる女性たちの本音と、そんな感情の克服方法を探っていきましょう。

仕事に行きたくないと感じる瞬間って？

まずは、「仕事に行きたくない」と思ったことがある女性の割合について見ていきましょう。

「仕事に行きたくない」と思う人の割合は？

 

アンケートの結果、9割近くの女性が「仕事に行きたくないと思ったことがある」ことがわかりました。みなさん、どんな理由で「仕事に行きたくない」と思ったのでしょうか？

「仕事に行きたくない」と感じる理由は？

休み明けが……

・「土日が楽しすぎて特に月曜が憂うつ」（30歳／小売店／販売職・サービス系）

・「長期休暇明けに溜まっている仕事を想像すると、仕事に行きたくなくなる」（31歳／金融・証券／事務系専門職）

仕事で失敗した翌日……

・「前日に失敗をしてしまったり、理不尽なクレームをつけられたりしたとき」（25歳／小売店／販売職・サービス系）

・「失敗を引きずってしまうので、仕事で失敗した翌日に行きたくないと思う」（34歳／機械・精密機器／その他）

職場の人間関係が……

・「人間関係で部署がごたごたしていたとき」（27歳／医療・福祉／事務系専門職）

・「理不尽な上司や、その日の機嫌で八つ当たりをする職員がいるから」（29歳／医療・福祉／事務系専門職）

日々仕事をしていると、何かしらの悩みやトラブルが生じるもの。それによって、仕事が憂うつになってしまう人が多いようです。

仕事に行きたくない。つらいときの克服方法

仕事に行きたくないからといって、毎日のように休むことはできません。そこで、仕事に行きたくないと感じたときどのように克服しているのか、女性たちに聞いてみました。

仕事に行きたくない気持ちを乗り越えるには

適度にストレス発散！

・「ジムに行ってストレス発散している」（28歳／情報・IT／技術職）

愚痴を聞いてもらう

・「とにかく愚痴を聞いてもらう。嫌なことや不安に思っていることを聞いてくれる人に全部ぶちまける」（33歳／金融・証券／専門職）

先輩にフォローしてもらう

・「先輩や上司にフォローしてもらって、自分の負担を少なくするようにする」（32歳／アパレル・繊維／その他）

イメージトレーニングをする

・「成功事例の情報収集とイメージトレーニングをする」（31歳／その他／販売職・サービス系）

無理をしない

・「自分には自分のやり方や向いていることがあるから、無理せずできることから進めていく」（33歳／その他／その他）

ガス抜きをしたり、周囲の相談できる人に頼ったりと、自分の負担が大きくなりすぎないように調整することが大切ですね。また、ポジティブ思考を心がけることで、プレッシャーに押しつぶされないようにしている人もいるようです。とはいえ、朝起きたときに「仕事がつらい……」と心が折れそうになることも。そんなとき、どのように乗り越えればいいのでしょうか。

仕事に行きたくない朝を乗り越えるには？

朝食をしっかりとる！

・「おいしい朝ごはんを食べて、大好きなロックを聞いて、テンションを上げて出社する」（28歳／通信／事務系専門職）

・「朝からお気に入りの朝ごはんを食べて出勤する」（29歳／金融・証券／営業職）

メイクで気合いを入れる

・「新しいコスメで仕事に行く」（28歳／ホテル・旅行・アミューズメント／営業職）

・「化粧をしてしまえばスイッチが入る」（26歳／小売店／販売職・サービス系）

お金のために割り切る

・「家賃のため、お金のためと、唱えてから出勤する」（26歳／医療・福祉／専門職）

・「ほしいものを書き出して、これを買うためにがんばろうと思う」（29歳／人材派遣・人材紹介／事務系専門職）

1日の原動力となる朝食をしっかりとるほか、「ランチに食べたいものをイメージする」という意見もありました。また、メイクや服装で仕事モードに切り替えるのもひとつの方法。お気に入りのコスメでモチベーションを上げてみるといいかもしれません。ほかにも、家賃や趣味のため……と、自分に言い聞かせて、毎朝奮い立たせている人もいるようです。

休みや遅刻をするとき、みんなはどう連絡している？

仕事に行くのがどうしてもつらいときは「休んだり遅刻をしたりして、気持ちを整えよう」と思う人もいますよね。では、会社に休みや遅刻の連絡をするとき、どのような理由を伝えるといいのでしょう。

 

仕事に行きたくないとき、実際に休みをとったり遅刻をしたりしたことのある女性は約3割。仕事に行きたくないと思ったことがある人の割合に対して、少ない印象です。実際、休みをとったり遅刻をしたりしたことがある人は、会社にどのような連絡をしたのでしょうか？

「体調不良」が圧倒的多数

・「熱が出たので病院に行くと言って、そのまま休んだ」（29歳／その他／販売職・サービス系）

・「生理休暇制度のある会社だったので、生理を理由にした」（31歳／その他／販売職・サービス系）

正直に伝えるという意見も

・「正直にどうしても出られないと電話した」（32歳／その他／その他）

・「精神的な不調のため、精神科を受診すると正直に伝えた」（31歳／ホテル・旅行・アミューズメント／販売職・サービス系）

「体調不良と伝える」という声が圧倒的多数でした。仮病を使うのは罪悪感があるという場合は、正直に「会社に行くのがつらい」と話す手も。柔軟に対応してくれる会社や上司であれば、嘘の理由を伝えるよりも、こちらのほうがいいかもしれませんね。

仕事とは無理せず向き合って

「仕事に行きたくない」と思う女性の本音と、克服方法についてご紹介してきました。休みや遅刻を常習化してしまわないためにも、日ごろから仕事のストレスやプレッシャーを溜めすぎないように工夫することが大切です。適度にリフレッシュしながら、周囲の人にも相談しつつ、無理せず仕事と向き合っていきましょう。

（Hatsumi）

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時：2018年3月19日～3月20日
調査人数：396人（22～34歳の未婚女性）