【握手マナー】握手しながら頭を下げてお辞儀はNG「握手の時は目を見る」
「握手」は一緒に頑張りましょうという気持ちや、よろしくお願いしますという気持ちを伝えるための重要なコミュニケーションです。でも、一歩間違うと失礼にあたることも。正しい握手のマナーについておさらいしましょう。
【初対面でなかなか仲良くなれない理由は、話し方のせい「『でも』『いや』『しかし』はNG」】
欧米式の握手が主流になってきている
日本人は、相手と握手をしながら「やぁ、どうもどうも」と同時にペコペコお辞儀をしてしまう人が多いのですが、欧米人はしっかりと相手の目を見ながら握手をします。
ビジネスの場では近頃グローバル化が進み、この欧米式の握手が主流になってきているようで、相手の目も見ず、お辞儀をしながらの握手は失礼と受け取られることも多いようです。
握手をするときはしっかりと手を握り、相手の目を見てほほ笑みながらあいさつの言葉を口にするようにしましょう。
握手の手を差し出すのはまず目上から
立場のちがう人と握手をするときは、必ず目上の人が手を出してくれるのを待つようにしましょう。目下の人間から先に手を差し出すのはマナー違反です。
それはなぜかというと、人の手に触れるという行為はある種の苦痛やためらいを伴うからです。手は日常のさまざまな場面で使われるため、不潔だという概念があります。
それなのに、手と手が触れ合う握手という行為を目下の人間が目上の人に強制するのは失礼にあたるのです。このマナーを知らない場合は、目上の人とお会いしたとき「自分のほうから先に手を出してあいさつしなきゃ!」と焦ってしまいがちなので、ぜひこの機会に覚えておきましょう。
男性側から女性に対して握手を求めるのはNG
男女の間での握手のマナーとしては、男性から女性に対して握手を求めるのは失礼だとされています。男性は、女性の側から手を差し出してくれるまで我慢しましょう。これは、男性は女性の体に軽々しく触れてはならないという意味です。
女性が相手の男性を信頼して気を許し「この人になら触れられてもいいわ」と思ったら、そこで初めて男女間の握手が成立します。