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ニキビを治すのに効果的な「正しい洗顔方法」って?

亀山孝一郎

ニキビができたとき、専用の薬を塗るのも治療には効果的ですが、まず基本となるのが「正しい洗顔」をして肌を清潔に保つこと。どのような洗顔方法がベストなのでしょうか? 今回は青山ヒフ科クリニック院長の亀山孝一郎先生に、ニキビケアに効果的な「正しい洗顔方法」を解説してもらいましょう。

洗顔

<目次>

洗顔回数は1日何回がベスト?

まずは、肌を清潔に保つための「1日の洗顔回数」はどれくらいがベストなのでしょうか? 亀山先生に聞いてみました。

洗顔

洗顔回数は、朝・晩の2回!

基本的な1日の洗顔回数は、朝・晩の2回です。晩は、クレンジングをしてしっかりとメイクを落としたあとに、洗顔をしましょう。そうすることで、肌を清潔に保つことができます。

ニキビケアに効果的な洗顔料の選び方

続いて、ニキビができてしまったときの洗顔料の選び方も、亀山先生に聞いてみました。洗顔料を選ぶとき、何を重視するべきなのでしょうか?

洗顔料

洗顔料に含まれている「成分」をチェック!

洗顔料は、石鹸でも、泡の洗顔フォームでもかまいません。ニキビの種類にかかわらず、ビタミンCをはじめとするビタミン類や、炎症をおさえるグリチルリチン酸などが含まれているものを選ぶようにしてみてください。

ただ、何の洗顔料を選ぶかと同じくらい、どのように洗顔するかも大切です。続いて、ニキビケアに効果的な「正しい洗顔方法」を解説していきます。

いざ洗顔! ニキビに効く「正しい洗顔方法」

ニキビケアのためには、正しい洗顔をすることが重要ですよね。亀山先生に、正しい洗顔方法について、3つのステップにわけて説明してもらいました。

ステップ1:洗顔料をよく泡立てる

泡

まずは洗顔料をたっぷり手に取って、よく泡立てます。泡立ちが足りないときは、水を加えたり、泡立てネットを使ったりして、泡立ててみてください。

ステップ2:やさしく洗顔する

洗顔

泡立てた洗顔料を、顔に乗せて洗顔します。このとき、肌に刺激を与えないよう、やさしく洗顔するのがポイントです。こすらず、なでるように丁寧に洗い上げてください。

ステップ3:ぬるま湯ですすぐ

ぬるま湯

洗顔をしたら、ぬるま湯でしっかりとすすいでください。くれぐれも、顔まわりに洗顔料が残らないように注意してください。

洗顔後のポイント

洗顔したあと、ニキビケアのために何をするべきなのでしょうか? 亀山先生に聞いてみました。

スキンケア

洗顔後はスキンケアを入念に!

洗顔後こそ、皮膚が湿っているので、スキンケアのためのゴールデンタイムです。洗顔をしたあとは、スキンケアをしっかりと行ってください。抗炎症作用を持つ化粧水や美容液を使ったり、乾燥肌であればビタミンCが配合されたクリームでケアしたりすることがポイントです。皮膚科でニキビ用の外用剤を処方されたのであれば、それもきちんと併用してください。

まとめ

肌を清潔に保つために欠かせない「洗顔」ですが、いつも短時間で簡単に済ませてしまっている人も多いのではないでしょうか? 亀山先生が教えてくれた「正しい洗顔方法」を実践することで、より美肌に近づけるはず。ニキビケアにも効果的なので、ぜひ今日から実践してみてくださいね。

(文:亀山孝一郎、構成:マイナビウーマン編集部)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.07.06)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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