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結婚したくない男性の本音とは? 彼氏に結婚を意識させるコツ・6つ

ファナティック

織田隼人(心理コーディネーター)

彼氏と結婚したいと思っているのに、なかなかプロポーズされずに悩んでいる女性は多いのではないでしょうか? もしかすると、男性側に結婚願望がないのかもしれません……! この記事では、結婚したくない男性の割合や心理、結婚する気にさせるコツを紹介します。

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<目次>

結婚したくないと思っている男性は多い!

草食系という言葉もかなり浸透してきている昨今ですが、本当に結婚したくないと思っている男性は多いのでしょうか。まずは、結婚したくないと思っている男性の割合や実態に迫ってみましょう。

結婚したくない男性の割合って?

男性の結婚に対する意識についてのアンケート結果を見てみましょう!

Q.結婚したいですか?

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はい……56.3%
いいえ……43.7%

結婚したくないと考えている男性は、約4割もいることがわかりました。これでは結婚できない女性が多くなっても、仕方ないと思えるような結果ですね。

結婚したくない男性の本音って?

ではなぜ、結婚したくないと思うのでしょう。結婚に対して消極的な男性に、その心の内を聞いてみました。

自分の時間を大切にしたい

・「結婚相手を見つける時間がない。仕事など自分のやりたいことに時間を割きたい」(35歳/情報・IT/その他)

・「やりたいことが多くて、自分の自由を優先したいから」(33歳/機械・精密機器/その他)

所帯を持つことに不安がある

・「自分ひとりの生活で大変なのに、ほかの人と一緒に生きられると思えない」(24歳/その他/その他)

・「甲斐性がない。自分のことで精いっぱいなので、他人を気にする余裕がない」(37歳/警備・メンテナンス/販売職・サービス系)

幸せそうじゃない既婚者が多すぎる

・「まわりの既婚者があまりうまくいっていないし、愚痴をよく聞くから」(30歳/その他/その他)

・「Facebookを見たりすると、仲睦まじい家族の風景が広がっている面もあるものの、男性の既婚者全般からは『結婚』に対するイメージダウンに繋がる話が実はかなり多い」(25歳/情報・IT/事務系専門職)

面倒が多くなる

・「相手のことを四六時中考えなければならない」(33歳/その他/販売職・サービス系)

・「常に相手に気を使わなければならなそうなので面倒」(30歳/その他/その他)

自分は結婚に向いていないと思う

・「親を見ていると、結婚することがいいとは思えない。また、現在の仕事(成果報酬型)の面や、ひとりをこよなく愛する自分の性格など、さまざまな面を考慮して自分と結婚することは相手のためにならない」(24歳/その他/クリエイティブ職)

・「他人と共同生活を営むことに息苦しさを感じるため」(31歳/食品・飲料/営業職)

理由はさまざまですが、共通しているのは、結婚特有の煩わしさがイヤということ。自分以外の人と生活をともにすることは、幸せよりも面倒くささのほうが印象として強いのかもしれませんね。

専門家が教える「結婚したくない」男性の心理

結婚を望まない理由がわかったところで、結婚したくない男性の心理について、心理コーディネーター・織田隼人さんに解説してもらいました。

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まだ遊び足りない

若い男性によくあることですが、「まだ独身で遊んでおきたい」と考えています。たとえば、独身時代に毎年長期休暇をとって旅行に行っていても、結婚すると自由に旅行もできなくなります。「結婚すると自由に使えるお金もなくなって遊べなくなる」ということを、結婚した男性から話を聞いているので、まだ遊びたい男性は結婚したくないと考えます。

ほかの女性とも付き合ってみたい

今の彼女でも十分満足だけど、なんとなく「別の人とも付き合ってみたい」というゆるい願望を持っている男性も、結婚したくないと考えます。かといって、浮気をしたいわけではなく、今の彼女のことが好きなので、そのまま数年特に何もなく時間を過ごすことが多いです。そして「別にほかの人と付き合う必要もないかな」と諦めると、結婚に繋がります。その考えへ切り替わるのに、数年かかるのが難点です。

同棲したので結婚する理由がなくなった

「彼女と毎日一緒にいたい」と思っていても、同棲することで欲求が満たされ、「結婚する意味がなくなった」と考える男性も多いです。同棲をすると、だいたい2年から3年くらい結婚が遠のきます。なぜなら、一緒に住むという結婚で享受できる一番のメリットを満たすことができるからです。ちなみに、2、3年経つと男性としては「責任をとろう」と考えはじめるので、そこから結婚に繋がる可能性もあります。

仕事が不安定で責任を果たせないと思っている

収入が安定していなかったり、仕事が忙しすぎたり、転勤が多かったりと、仕事の内容が不安定な男性もなかなか結婚に踏み出せないです。結婚は男性にとって「責任を果たす場」でもあるので、仕事が不安定だと、自分の責任が果たせないと考えます。仕事が安定したり、転職したりすると、結婚に繋がることが多いです

結婚願望がない男性を結婚する気にさせるコツ

結婚したくない理由や心理がわかりましたが、だからといって「そうですか」と引き下がれないですよね。ここでは、男性に結婚願望を持ってもらうためのコツについて、心理コーディネーター・織田隼人さんにアドバイスをもらいました。

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ピンチを支える

男性が忙しかったり仕事で忙殺されているとき、毎日のように癒やしのメールを送るなどして、励ましてあげましょう。3カ月から半年くらいすると、男性の結婚意識が芽生えます。恋愛は「楽しい気持ちの分かち合い」が大事な要素となりますが、結婚は「ピンチのときの支え合い」という要素が重要となります。一生一緒に過ごす相手なので、楽しいだけではなく、危機的状況を2人で乗り越えられるかが男性にとって結婚の判断基準なのです。そこで忙しい男性、特に、仕事でストレスを感じている男性は、コツコツを励ましてもらえると案外結婚しやすいので、うまく支えてあげましょう。

引っ越しの計画を立てる

引っ越しのタイミングが一番結婚しやすいです。引っ越しすることを彼に考えてもらい、会話の中で「私はそこにいるの?」というように誘導しましょう。すると、彼が結婚について真剣に考えはじめます。結婚は「一緒に住む」ことが大事な要素なので、どのように2人で過ごすかという具体的なイメージをさせると、「結婚しよう」という決断がしやすくなります。

プロポーズをする

正直に「結婚してください」と伝えるのもいい方法です。男性からすると、結婚に向けてプロポーズをするのがひとつの大きなハードルですが、そのハードルを女性が取り除くことで、結婚に向けて一歩進みます。もちろん、断られる可能性もありますが、断られたら結婚を諦めたほうがいいでしょう。結婚はひとりではできませんし、結婚したくない人に無理矢理結婚させることもできません。もし「この1、2年で結婚することが大事で、彼は結婚の意思がない」という場合には、思い切って別れてしまいましょう。

結婚後の仮定の話をする

結婚後にどのような夫婦になるのかなど、具体的なイメージを彼と共有することで、結婚後に幸せになるのか、それともうまくいかないのかが2人の間で共有されます。結婚に対して一歩踏み出せない理由として、結婚後にどのような生活になるのかわからない、ということがあります。なので、結婚後にどういう生活になるのかという情報を2人で共有し、そして幸せな結婚のイメージを作り上げましょう。ある程度結婚後の想像ができると、多少なりともリスクや不安を彼の頭から減らすことができます。具体的な話がたくさん出ればいいですが、譲れない部分や妥協する部分もたくさん出てくると思います。しかし、そこで2人の話し合いと調整によって、結婚後がどうなるのか、今よりいい生活になるのか、それとも今のままのほうがいいのか、といったことが見えてくるので、話し合うことが大切です。

外堀を埋める

彼の家族と会う機会を増やしたり、自分の家族に彼を紹介したり、じわじわと外堀を埋めて「結婚するのが当然」という流れをつくることも効果があります。また、彼の友だちに自分を紹介してもらったり、自分の友だちに彼を紹介するのもオススメです。お互いの知り合いに紹介をしていくと、「この2人は結婚して当たり前」という雰囲気がまわりからも生まれて、結婚に対しての一種の圧力がかかります。

幸せそうな夫婦に会って、話を聞く

彼のまわりで結婚している人がいたら、2人で結婚生活の話を聞きに行くことも重要です。具体的に結婚生活の話を聞くことで、彼の中での結婚像もしっかりしてきます。男性は、「結婚=不幸」というイメージを持っている人が多く、どうしても結婚に対して警戒してしまいます。しかし、幸せそうな夫婦訪問をすることで、「ああ、結婚っていいなぁ」とうらやましくなるのです。結婚して幸せになる具体的なイメージが彼にできると、結婚願望が育ち、結婚に繋がっていきます。

まとめ

幸せになるためにするはずの結婚に対して、いい印象を持っていない男性が多いのは残念なことですが、それだけ生き方が多様化してきているという証拠でもあります。従来の結婚のイメージにとらわれず、2人ならではの結婚のスタイルを築いていこうという姿勢が必要なのかもしれませんね。

(監修:織田隼人、文:ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2017年4月7日~2017年4月9日
調査人数:359人(22~39歳の独身男性)

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