ピンク色にしたい！　バストトップの黒ずみの原因と対処法

女性にとってバストは悩みの種になりやすいもの。中でも、バストトップの色で、深い悩みを抱えている女性もいるのではないでしょうか。そこで今回は、バストトップの黒ずみの原因と対処法について、美容外科・美容皮膚科医の長谷川悠先生に聞きました。

＜目次＞

バストトップの色で悩んでいる？

バストトップの悩みって、なかなか他人に打ち明けにくいですよね。でも、どのくらいの人がバストトップの色で悩んでいるのでしょうか。マイナビウーマンユーザーの女性159名にアンケートをとったところ、次のような結果になりました。

Q．バストトップの色で悩んでいますか？

はい……30.2%

いいえ……69.8%

※有効回答数159件

バストトップの色について悩みを抱えている女性は約3割。それほど多くないとはいえ、気になりだしたら悩み続けてしまう問題です！　ではなぜ黒ずんでしまうのでしょうか。

バストトップが黒ずむ原因とは

黒ずみもそうですが、バストトップは人によって色がちがうもの。それはどうしてなのか、そして、以前よりも色が変わった＝黒ずんできた原因とはいったい何なのでしょうか。先生にうかがいました。

人によってバストトップの色が違うのはなぜ？

人によってバストトップの色が違う理由は、皮膚にあるメラニンの量が人によって異なるから。また、バストトップの色ムラも、メラニン量の違いによるものです。そもそもメラニンとは、皮膚や髪の毛に含まれている色素のこと。この量が人によって異なるため、バストトップなどの色にちがいが出てくるのです。

バストトップが黒ずむ理由って？

黒ずみは、老化などで皮膚のターンオーバーが遅れ、メラニンがたまってしまっていることが原因となっています。きちんとターンオーバーができていればメラニンはたまらないのですが、新陳代謝が遅れたり、血流が悪くなったりすることで、うまくターンオーバーができずにメラニンがたまり、色が濃くなってしまうのです。

また、メラニンは刺激から細胞や皮膚を守る働きをしているため、乾燥や下着などの刺激により、メラニンが生成されてしまっていることも考えられます。

ピンク色に近づける？　バストトップの黒ずみケア

バストトップの色が気になっている人にとっては、できればピンク色に近づけたいもの。では実際に黒ずみはどうケアしていくのがよいのでしょうか。お家でできる簡単なセルフケアを教えてもらいました。

まず、認識しておいてほしいのは、もとの色以上には薄くならないということ。ケアをしても、すべての人がピンク色にはならないことが前提となります。

ケアの方法としては、バストトップの乾燥を防ぐために、保湿をしっかりするようにしましょう。また、美白成分の入ったクリームを塗るのも○。そして、バストトップは刺激に弱いので、擦れてしまうような質感の下着は避けるようにしてください。こういうケアを地道に行うことで、黒ずみが少しずつ改善していくはずです。

まとめ

黒ずみが出る前に、保湿や刺激を避けるケアをしておくのがいいでしょう。気になりだし、セルフケアで満足できなくなったら、一度医師に相談してみるといいかもしれません。

（取材協力：長谷川悠、文：戸川光里）

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時：2017年3月30日～4月3日
調査人数：159人（22歳～34歳の女性）

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ（The Mainichi Medical Journal）」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました（2018.05.14）

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください