結婚生活の理想と現実とは? 「想像通り」と答えたのは●%
結婚にあこがれている女性は多いもの。でも、結婚生活は楽しいことばかりじゃないので、結婚をゴールにしていると、その後苦労することがありそうです。そこで今回は、既婚女性に結婚生活の実態を大調査! 将来、幸せな結婚生活を送るためにも、ぜひチェックしてみてくださいね。
結婚生活は想像通りだった?
結婚前は、いろいろ結婚生活について理想を抱いているものですよね。そこで既婚者女性に、結婚生活は想像通りだったかどうかを、アンケートで調査してみました。
Q.結婚生活は想像通りでしたか?
・はい(50.8%)
・いいえ(49.2%)
※有効回答数189件
答えは半分で割れる結果となりました。自分の想像通りだった人もいれば、こんなはずじゃなかったと考える人もいるようですね。
結婚生活の「理想」と「現実」
ここでは結婚生活の理想と現実について、既婚者女性の意見を元に紹介していきます。
結婚前に思い描いていた「理想」の結婚生活って?
結婚前に、理想の結婚生活を思い描いている人も多いもの。既婚者女性も同じように、結婚前はいろいろ夢見ていたのではないでしょうか。既婚者女性に、結婚前に思い描いていた「理想」の結婚生活を教えてもらいました。
夫が家事を手伝ってくれる
・「家事も手伝ってくれて、お互い働く共働き。いつも楽しい感じ」(27歳/その他/その他)
・「家事分担、お互い思いやりを持ち支え合い、毎日安らかでいられる」(26歳/金融・証券/営業職)
笑顔の絶えない家庭
・「家族仲よく笑顔の絶えない家庭」(32歳/その他/その他)
・「家族みんなが笑顔で暮らせる生活」(30歳/その他/その他)
休日には家族でお出かけ
・「休みの日には家族みんなでお出かけ」(31歳/その他/その他)
・「休みの日に家族でいろいろな場所に出かける」(29歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
楽しい毎日を送れる
・「毎日が楽しくて一緒にいることが楽しいと思っていた」(30歳/金融・証券/営業職)
・「毎日楽しい日々が送れると思っていた」(34歳/医療・福祉/専門職)
結婚前は、結婚生活にいろいろな夢を描くもの。実際に結婚をしてみると、理想通りに行かないことが、徐々にわかってくるようです。
結婚してわかった結婚生活の「現実」とは
次は、結婚してわかった結婚生活の「現実」について、既婚者女性に話を聞いてみました。
お金が大切
・「お金はけっこう大切。あればあるだけいいと思う」(27歳/その他/その他)
・「お金が思っていたよりも足りないってことに気づかされたこと」(26歳/その他/その他)
家事に追われる
・「家事が思ったよりも大変、特に料理が苦手なので毎日とても面倒くさい。休日も夫がくたくたで動かないときもある」(34歳/その他/その他)
・「家事に追われて忙しい」(32歳/小売店/販売職・サービス系)
子ども中心の生活になる
・「子どもが生まれると、子ども中心の生活になり、夫婦2人で出かける機会がほぼなくなった」(32歳/その他/その他)
・「子どもが生まれると、自分の時間はなくなるし、お金もなくなるし、大変」(34歳/その他/その他)
夫が家事を手伝わない
・「夫は言わなければ家事をしない。言えばしてくれるが、指示することが面倒で、結局自分でしてしまう」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「男性は片付けとかが苦手で思ったより家事をしてくれないこと」(33歳/その他/その他)
結婚前の理想とはほど遠い結婚生活を送っている人は少なくないのかも。あまり理想を高く持ちすぎていると、理想と現実のギャップに押しつぶされてしまうかもしれませんね。
将来、幸せな結婚生活を送るためには?
未婚女性が将来結婚したときに、どうすれば幸せな結婚生活を送れるのでしょうか? ここからは、幸せな結婚生活を送るためのヒントを紹介していきます。
結婚生活に疲れてしまう原因って?
新婚のころは楽しく感じた結婚生活も、長く続いてくると疲れてしまうこともあるものです。そこで既婚者女性に、結婚生活に疲れてしまう原因を教えてもらいました。
価値観の違い
・「価値観の違い、それをお互いに合わせられないとか」(32歳/その他/その他)
・「価値観が違う人との同居でストレスがたまること」(30歳/機械・精密機器/営業職)
お金が足りない
・「お金が足りない。お金があればベビーシッターや家政婦を雇って私もゆっくりする時間ができるのだが、そんなことは夢の話である」(24歳/その他/その他)
・「お金がないから、金銭面で精神的にやられる」(31歳/その他/その他)
相手に合わせなくてはいけない
・「相手に合わせることがあたりまえになること」(34歳/医療・福祉/専門職)
・「相手に生活リズムを合わせなければならないこと」(32歳/その他/その他)
夫が家事を手伝わない
・「家事、育児はあくまで私の仕事であって、主人にとっては“手伝う、やってあげる”感覚のもの。体調がよくなかったり、どうしても都合が悪いときに家事や育児をしてもらうことがあるが、その“やってやってる感”があってつらい」(31歳/その他/その他)
・「家事も仕事も自分がしなければいけないところ。ごはんはコンビニでいいと言われるが、金銭面でも健康面でもそういうわけにもいかないのに、夫は安易に考えすぎ」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
2人で楽しく過ごしたいと思っていても、育ってきた環境や生活習慣の違いから、疲れてしまうこともあるようです。そういう意味では、結婚前に同棲をすることは、相手を見極めるためのいい機会になりそうですね。
幸せな結婚生活を送る夫婦とは?
結婚したら幸せな結婚生活を送りたいとあこがれる女性も多いのでは? 既婚者女性に、幸せな結婚生活を送っている夫婦の特徴について、教えてもらいました。
感謝の気持ちを言葉で表している
・「お互いに感謝している気持ちを表しているかどうかだと思います。働いてくれてありがとう、家事をしてくれてありがとうですね! ちゃんと話すとそれだけでコミュニケーションになると思うから」(34歳/その他/その他)
・「お互いに感謝の気持ちを忘れずに言葉で伝える」(34歳/その他/その他)
お互いを思いやっている
・「お互いに思いやりを持って大事にしあっている」(32歳/その他/その他)
・「お互いを思いやってお互いを休ませてあげることができる」(29歳/その他/その他)
お互い尊重し合っている
・「お互いを尊重して、ある程度距離を置く」(34歳/その他/その他)
・「お互いの意見を尊重して信頼し合っている。2人ともが精神的に自立している」(32歳/その他/その他)
お金に余裕がある
・「お金に余裕がある家庭。心にも余裕があるから」(33歳/食品・飲料/技術職)
・「お金にゆとりがあって優雅な生活」(27歳/その他/事務系専門職)
結婚前にはあたりまえのようにできていたことが、結婚して一緒にいることに慣れてしまい、相手にやさしくすることができなくなることも……。いつまでも初心を忘れないのが、結婚生活をうまく続けるポイントなのかもしれませんね。
まとめ
夫とうまくいかないことが多いと、結婚生活も疲れてしまうもの。そうならないためにも、普段からコミュニケーションを密にしておくことで、気持ちのすれ違いは避けられるのかもしれません。結婚にあこがれがある女性たちは、理想と現実のギャップにショックを受けないためにも、こういう現実があるということを心得ておきましょう!
(ファナティック)
※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ
調査日時:2017年3月13日~3月14日
調査人数:189人(22歳~34歳の既婚女性)