お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

貸さないほうがいい? 彼氏に「お金貸して」と言われたときの対処法

ひろん

大好きな彼氏から「お金貸して」と言われた! 私は金ヅルなの? 愛してないからそんなことが平気で言えるの? 男としてのプライドはないの? 多少の貯金はあるから貸せないこともないけれど、モヤモヤが止まらない……。そこで今回は「お金貸して」と言う男性の心理と女性の対処法について、恋愛コンサルタント&ファイナンシャルプランナーのひろんがまとめてみました。

彼氏が「お金貸して」と言う心理

さて、「お金を貸して」と言ってくる男性の心理にはどんなものがあるのでしょう? 大きく4つのパターンに分類してみました。

お金貸してくれる人認定!? 彼氏が「お金貸して」と言うときの心理

プライドを持ち合わせておらず、まったく悪気がない天然系

「女性にお金を借りるなんてみっともない」アラフォー以上の男性なら、そういう感覚を持ち合わせている方が多いものですが、今どきの若い男性にはそういった感覚が希薄な方もいるようです。なんの悪気もなく親にでも借りる感覚で「ちょっとなら別にいいや」「お金はあるほうが出せばいい」と考える男性もいます。

プライドはあるが、ナメられている

最も厄介なケースは「コイツなら借りてもいいや」とナメられている場合です。本気で好きな女性にはみっともないところは絶対に見せないどころか、見栄っ張りに。まぁいいっかと思える女性にはなんでも言えてしまう傾向があります。

甘えている

彼女が年上女性だったり、母性溢れるやさしい女性だったり、バリキャリ女子だったりする場合、ついつい甘えたくなってしまう男性もいるでしょう。現に私の友人(バリキャリ女子、年収3000万円)は、7歳年下のイケメンかつイクメン男性と結婚。旦那が育休を1年取得し、友人が産後すぐに仕事復帰していました。その後、旦那は一度仕事復帰しましたが、結局専業主夫になったそうです。今住んでいる千代田区のマンションも、独身時代に彼女がキャッシュで購入したもの。夫婦のあり方に変革が起きている昨今、女性側が納得の上でそういう道を選ぶのなら、それでもいいのかもしれません。

本当に困っている

「コインパーキングから車を出そうと思ったら、万札しかないから1,000円貸して」や「給料日は3日後だけど、今持ち合わせがない」「○日までに○円の支払いができないと、自己破産してしまう」など、本当にお金に困っているケースもあると思います。この場合は金額にもよりますが、無理のない範囲(=最終的にはあげてもいいと思える金額)で、返済の目処がたっているお金であれば、貸してあげるのもやさしさでしょう。

「お金を貸して」と彼氏に言われたときの対処法

もし「お金を貸して」と言われたら、まず自分の気持ちと向き合いましょう。その上で相手の心理を推測して今後の対応を考えましょう。自分が貸したくないと思うのなら、それが答えです。無理して貸してもいいことはひとつもありません。そして助けてあげたいと思うのなら、救いの手を差し伸べてあげるのも個人の自由。ただしひとつ言えることは、モヤモヤしながらお金を貸してしまうと、純粋な恋愛関係が崩れていく危険性があるということ。

「貸したお金はいつ返してもらえるのか?」「また貸してと言われたらどうしよう?」「お金にだらしない彼でそもそもいいのか?」「お金のない彼と結婚できるのか?」など、恋愛とは少しちがった方向での不安やモヤモヤに苛まれ、自身のメンタルを消耗して自滅してしまう可能性もあります。

断るのはアリ? 上手な断り方

もちろん断るのはアリです。お金を貸さなければ、一緒にいられない関係だとしたら、そんな男はこちらから願い下げるべき。たまたま持ち合わせがないなど、1週間以内に返してもらえるお金なら少し柔軟に考えてもいいのかもしれませんが、いつ返してもらえるかわからないお金の貸し借りはまったくオススメできません。

「2人の純粋な関係を大切にしたいから、お金の貸し借りはしたくない」
「お金の問題は自分で解決してほしい」
と、率直な気持ちを伝えてお断りしてもいいし、
「私も持ち合わせがない」とやさしい嘘で切り抜けてもいいと思います。

お金貸したら返ってこない……。催促してもいいの?

「貸したお金を返してほしい。」そう思うのも当然ですが、あまりしつこく言うのもさもしい気がして、言いたくない気持ちもわかります。ですが、返してほしいと思っているのなら、催促するべきです。

貸した側はしっかり覚えていても、借りた側は忘れてしまうことも。だから、ひとりでモヤモヤしている時間はもったいないのです! さっさと催促しましょう!
その際の伝え方ですが、「○日に貸したお金、返してほしいな」とサラリと伝えればOK。遠回しに回りくどい言い方をするよりも、ストレートに伝えたほうがいいでしょう。もし催促したことで邪険に扱ってくるような彼なら、 捨てていいと思います。

「お金貸して」と言う彼氏と、上手に付き合う方法

「お金貸して」と言う彼氏は、正直オススメできません。理由としては、お金を貸す女性は幸せになれないからです。特に、本当はお金を貸したくないと思っている女性ならなおさら。一緒に過ごす時間がどれだけ楽しかったとしても、脳裏にお金の問題がよぎってモヤモヤしてしまうのだとしたら、それって幸せとは言い難いでしょう? それに、安易にお金を貸してもらえる男性も、結果として不幸になる危険性があります。簡単にお金が手に入ると味をしめた結果、真面目に働いて稼ぐことが面倒臭くなり、ダメンズに成り下がってしまう男性が大勢いますから。そのため、「お金を貸して」と言う彼氏と上手に付き合うには、きっぱりと断る勇気が必要です。

「お金貸して」と言う彼氏と付き合うコツ

「お金貸して」と言う以外はとても素敵な彼氏だと思うのなら、なおのことお金は貸さないこと。2人が幸せになるために毅然とした態度で貸さない。これに尽きます。お金に困っていたとしても、自力で生き延びる強さを身につけてもらうこと。あえて貸さないことも、愛なのではないでしょうか。

愛が冷めたから別れる選択肢もアリ?

「お金貸して」と言われたら、その時点で100年の恋も冷めてしまう女性も多いはず。薄情なんかではありません。当然です。愛が冷めたのだとしたら一緒にいる意味がありませんから、別れを選んだほうがいいです。

別れるかどうか見極める方法とは

安易に「お金貸して」と言う男性が嫌いだとはっきり伝えて、それでも態度を改めないのだとしたら、きっぱり別れる。そう決断することが結果としてお互いのためになるでしょう。

「お金貸して」と言ってくる彼はやめたほうがいい

「お金貸して」そんなことが安易に言える男性と一緒になったとしても、よほどの覚悟がない限りハッピーエンドにはなりません。悪いこと言わないから、その彼はやめておきましょう。女性はみんな幸せな恋をする権利があります。彼に相談して、それでも「お金貸して」がなおらない場合、次の恋を見つけるのも手かもしれませんね。

(ひろん)

※画像はイメージです

SHARE