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独身女性が「結婚式に行きたくない」理由とは

小村由編

記念すべき大イベントなのに、結婚式に招待されてしまって、なぜか落ち込んでしまった経験はありませんか? あまり仲よくない友だちだったり、結婚式に招待されすぎてお金がなかったり。人それぞれ理由がありますよね。今回は、結婚式に行きたくない独身女性の本音を探っていきます。

結婚式に行きたくない独身女性たち

どのくらいの独身女性たちが結婚式に行きたくないと思ったことがあるのでしょうか?

結婚式に行きたくないと思った女性の割合

 

Q.「結婚式に行きたくない」と思ったことはありますか?

はい……64.2%
いいえ……35.8%
※有効回答数397件

「はい」と答えた独身女性は、半数を上回りました。実は、多くの人が結婚式に行きたくないと思ったことがあるようです。しかし、すべての人の結婚式に行きたくないわけではないはず。そこで、誰の結婚式に行きたくないと思ってしまうのか聞いてみました。

誰の結婚式に行きたくないのか

 

Q.行きたくないと感じたのは、誰の結婚式でしたか?

第1位  友だち……63.5%
第2位  同僚……13.3%
第3位  親戚……9%
第4位  上司……4.7%
第5位  兄弟……2.4%
第6位  部下……1.6%
※有効回答数255件。単数回答式、その他除外

行きたくない結婚式として、「友だち」が圧倒的に多い結果となりました。また、同じ親族でも兄弟よりも親戚のほうが行きたくない人が増えるようです。次に、結婚式に行きたくない理由をくわしく教えてもらいました。

結婚式に行きたくない理由

そこまで親しくない

・「そんなに仲がいいわけではないのに招待されたから」(31歳/自動車関連/営業職)

・「そこまで仲よくなくて、自分なら呼ばないと思ったから」(33歳/医療・福祉/専門職)

必要以上の出費がかさむ

・「複数重なって金欠気味になってしまったため」(26歳/その他/営業職)

・「ご祝儀や洋服などの購入でお金がかかるから」(33歳/小売店/販売職・サービス系)

服装やヘアセットが面倒くさい

・「服装やドレスコードなど、考えなければいけないことがたくさんあって面倒くさい」(27歳/その他/販売職・サービス系)

・「会場に行くのも髪のセットもメイクも面倒」(26歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)

ご祝儀としての出費のほかにも、結婚式に参加するにはそれなりの準備とお金が必要です。そのため、自分が思っているほど親しくない友人から結婚式に招待されてしまうと、一旦は躊躇する気持ちになってしまうのかもしれません。

結婚式の正しい断り方

友人や親戚の結婚式に行きたくないと思ったとき、どのように断るのがベストなのでしょうか? 角の立たない結婚式の断り方について、女性たちに教えてもらいました。

行きたくない結婚式を断る方法

仕事で都合が悪い

・「仕事でどうしても無理だと伝える」(26歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

・「仕事がどうしても休めないと伝えて、お祝いメッセージやお祝いの贈り物をする」(34歳/小売店/販売職・サービス系)

ほかの結婚式と重なった

・「ほかの友人の結婚式と日程が重なってしまったと伝える」(25歳/金融・証券/専門職)

・「ちがう友だちの結婚式に最初に行くと返事をしてしまったと言う」(31歳/小売店/販売職・サービス系)

家族がけがや病気をしたことにする

・「家族のけがや病気を理由に欠席します」(22歳/その他/事務系専門職)

・「家族に病気や不幸があったなど、ウソをつく」(29歳/その他/その他)

手っ取り早く断る方法としては、仕事が口実として使いやすいようです。しかし、相手が同じ職場だと、少々難しそう。そのため、結婚式が重なったという断り方が一番よいのではないでしょうか。

しかし、行きたくないと思いつつ、いざ結婚式に参加してみると、実は楽しかった……なんてパターンも。そこで、出席してよかったと思った結婚式があるかどうか、女性たちに聞いてみました。

とはいえ、出席したら「よかった」と思うことも

 

Q.それでも、出席してよかった結婚式はありますか?

はい……42.7%
いいえ……57.3%
※有効回答数255件

結婚式に出席してよかったと感じた女性も、少なからずいることがわかりました。行きたくない結婚式も参加してみると、案外お祝いしてあげたくなるものなのではないでしょうか。

しかし、参加を後悔したという回答は半数以上。やはり心からお祝いしたいと思えないと、自分の気力だけが消耗してしまい、感動も少なくなってしまうのかもしれません。

結婚式参加は強制ではない

おめでたいこととはいえ、お金に余裕がなかったり、心からお祝いしたいと思えなかったりする場合は、無理して行く必要はなさそう。自分が心から祝福できる人の結婚式だけ参加していくのも、ひとつの正解です。ただし、断るときは、お祝いのメッセージやプレゼントを贈るなど、相手への配慮も忘れずに。

(小村由編)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年3月27日~3月29日
調査人数:393人(22~34歳の未婚女性)

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