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「二番目の女」が「本命彼女」になる方法

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

女性は基本的に恋愛に関して受け身であることが多いもの。

男性からやさしくされたり、マメに誘ってもらえたり、積極的な好き好きアピールを受けたりすれば、「ん~そこまでしてくれるなら考えてもいいかなあ」となびいてしまうのが女心。

女性は、何度も言い寄られるなど、自分に熱心な男性を「私に本気?」と思い込んでしてしまうことが多々あります。

しかし蓋を開けてみたら、彼にはほかに彼女がいたなんていうことはよくある話!

あなたももしかしたら「彼女のいる男性から狙われている」かもしれませんよ。

恋愛コラムニストの神崎桃子があなたを“恋の悲劇”からレスキューしましょう。

男性はなぜ「二番目の女」を作るのか

原始の昔から男の役目は少しでも多くの子孫を残すこと……関係する女性は多いに越したことはないということになります。

一方女性は、複数の男性といっぺんに関係を持つことより、自分にとっていかに優れた遺伝子を探し求めるかが最も大事なこと。

つまり多くを抱えたがるのが男性で、選びたがるのが女性……簡単にいえば「男は量で女は質」を求めているということです。

男性は目の前に性的対象になる女性がいたら“あわよくばそういう関係になりたい”という気持ちがどこかにあります。

マトモな男性は理性でコントロールしていますが、もしチャンスさえあれば自分の遺伝子をばらまきたいと思っているのが男の性といえるでしょう。

また、付き合っている彼女と倦怠期だったり、彼女が自分の欲求に応えてくれなくなったりすると、別の女性との関係を求めたがる男性も少なくありません。

男性が「二番目の女」にとる態度とは?

男性は、浮気相手として狙っている女性には積極的で熱心な態度をとります。

本気で好きな女性には嫌われたくないことから“ためらい”がありますが、本気でない相手には押しが強いのです。

たとえば、こんなふうにアプローチをしてきます。

「こんな素敵な女性に出会ったのは初めてだ」
「今まで出会った女性の中でキミが一番」
「これは運命だ!」

出会って間もないのに甘いセリフがつらつらと出てくるのです。

またセカンドを求めている男性は、時間をかけずに女性と親密になりたいので、早い段階から距離を縮めようとしてきます。

飲みの席で最初は向かい合わせに座っていたのに途中で移動してきて隣に座ったり、「今度ドライブ行かない?」などと車で出かけたがったりします。

一刻も早くイチャつきたくて仕方ないのです。

本気の男性なら、スキンシップより先にあなたと“会話でのコミュニケーション”を図ろうとします。

そうそう、出会ってすぐに、女性を下の名前で呼び捨てにしたり「ちゃん」づけで呼んできたりするような馴れ馴れしい男も怪しいですよ。

参考記事はこちら▼

恋愛がうまくいくためには“本命体質”であるかどうかも重要になります。この診断では、あなたが男性にとって本命と思われやすいかを診断します。

セカンドになってしまう女性の特徴6つ

1.「奢るよ」の誘いに弱い女性

金や物をチラつかせればすぐになびいてくる女性は、キープされやすいといえるでしょう。

「最短ルートで男女の関係になりたい」男性にとって一番手っ取り早いのは、おいしいもので釣る方法。

好きな相手や彼女以外にムダ金を使うことなんて、男からしたらほぼあり得ません。「奢るからさ」「おいしいもの食べに行こうよ」と言って自分の誘いにホイホイついてくるということは、男女の関係になれるかもと期待しているのです。

2. 自分に自信がない女性

ネガティブ思考な女性やコンプレッスを抱いている女性は、男性からしたらいいカモです。ちょっとばかしやさしくすれば、すぐに信用してくれるからです。

上司や男友だちに「悩みを相談しているうちに好きになってしまった」というのはよくあるケースでしょう。

また自信がない女性は、自分の話に真剣に耳を傾けてくれたり親身になってくれたりすることで、その男性に心も身体も開いてしまうのです。

3. 男のおだてに乗りやすい女性

「キミってモテるでしょ」
「え? マジ彼氏いないの? もったいない! じゃオレが口説いちゃおっかな~」
「なんかキミとは相性いいと思うんだよね」

なんて男性に言われて、「んも~ヤダぁぁぁ~」なんて甘い声で返してませんか?

まんざらでもない顔をする女性に対して、男性は「これはイケる」と思ってしまうのです。

男の褒め言葉なんて目的のためのリップサービス。

「カワイイね」なんて言葉を鵜呑みにしていい気になっていると、あとで泣くことになるでしょう。

4. いつもスマホを手放さない、即レスしてしまう女性

男性は本気で好きな女性に対してだけでなく、自分が暇なときに相手をしてくれそうな女性にLINEします。

そんなLINEに食いついてはダメ!

いつでも即レスしてしまうと「へ~俺に気があるんだ」「そんなに俺のことが好きなんだ」とあなたを見くびるようになるからです。

男性に一目置かれたいなら、いつでもスマホをいじることはNG!

「待ってました」とばかりのLINE返信や深夜のチャットは避けましょう。

5. ボディタッチを嫌がらない女性

男性は下ネタをふったりボディタッチをしたりすることで“女性の反応”を伺おうとします。

そこで女性がヘラヘラ笑っていたり、嫌がらなかったりすると「こちらが押せば簡単にできる」という結論になるのです。

男性が至近距離にきたり、顔を近づけてきたりしたら、身構えるのが賢い女というもの。

「え? 酔ってるんですか? それセクハラですよ」「もー! 本気で怒りますよ」と“私はおさわりオッケーな女ではない”と最初に印象づけておくべきでしょう。

6. 自分の予定より男性に合わせてしまう女性

自分の都合を言わない、自分の主張をしない女性はセカンドにされやすいでしょう。

男性に意見しない従順な女性が本命になるというわけではありません。男性は手応えのある女性が好きなのです。

「なんでもいいよ」「あなたに任せる、好きにしていいよ」というスタンスをとっていると、自分の要求に常に応じてくれる都合のいい女性として扱われるようになるでしょう。

会う日にち、時間、場所もすべて男性都合で決まってしまい、そのうちアポなしで「今から会える?」という急な呼び出しになる可能性も……。

「二番目の女」から「本命の女」に昇格する方法

二番目からはじまった関係を一番目に昇格させるのは、容易なことではありません!

セカンドから抜け出すためには「彼の誘いに応じない」ことしかないからです。

なぜなら、セカンド女性は「イヤだと言えなくて」ここまできてしまっているから。

そう、セカンドになる女性は、自ら二番手でいることを許してきてしまったのです。

これまで「ここで拒否したらもう彼に嫌われちゃうかも……」「今日はムリと言ったら彼との関係は終わってしまうかも……」と恐れてきたセカンド女性にとって、彼の言いなりになることは簡単ですが、断ることは何倍も難しいです。

初っ端から彼に誘われるままにズルズルときてしまった関係は、どうしたって男性優位!

今になって急に誘いを断れば、「なんで今日は応じてくれないの?」と彼は不機嫌になるかもしれません。

しかし「コイツはそれだけの女じゃない」と彼に思わせるには、男女の関係以外で彼にとって必要な女性となることしかないのです!

つまり、男女の関係以外の時間で「あなたといると楽しい」と思わせるしかないのです。

男性が本当に好きならば、たとえその行為がなくても、あなたと少しでも長く一緒にいようとしてくれるでしょう。

男性がセカンドにするのは便利な女! そして本命にするのは不便な女である!

男性は、たやすく手に入れたものを大切にはしません。

男性からすると、好きになる前に身体を重ねてしまった女性を「彼女」にする必要などないのです。その段階でセカンドポジションとなります。

男性は、自分が本気になる女性は、思い通りにならないところがあるものと思っています。簡単に思い通りになる女性は、ほかの男性にも同じように落ちるんだろうと感じてしまうからです。

男性が本命として見る女性は、一筋縄ではいかない、男の言いなりにならない手強さがどこかにあってほしいと願っているのです。

男性にとって“好都合な女性”が本命になることはありません。

本命には、むしろ自分が合わせたりこらえたり我慢したりしなくてはいけないので、本当のところ“不都合な女性”といえるでしょう。

あなたは、男性にとって便利な女でなく、ちょっとばかし「不便な女」であるべきなのです。

(恋愛コラムニスト・神崎桃子)

※画像はイメージです

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