うっそ、マジで!? 働く男性が知って驚いた食事マナー4つ
学生の頃、一通りテーブルマナーは勉強したという人でも、実際に食事をするとなると実践するのはけっこう難しいですよね。今までは知らずに生きてきて、知って驚いた食事のマナーを、働く男性のみなさんに聞いてみました。
ずらりと並んだカトラリーの使い方は……
・「何本かフォークやスプーンを置いてあるときの使う手順があったこと」(31歳/その他/その他)
・「フランス料理で落としたナイフ、フォークは自分でとらない」(34歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
西洋料理店やウエディングシーンで食べる機会が多い洋コース。ずらりと並んだナイフやフォークに戸惑う人も多いのではないでしょうか。基本的には外側に並べられたナイフとフォークを順番に使っていけば、デザートのときにはすべて使い終わるようになっています。あれこれ悩む必要はないでしょう。
これが上品だなんて、とんだ間違い
・「箸で食べるときに、口に運ぶときに手で受け皿をしてはいけない」(34歳/電力・ガス・石油/販売職・サービス系)
・「フォークの上にライスをのっけるのは、すごい大人のマナーだと思ってたら、実は逆だったとき」(33歳/不動産/専門職)
グルメ番組などでもよく見られるこの動作。上品な食べ方に見えるけれど、実はマナーとしてはあまりよくないと言われています。受け皿をするのではなく器を持つ、不自然な小分けは避けるなど、本来のマナーを知っておくことが大切ですね。
社会人なら知っておきたい
・「職場の先輩、あるいは歳上の人と食事のとき、乾杯するとき、自分のガラスを下に置く」(33歳/医療・福祉/専門職)
・「食事する場所で、上司がどこに座るかなどが決まっていること」(29歳/自動車関連/技術職)
立場が上の人と食事をする機会も多い社会人。マナーを知らずに一緒に行くと、「常識のない人」と思われてしまうこともあります。基本的には窓側の中央寄り、入り口から離れている席が上座となります。上の立場の人は奥に座るものと覚えておくと失礼になりませんね。
置き方を間違えると下げられてしまう?
・「まだ食事をする意思を示す食器の置き方がある事」(25歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「ナイフとフォークの位置でボーイさんに知らせることができる」(26歳/食品・飲料/技術職)
日本料理は基本的にそろえることがマナーとされていますが、西洋料理の場合はナイフとフォークをそろえて置くと、ボーイがやってきてお皿を下げていきます。食事中であれば、ナイフとフォークを「ハ」の字に開いて置きましょう。
食事のマナーをしっかりと身に着ければ、誰とどんな場所に食事に行っても恥ずかしい思いをしなくて済みます。ですがガチガチにマナーにこだわる必要はありません。何よりも穏やかな心で食事を楽しむことが、一番心得ておくべきマナーかもしれませんね。
(ファナティック)
※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ(2016年5月にWebアンケート。有効回答数 男性206件(25歳~34歳の働く男女)