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まだなおせる! 嫌われる「汚い女」の特徴と改善法

織田隼人(心理コーディネーター)

マイナビウーマン編集部

忙しい日々が続くと、部屋が荒れてきたり、かばんの中がぐちゃぐちゃになってきたりすることってありますよね。でも、どうせ自分の持ち物だし、まあいいや……なんて思っていませんか? そんな人は要注意! 男性に「汚い女」というレッテルを貼られているかもしれません。そこで、男性が彼女にしたくない「汚い女」の特徴を紹介するとともに、「汚い女」の心理や改善する方法について、心理カウンセラーの織田隼人さんに聞きました。

「汚い女」の特徴と人に与える印象

「汚い」とひとことで言っても、いろいろな特徴が思い浮かぶかもしれません。しかし、まわりの人が気になってしまう「汚い女」の代表例には、以下のものが考えられます。

・部屋が汚い女
・かばんの中が汚い女
・食べ方が汚い女
・字が汚い女
・言葉づかいが汚い女

どれもあまりいい印象ではないですよね。ではそれぞれ、どのような悪印象を与えてしまうのか、織田さんに解説してもらいます。

【特徴別】「汚い女」の印象

部屋が汚い女

部屋が汚い女性は、普段の生活スタイルが合わないな、と男性から思われる可能性があります。部屋が汚いということは、結婚や同棲をした場合にも同じような状態になると思われてしまいやすいですし、その状態が耐えられないと男性が感じたら避けてしまわれることもあります。

かばんの中が汚い女

かばんの中以外にも、いろいろなことの整理ができていない人、と思われやすいです。機能的な形で収納されている場合には「頭の中もしっかりと整理されている人」と思われますよね。それとは逆に、かばんの中が汚いと、「頭の中も情報が整理できていない」というように思われる傾向があります。

食べ方が汚い女

食べ方はマナーに関係することですので、育ちのよさを判断されることが多いです。その女性本人だけでなく、女性の家族やこれまでの成長の過程で出会った人に対しても、悪い印象を抱かれがちです。「あまりいい環境で育っていないのでは?」「あまりいい家族ではないのかな?」「あまりいい友だちがいないんじゃないか」などと思われてしまう危険すらあります。

字が汚い女

今の時代は字を書くことも減ってきましたが、それでも文字を書くときに字が汚いと「丁寧さがない人」と思われやすいです。字は急がず丁寧に描けば、そこそこの状態には見えるものです。丁寧を心がけずに書くことが増えれば増えるほど字が崩れていきます。したがって、「日常の丁寧さ」が字から判断されてしまいます。

言葉づかいが汚い女

特に初対面の人、仲よくなる前の人に対して丁寧さを欠いた言葉づかいをしている場合には「礼儀ができていない人」と思われてしまいます。仲よくなった相手に対して丁寧語がなくなるというのは、ある意味親密さの証なのでよいのですが、仲よくなる前から言葉を崩す人を見ると、男性はその人に対して「人との距離をとるのがうまくない人」「空気を読めない人」というように見てしまいます。

男性が嫌いな「汚い女」って?

ひとつのことが汚くみえると、さまざまな悪い印象を与えてしまいます。特に男性が女性を見るときは、外見的な美醜だけではなく、所作の美しさも気になってしまうようです。どんなにメイクやファッションに気をつかっても、ガサツな行動をしてしまうと、男性たちの好感度が一気にガタ落ち! 普段から、所作にも気を使わなければなりませんね。そこで男性たちに、こんな質問をしてみました。

Q.「字が汚い」「部屋が汚い」「食べ方が汚い」「かばんの中が汚い」の中で、あなたが彼女にはできない女性の条件は?

「部屋が汚い」……46.0%
「食べ方が汚い」……39.2%
「かばんの中が汚い」……10.0%
「字が汚い」……4.8%

半数近い男性が「部屋が汚い女の子は彼女にできない!」と答えていますね。では、それぞれの回答を選んだ理由を教えてもらいましょう。

「部屋が汚い」

・「自分がちょっと潔癖症な所があるから部屋だけはきれいにしてほしい」(35歳/その他/その他)
・「部屋が汚い女は自分自身に力を入れすぎて部屋の掃除をしない」(30歳/その他/専門職)
・「結婚しても、そうなりそうだから」(35歳/その他/事務系専門職)
・「すべてがだらしないと思うので」(23歳/機械・精密機器/技術職)

部屋をきれいにできない、整理整頓ができない女性というのは、すべてにおいてだらしないと男性に思われてしまうようです。結婚前提の男性の前では、部屋の清掃はきちんとしたほうがいいですね。

「食べ方が汚い」

・「食べ方が汚い人は生理的に受け付けないから」(25歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
・「口にものを入れながら話す人は汚く感じる。ごはんがまずくなるし、会話もたどたどしくなりそう」(34歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「食べ方が汚いのは一緒にいると恥ずかしくなるから」(29歳/医療・福祉/販売職・サービス系)

食べ方が汚いと、一緒にいて恥ずかしいだけでなく、食事が不味くなりそうといった意見も。自分の食べ方が汚くないか、改めて見直すべきかもしれません。

「かばんの中が汚い」

・「すごくいい加減な人だと感じるから」(23歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「かばんという小さな空間を整理できない、整理しようとしない人は部屋なども汚いんだろうなと想像するから」(35歳/その他/その他)
・「着用するものが汚いのは、その人自身が不衛生な気がする」(39歳/その他/その他)
・「かばんの中を整理できないのは、普段から整理できていない証」(27歳/建設・土木/技術職)

かばんの中が整理できない、ぐちゃぐちゃな人も、ものを片づけられないズボラな性格と思われてしまうようです。少なくとも彼に会う前はかばんの中をチェックして!

「字が汚い」

・「人に見られるから」(36歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「読めない」(21歳/電機/秘書・アシスタント職
・「なんとなくいや」(35歳/その他/販売職・サービス系)

字の美しい女性は、男性だけではなく、女性からも好感を抱かれます。逆に、大人なのにもかかわらず、子どものような汚い字を書く人は、内面に未熟さを感じるのか、あまり印象がよくないようです。とはいえ美しい字を書くには練習が必要なので、改善するには少々根気が必要です。

性格に原因が? なぜ「汚い女」になってしまうのか

男性からの印象が悪くなってしまう「汚い女」。そうなってしまうには、何か原因があるのでしょうか。あらゆることが汚くなってしまう女性の性格や心理について、織田さんに聞いてみました。

「汚い女」になってしまう性格や心理

まわりを意識しない

相手のことを考えるのではなく、自分の生活の効率化だけを考えて行動してしまうと、いろいろな仕草が汚くなります。余裕を持ってまわりを見ないと、自分だけの最適化をして汚くなってしまうのです。まわりから見られているという意識を持っていると、まわりの視線を意識して徐々に緊張感が生まれることで、美しさが出てきます。

常に時間に追われている

余裕を持って生活をしないと、いろいろな部分で美しさが消えてしまうものです。時間に追われていると、仕草もどんどん汚なっていきます。食事も急いでいると、食べ方が汚くなります。字を書くときも、急げば急ぐほど、字が汚くなりますよね。前もって時間に余裕を作っておけば、そして普段から時間に余裕のある行動をしていれば、所作が美しくなっていきます。

綺麗な自分を理想に持っていない

人間は理想を持つと、そこに向かってがんばろうとする生き物です。綺麗になろうと意識すれば、綺麗になるためにおのずとがんばります。自分がこうなりたいという姿を描いていないと、サボる方が楽なのでサボる方向に動いてしまい、美しさが消えていきます。

「汚い女」から抜け出すには

部屋や動作が汚くなる女性には、心理面においていくつかの共通点があることがわかりました。心理的なものが原因なのであれば、なおすことができそうです! そこで、どうすれば汚い状態を変えることができるのでしょうか。

汚い女と思われないための改善法

周りの目を意識する

自分が常に見られているという意識でいると、徐々に汚さを改善することができます。美しさとは、自分が満足することと、人に見られることで作られていくものです。特に人に見られることを意識すればするほど、緊張感が生まれます。普段見られないようなところも「いつ見られるかわからない」と考えて、見られることを意識しましょう。

時間に余裕を持って行動する

とにかくいつも時間に余裕を持って行動するようにすると、その余裕の中から美しさを作り出すことができます。急げば急ぐほど余裕がなくなって、いろいろな所作が汚くなるからです。余裕があれば、その分いろいろなことに気を回すことができるようになり、美しさを作り出すことができます。普段から時間の余裕を持って行動していくようにしましょう。ギリギリの時間で行動するのと、1分余裕を持って行動するのとでは、ずいぶん所作が変わります。少しでもいいので、余裕の時間を増やしていきましょう。

理想の自分を思い描く

理想を持って行動すると、そこに向かおうとするのが人間です。理想となる人が近くにいるのであればその人を思い描いてみてください。理想が近くにいないのであれば、自分で理想を作り出してもいいでしょう。理想を思い描くことにより、そこに向けての努力が始まります。美しい自分を思い描いてそこに向かって行動するようにしましょう。

心がけひとつで「汚い女」から卒業できる!

部屋が汚かったり、かばんの中が汚かったりすると、そこから生活スタイルや性格にいたることまで悪印象を与えてしまいます。男性からは、結婚相手として考えられないと思われたり、礼儀正しくないと思われたりもするようです。でも、少し意識を変えるだけで「汚い女」から脱却できます! まずは1分だけ、時間に余裕を持って行動してみましょう。きれいになっていく自分を実感できれば、自信にもつながります。目指せ、美しい女!

(織田隼人、マイナビウーマン編集部)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年1月18日~1月19日
調査人数:425人(22歳~39歳の男性)

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