お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

好きなのにイライラ! 「話が通じない彼氏」の対処法

小日向るり子

「愛しているのだけど、話が通じないことが多い!」と彼氏や夫にイライラしている女性は意外と多いのではないでしょうか。その感情が高じると、必要なことだけ伝えたらもう話したくない、という気持ちにさえなってきますよね。でも愛する人に、そのような気持ちをぶつけてしまうのは悲しいことです。今回は「そもそも話が通じない人とはどういう人なのか」、その理由とそうした人への対処法について解説していきたいと思います。

話が通じない人の特徴

まずは、話が通じない人の特徴をいくつかあげてみたいと思います。

話が通じない人の特徴

結論しか話さない

女性は話をする際に、出来事からはじまり、その時に感じた気持ちまでを相手に伝えながら結論に持っていきますが、男性は途中の思考を言わずに出来事と結論しか伝えない人が多い傾向にあります。そのため、女性にとってはなぜいきなりその言葉が出てくるのかがまったくわからず、結果として「話が通じない」と感じてしまいます。

マニアック

男性は凝り性が多いので、自分の興味がある話題が出ると、そこばかりを掘り下げてしまうことがあります。そうなると、話の結(むすび)にいく前に話題を中断してしまうことになります。本題ではないところで会話が中断されることが重なると、話すほうはタイムオーバーになったり、疲弊してしまったり、話をやめてしまったりすることにもつながります。結果、消化不良なコミュニケーションだと感じてしまうのです。

高圧的

態度や話し方が高圧的な人には恐怖感を感じてしまうもの。そのため、自分の伝えたいことをハッキリと伝えることができません。結果、話したいことが話せない→相手にしっかり伝わらない→伝わらないなかで相手が返事をする→話が通じてないと感じる、という悪循環に陥ってしまいます。このケースの場合、相手は自分が威圧感を与えているという自覚がない場合が多いです。

集団でいるときも空気が読めない

2人でいるときに「話が通じない」と感じてしまうタイプは、集団でいても「空気が読めない人」であることが多いです。これはあとで説明しますが、共感能力が欠如していることから起こってしまいます。

話が通じない理由とは

決めつけや思いこみが激しい

これは男性側がそうである場合、女性側がそうである場合、お互いそうである場合、いずれのケースも原因として考えられます。自分の主義や価値観を持つことは本来よいことなのですが、自分の意見だけを通そうとするあまり、相手の価値観や考えを受け入れることができず、その結果、話が通じない、という感覚になってしまうのです。

相手側の共感能力が欠如している

言葉や文章、態度だけで伝えたいことを100%伝えることは非常に難しいです。したがって、普通は言われたほうも相手の言葉や文章から、状況を自分に置き換えて考えることによって共感し、相互に理解を深めていきます。しかし、共感能力が欠如していると、「もし自分がされたら相手はどう思うか」という視点から考えることができないため、話すほうは話が通じないと感じてしまうのです。

相手側の客観的視点が欠如している

一例として、両親とも高学歴で、本人も幼少期から偏差値の高い学校に通っていた、という場合など。常にまわりの学習レベルが高いため、自分の頭の回転の速さで話すとついていけない人がいる、ということがわかりません。また逆の環境でも同様の思考が起こります。一般社会と照らし合わせてみる、という客観的な思考が欠けているのです。

話が通じない彼氏や夫への対処法と付き合いかた

話が通じない人の特徴と、そうなってしまう理由についてご説明しました。では、次からはそんな彼や夫にはどう対処したらよいのか。具体的な対処方法について説明していきます。

話が通じない彼氏や夫と上手に付き合っていくには?

伝えたいことはまず文章で伝える

イライラすると感情が先立ってしまい、言う側も伝えたいことがまとまらなくなってしまうことがあります。しっかり伝えたいときは、あらかじめ要点を文章にして相手に送っておくといいです。最終的には話し合うことが大切ですが、まず自分の気持ちを整理するためにも文章は有効です。特に冷静に伝えたいときには効果があります。

インターバルをあける

理解度が遅いと感じる彼には有効なやり方です。通じないと思いつつ話を進めるのではなく、いったん対話の中断を告げ、インターバルを作るのです。たとえば外デートのときや、お酒が入る食事の席などは純粋に「楽しもう!」という気持ちできているので、話が込み入ってくると、理解度が遅い彼の場合はなかなか「深く考えるモード」に切り替えることができません。その状態で話を続けてもイライラしてしまうだけです。「この話、ちょっと考えておいてね」と伝えて数時間~数日間あけ、落ち着いた場所で話題を再開しましょう。つまり、彼がひとりで思考を咀嚼する時間を与えてあげるのです。そのままフェードアウトにしてしまうと女性側にストレスが溜まるので、インターバルを開けつつも、伝えたいことは最後まで伝えましょう。

彼に客観的な視点を持たせる

キーワードは「もしあなたがその立場だったらどう思う?」という言葉。話が通じないとついイライラして、その言葉を言ったあとに「もしあなたがその立場だったら不快な気分にならない?」などと畳かけてしまいがちですが、そのような追い込む言葉は飲み込んで、相手の反応を待ってください。そうして少しずつ彼に客観的思考を持たせる訓練をしていきましょう。

希望(目的)はダイレクトに伝える

たとえば、女性が「日曜日天気がいいみたい。きっと紅葉がきれいだよね」と言ったときは、デートしたいという意味ですよね。しかし、このような言い方は男性には伝わらないことが多いです。自分の希望はダイレクトに伝えましょう。

相手の感情パターンを把握する

「機嫌がよいとき」「機嫌が悪いとき」を把握しましょう。特に話が通じない彼においては「機嫌が悪いパターン」の把握が大切です。空腹のとき、寝起き、など必ず状況はあります。相手がそうであるときには込み入った会話は避けるようにすれば、無用なストレスは溜まりません。さらに自分の機嫌が悪いパターンも、事前に相手に伝えておくことができればベストですね。

彼の仕事の状況をある程度は把握しておく

仕事は1日の大半を使う第2の居場所です。多くのエネルギーを注ぐ場だからこそ、それによるストレスも大きいです。仕事のことは言いたがらない男性もいますが、今彼がどんな環境でどのような業務をしているのか、仕事のストレスはどの程度なのか。上手に聞いて把握し、彼の仕事がしんどいときは重い会話は避けましょう。

自分のストレス発散方法を持つ

彼を含めない「自分自身のストレス発散方法」を持っておきましょう。話が通じない相手と話すと必ずストレスがかかります。それを自分の内側にため込んでしまうことは、精神衛生上よくありません。

対処法を活用してストレスを回避しましょう!

話が通じない彼だけど、それを上回る好きな部分があるから一緒にいる2人です。今回書いた対処法や心がけをうまく活用しながら、彼のいいところも合わせて見ていくようにすると幸せ度がアップしますよ!

(小日向るり子)

※画像はイメージです

 

SHARE