「どっこいしょ」キャー! いつの間にかつぶやいてるオバサン語
どうしてオバサンは動こうとするときに意味不明な掛け声を上げるのだろう…… と疑問に思っていたのも遠い昔、今となっては自分が口癖のようにオバサン語を発しているかもしれません。気が付けば口にするようになっていたオバサン語について、社会人の女性に聞いてみました。
Q.「どっこいしょ」「よっこらせ」など、オバサン語が思わず口に出ることはありますか?
「はい」51.3%
「いいえ」48.7%
半数を超える女性が、思わずオバサン語を口にしてしまうと回答しました。続いて、オバサン語は何歳から口に出るようになったのかを聞いてみました。
「10代」40.2%
「20歳」12.8%
「21歳」3.4%
「22歳」2.6%
「23歳」2.6%
「24歳」3.4%
「25歳」12.8%
「26歳」2.6%
「27歳」3.4%
「28歳」6.8%
「29歳」0.8%
「30歳」7.7%
「31歳」0.0%
「32歳」0.8%
「33歳」0.0%
「34歳」0.0%
オバサン語を話す人は、若い頃から話しているようです。それはどのような言葉なのでしょうか。
立ち上がるときの掛け声
・「立ち上がる際、『どっこいしょ』等」(24歳/その他/事務系専門職)
・「いすから立ち上がるときに『どっこらせ』と出てくる」(32歳/その他/クリエイティブ職)
これから行動を起こすぞ!と気合いが入るのか、立ち上がるときにオバサン語を使ってしまう人が多いようです。立つこと自体はそれほど大変なわけではないのに、お尻に生えた根は掛け声をかけなければ断ち切ることができません。
気合いを入れなければ持ち上げられない
・「重いものを持つとき『よっこいしょ』」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「物を持ち上げるときに『おいしょ』と言ってしまう」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
最初は重い物を持つときのみだったのに、だんだんとそれほど重くないものでも言うようになってきたらもはや口癖です。本来は複数人で重い物を持ち上げるときに息を合わせるための掛け声なのですが、物も持つにも気合いをいれなければいけないほど力もなくなってきているということでしょうか。
座るのも一苦労
・「座るとき、『よっこいしょ』と言ってしまう」(27歳/金融・証券/事務系専門職)
・「座るときに、『ふー』と息を着くことがあります」(31歳/その他/その他)
立ちっぱなしで疲れたとき、椅子を見つけたらすぐさま出てくるオバサン語。言葉とともに体の力も抜けていくようです。そしてそのあと立ち上がるのにまた掛け声。オバサン語は一日に何度使っているのか計り知ることができません。
物事の区切りに
・「『よいしょ』仕事が終わって、制服から着替えるとき」(31歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「お風呂に浸かったときに『あー』と言ってしまう」(30歳/商社・卸/事務系専門職)
今日も終わったという解放感とともに出てくる、ため息にも似たオバサン語。声を発することで物事の区切りをつけているのかもしれませんが、オバサン語を発することにリラックス効果はどのくらいあるのか疑問です。
オバサンにはなりたくないと気を付けているつもりでも、思い当たる節がある人も多いでしょう。自分では気が付かないうちに、体力や瞬発力は衰えているものです。若々しく見られたいなら、必要以上にオバサン語を多用しないよう、気を付けましょう。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年8月にWebアンケート。有効回答数195件(22歳~34歳の働く女性)