友達と好きな人が被ったら? 男女の本音&対処法を解説
友達と好きな人が被ったかもしれない。恋心をとるか友情をとるか、判断が難しいところです。今回は、友達と好きな人が被った時の男女の本音と、対処法を解説します。
友達と好きな人が被ったと知った時の衝撃は何とも言えません。
このまま突き進んで自分が幸せになれば友達は泣くことになる、だからといって身を引いたら後悔する……。という葛藤が心の中で繰り広げられます。
今回は、友達と好きな人が被った時の男女の本音と、対処法を解説。友情も恋心も大切に、どうするべきかを考えていきましょう。
友達と好きな人が被ったかもしれない時、どう思う?【男女の本音】
友達と好きな人が被ったかもしれない。そんな時、どう感じる人が多いのでしょうか。男女の本音を見ていきましょう。
(1)波風を立てたくない
・「好きの度合いにもよりますが、まぁほかにも女はたくさんいてるしなと思って波風が立たないようにします」(36歳/機械・精密機器/営業職)
・「奪い合うほどの情熱はないから」(28歳/小売店/販売職・サービス系)
恋愛がらみで戦うことに労力を費やすよりも、他の人に目を向けた方が合理的という意見です。
恋か友情、どちらか残ればいいのですが、下手するとどちらも失うことになります。新たな恋を探せば、その心配はいりません。
(2)恋愛よりも友情が大切
・「友だちとの仲を壊したくないので、こっちが身を引く」(27歳/情報・IT/技術職)
・「これも運命だろうと思って、何も言わずに少しずつ距離を置く」(24歳/学校・教育関連/その他)
何かを得るためには何かを失う、これが世の常ではありますが、好きな人を得るために友情を失うのは嫌だという人も多くいます。
恋は一瞬、友情は一生という考えがあるのでしょう。いずれその友情が新しい恋を運んでくれるかもしれないですね。
(3)友達のことは気にしない
・「友だちに直接相談をされたら考えるが、そうでなければ気づかないふりをして負けないようにがんばる」(28歳/自動車関連/技術職)
・「特に何もしない。自分がアプローチを続けるだけ」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
考えてみれば、友達に相談されない限りは、友達がその人を好きということさえ知らないことになっています。
たとえ気づいていても、友達には自分がアプローチすることを止める権利はありません。
(4)真っ向勝負する
・「自分も好きだと打ち明け、相手が選ぶことなのでお互いがんばろう、どうなってもこれからも友だちでいようという話をする」(29歳/食品・飲料/営業職)
・「直球勝負。負けたら潔く引く」(36歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
これが本来の友達としての姿なのかもしれませんが、恋の決着がついた後、本当に友達のままでいられるかどうかは、やってみなければ分からないこと。
友達を信頼しているからこそできる勝負です。
友達と好きな人が被った時の対処法
友達と好きな人が被った時、身を引く人もいればそのまま突き進む人もいるようでした。
ここからは、友達と好きな人が被って「どうしよう」と悩んでいる人に向けて、対処法をご紹介します。
(1)率直な気持ちを友達に言う
もんもんと悩んでいてつらい時は、「○○さんのことが気になってるんだよね」と恋愛相談のような形で友達に告げてみましょう。
その後に真っ向勝負をするかどうかは、友達に判断をゆだねます。
友達が「実は僕or私も」と言ってきた場合は真っ向勝負、「そうなんだ~」と流された場合、あなたがアプローチしてOKということになります。
友達の気持ちには気づいていないフリを装えば、角が立たずに済むかもしれません。
(2)先に告白する
自分が遠慮している間に好きな人を取られてしまったら悔しいですよね。
そうならないために、友達よりも先に告白をするのも1つの方法です。
自分か友達、どちらを選ぶのか。判断を好きな人にゆだねましょう。相手の気持ちも伴わないと、何も始まりませんからね。
(3)諦める
悔しいですが、諦めて次に行くのも選択肢の1つです。
ただし、思いも告げずに好きな人を諦めることには、大きな後悔が伴います。「あの時こうしていたら」と思う日もきっとあるでしょう。
もしも今あなたが諦めて、友達と好きな人がうまくいったら。友達にのろけ話を聞かされたり、「友達の恋人」として好きな人を紹介されたりすることを考えたら、とてもつらいのではないでしょうか。
また、逆にうまくいかなかった場合も「じゃあ自分が告白すればよかった!」と感じるはず。
どちらにせよ後悔が残る選択肢ではありますが、潔く身を引いたその先には、もっとすてきな出会いが待っているのかもしれません。
よく考えた上で、最後はあなた自身が判断することが大切です。
友達が好きな人と付き合ったらどう思う?
もし今あなたが好きな人に告白をして、付き合うことになったら。友達はどのように感じるのでしょうか。
友達の心理を考えていきます。
(1)悔しい
「悔しい」。その言葉に尽きるかもしれません。
失恋はただでさえ悲しく悔しいものですが、その相手が仲の良い友達となると、何とも言えない複雑な気持ちになります。
普通の失恋なら好きな人とはもう会わないようにして吹っ切ることができても、友達の恋人となると、何かと接点が生まれる可能性があります。
新しい恋に出会うまでは、つらく悔しい気持ちが続いてしまうでしょう。
(2)仕方ないと諦める
いつまでも失恋を悔やんでいるのはつらいもの。時間がたてば「仕方ない」と諦められるかもしれません。
「終わってしまったのだから仕方ない、次に行こう」「相手が友達ならば仕方ない」と諦められた時、また次の出会いがやってくるのかもしれませんね。
(3)友達の幸せを応援する
好きな人が自分ではなく友達を選んだのなら、それは仕方ないこと。そう割り切って友達の幸せを応援する気持ちになった方が楽になれるはず。
付き合った後も友達が今まで通り普通に接してくれるならば、気持ちを整理している途中なのかもしれません。
そんなふうに自分を思ってくれる友達に感謝しつつ、好きな人と幸せになる覚悟を固めましょう。
最後は自分の気持ちを大切にしよう
友達と好きな人が被って悩んでいるあなたは、きっと優しい人。恋愛に限らず、自分を犠牲にして他人を優先してしまうこともあるのではないでしょうか。
そんなあなたが決めたことならば、どんな結果でも友達は理解してくれるはず。
時間はかかるかもしれませんが、少しずつ気持ちを整理して、どうしたいかを考えてくださいね。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※マイナビウーマン調べ(2015年7月にWebアンケート。有効回答数105件。22歳~39歳の社会人)