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よく噛んで食べることの、メリットがハンパない!

Doctors Me

よく噛むことで得られるメリット5選!

私たち人間や動物は、口から食べ物を摂取することで生きています。毎日必ず口から食べ物を噛んで食べています。噛んで食べるとき、普段は意識していませんが、実は「よく噛む」、ということでさまざまなメリットがあるのです!美容・美肌効果、ダイエットや小顔効果……だけでなく、実はほかにもたくさんの効果・メリットがあるんです!

1. 美肌・若返り効果

よく噛んで食べるとたくさんの唾液が分泌されます。この唾液、実は、若返りや肌荒れ・ニキビなどにも効果的なのです。唾液には若返りホルモンといわれているパロチンというものや、EGFと呼ばれる美容成分が含まれているのです。

2. ダイエット・小顔効果

よく噛むことで、顔の筋肉をたくさん使うことになります。顔の筋肉が鍛えられる、つまり、小顔効果が期待できます。そして、食べ物をよく噛むことで、満腹中枢が刺激され、満腹感が得られるために食べすぎないようになり、ダイエットにも効果的です。

3. 脳の活性化・ストレス解消効果

噛むことを咀嚼(そしゃく)といいます。咀嚼を繰り返すリズムが、セロトニン神経を活性化させます。セロトニンとは、脳内で作られる神経伝達物質のひとつで、主な働きは、心のバランスを取り、精神を安定させます。また、自律神経のバランスをととのえる働きもあります。このセロトニンが増えることで、心がリラックスし、集中力を高めることができます。噛むことで、体の緊張がやわらぎ、ストレス解消に役立つのです。

また、あごの運動が筋肉の刺激となって脳に伝わり、脳の働きを活性化する作用もあります。

4. 虫歯・歯周病の予防

虫歯予防には、歯を磨くだけではなく、よく噛むこともとても大切なのです。よく噛むと唾液がたくさん出て、口の中をきれいにします。この唾液の働きが、 虫歯になりかかった歯の表面をもとに戻したり、細菌感染を防いだりして、虫歯や歯周病を防ぐのです。

5. 免疫力アップ・がんなどの病気の予防

よく噛んで、食べすぎずに食事が適量になってくると、胃腸の負担が少なく、身体は疲れにくくなり、元気が出てきます。よく噛むことで、唾液に含まれるアミラーゼという消化酵素が働き、食べ物の消化を手助けしてくれるのです。そのため、胃・腸・体全体が使用する、消化酵素の量を節約することができます。

■まとめ

“よく噛む”ことにより、上記のようなことが日常生活で可能なのです。毎日、「よく噛んで食べる」、ということを習慣にしましょう。

(文:35歳女性内科医/Doctors Me、構成:マイナビウーマン編集部)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.06.07)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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