本気ってこと!?　彼女に指輪をプレゼントする意味と心理

指輪は、彼氏から誕生日や記念日にもらえるもので一番嬉しいプレゼントという女性がいる一方で、ベタで気恥ずかしいと感じてしまう女性もいるかもしれません。しかし、実際に好きな男性から指輪をプレゼントされると、彼女の証、彼の愛情、恋人の絆を感じることができるのではないでしょうか。そこで、今回は女性がプレゼントされたい指輪について調べてみました。さらに、心理コーディネーターの織田隼人さんに、「指輪を贈る男性の心理」についても聞いてみました。

誕生日やクリスマスに指輪をプレゼントされたい女性

女性たちは指輪をプレゼントされることについて、どう思っているのか気になりますよね。本音をアンケートで探ってみましょう。

恋人に指輪をプレゼントされたい女性は34.8%

 

誕生日やクリスマスなどのイベントで恋人から指輪をプレゼントしてもらいたいと回答した女性は全体の約35％でした。この結果は予想以上に少ないと感じてしまいます。これはもしかすると、男性が指輪を贈るというのがどういうことなのか、気持ちをはかりかねているのかもしれません。

男性が彼女に指輪をプレゼントする意味

男性はどういう気持ちで、恋人に指輪をプレゼントするものなのでしょうか？　プロポーズの際に指輪を渡す男性は多いものですが、「彼女に指輪を贈る」という行為は、彼らはどういう心理を抱きながら行うものなのでしょう。織田さんに詳しく聞いてみました。

誕生日やクリスマスに指輪を贈る男性心理とは

男性は指輪は大切な人、そして自分だけの恋人になってもらいたい人に贈る傾向があります。指輪は付けていることが誰からも見えるものですし、目立つものです。2人の関係性を示すことができるというのが指輪の役割です。

誕生日やクリスマスのプレゼントに指輪を選ぶ場合、恋人として本気である、ということがいえるでしょう。恋人として本気で愛している、そして独占欲もあらわれた状態といえます。指輪はサイズも確認する必要があり、事前準備も必要なのでその点も含めて本気ととらえて差し支えないでしょう。

ただ、結婚に繋がるかというと別で、恋人としての本気、というようにとらえるとよさそうです。

彼女は彼氏の本気度をどうはかるべき？

結婚は別として、彼からリクエストもなく指輪をプレゼントされたときには「本気で好かれている、本気で愛されている」と考えてよいでしょう。

指輪はそれほど安い物ではありませんし、女性がある程度普段使いをするモノです。普段から僕を意識して使ってほしい、という意味合いが込められています。一種の独占欲のあらわれでもあり、独占欲が出るのは本気の気持ちがあるからといえるでしょう。

重いと思われる？　彼氏に指輪をプレゼントしてもらう方法

男性にとって「指輪を贈る＝本気で付き合っている」ということがわかりました。それを知るとますます彼氏に指輪を贈ってもらいたくなるものですよね。でも逆に、「誕生日に指輪がほしい」と自分から言うのは、彼氏に「気持ちが重い」と思われないか、心配になる女性もいるのでは？　どうすれば、彼氏に指輪をプレゼントしてもらえるでしょうか？

彼女に指輪をねだられたら重い？

女性から指輪をねだられた場合、重いも軽いもなく、男性は「指輪をねだられた」とだけ感じます。

多くの男性はそれほど女性の心の機微に敏感ではないので、指輪をねだられたから特別な意味がある、とは感じにくいです。そもそも、女性は指輪をつけるシーンが多いので「新しいアクセサリーがほしいんだな」と男性は考えます。指輪をねだる＝プロポーズしてほしい、ということにはすぐには繋がりません。

ただし、指輪をねだるときに「一緒に指輪をつけたい」とリクエストすると、彼も意図に気づくことが多いです。一緒に指輪を付ける、つまり結婚や婚約が頭によぎる、ということになります。

指輪をねだるだけでは彼に本心を気づいてもらえないことが多いので、結婚を意識してもらいたい場合にはもう一歩進んだねだり方をしてみてください。

彼氏に指輪を買ってもらう方法

彼から指輪がどうしてもほしい場合は、理由をしっかり含めて彼にほしいことを伝えると効果的です。「いつもあなたを思い出せるように、いつでも身につけていられる指輪がほしい！」というように伝えると「愛情として指輪がほしいんだな」ということを彼が理解します。

指輪がほしい、だけだと「アクセサリーをねだられただけ」と彼は思ってしまうことも多いので、おねだりする場合は、彼の愛情を感じたいからということをしっかり伝えるとよいでしょう。

女性がプレゼントされたい指輪とは

自分以外の女性はどのような指輪をプレゼントされたいと望んでいるのか、興味がありますよね。法外なものをおねだりして、彼氏に失望されたくありません。続いては、女性へのアンケートから、女性たちがプレゼントされたい指輪の値段、ブランド、デザインをまとめました。

女性が望む価格帯

まずは、世の女性たちが彼氏からもらいたい指輪の価格帯について調べてみました。

 

プレゼントされたい指輪の価格帯で、第1位となったのは「1万円以上2万円未満」。高すぎず、安すぎずで男性にとっても購入しやすい一番手ごろな価格ではないでしょうか。また、第2位は「5000円以上1万円未満」でした。女性の皆さんは堅実な考えを持っている様子。とはいえ、３万円以上を考えている女性も全体の２割以上いました。彼氏にとって無理のない範囲でおねだりしたいですね。

人気の指輪ブランド

続いては、女性がほしい指輪のブランドはどこのものなのか聞いてみました。アンケート調査で多く挙がったブランドをコメントともに紹介します。

Tiffany & Co.（ティファニー）

・「昔からの憧れだから　」（23歳／その他／その他）

・「憧れがあるので、ティファニーの指輪」（27歳／その他／秘書・アシスタント職）

4°C（ヨンドシー）

・「かわいらしいデザインが多いからです」（30歳／商社・卸／秘書・アシスタント職）

・「どの商品もかわいらしく好みだから」（31歳／その他／その他）

ete（エテ）

・「シンプルで普段使いしやすく、細部にこだわりのあるデザインだから」（27歳／小売店／販売職・サービス系）

・「デザインがオシャレで自分好みだから」（27歳／運輸・倉庫／事務系専門職）

AHKAH（アーカー）

・「センスがいいしシンプルなのにかわいいので好きです　」（29歳／情報・IT／販売職・サービス系）

・「シンプルで洗練されているデザインだから」（34歳／医療・福祉／専門職）

STAR JEWELRY（スタージュエリー）

・「オシャレで憧れるブランドなので」（31歳／運輸・倉庫／事務系専門職）

・「大人もつけられるブランドだし、値段も高すぎないから」（27歳／医療・福祉／専門職）

女性がほしい指輪のブランド第1位は、指輪の王道ともいえるティファニーでした。ティファニーがほしい理由としては「憧れがある」といった意見が挙がりました。また、4°C、ete、アーカーなど、ファッションアクセサリーとしても幅広く取り扱いのあるブランドの回答も目立ちました。どれもオシャレで洗練されたデザインが多く、プレゼントではなくても自分で買いたくなる指輪がそろっています。

女性がほしい指輪のデザイン

ほしいブランドがわかったところで、具体的にはどんなデザインのものをほしがっているのかについても調べてみました。

普段使いできるようなシンプルな指輪

・「シンプルで普段からつけてもあまり目立たないもの」（30歳／マスコミ・広告／クリエイティブ職）

・「シンプルなデザインで、仕事や家事の邪魔にならないような指輪がいい」（25歳／学校・教育関連／その他）

シンプルで宝石ひとつ

・「シンプルなものに、小さな石が付いているようなもの」（30歳／団体・公益法人・官公庁／事務系専門職）

・「シンプルで宝石がひとつ。シルバーの指輪」（24歳／小売店／営業職）

シンプルで華奢なデザイン

・「シンプルで華奢な指輪。ワンポイントついているもの」（33歳／金融・証券／事務系専門職）

・「シンプルで華奢なデザイン。ほかと重ねられるもの」（33歳／情報・IT／技術職）

リングの内側にイニシャル

・「リングの内側に、メッセージやイニシャルが入ったシンプルなデザイン」（29歳／機械・精密機器／技術職）

・「シンプルなシルバーリングで内側にイニシャルが入ったもの」（25歳／その他／販売職・サービス系）

ゴールド

・「ゴールドのダイヤつきの細めの指輪」（32歳／その他／クリエイティブ職）

・「ゴールド、シンプルで目立たないもの」（33歳／医療・福祉／専門職）

ほしい指輪のデザインは、全体的にシンプルなものという意見が多いようでした。その中でも一番多かった指輪のデザインは、仕事のときも目立たないような普段使いできるものという回答です。彼氏からもらったものなので、できるだけ毎日つけたいと思うのは当然かもしれませんね。小さな石や内側にイニシャルなど、ちょっとしたアクセントがあるのもよさそうです。どんなデザインのものをおねだりするかの参考にしてみてください。

指輪を贈ってもらえたら本気の彼女ということ。おねだりするときは理由も添えてはっきりと

織田さんによれば、指輪を贈ってもらえたら自分は「本気の彼女」と考えて問題ないようです。ただし、結婚を意識しているかという点においては別物とのこと。結婚を意識させたい場合は「一緒につける指輪がほしい」とはっきりねだるのが肝心のようです。結婚を意識していない場合も「いつも身につけてあなたを感じられるから、指輪がほしい」とお願いすると、彼氏の独占欲も満たせて快くプレゼントしてくれるようですよ。おねだりするときは、具体的なブランドやデザインまではっきりリクエストするのがいいかもしれませんね。

（織田隼人、山本リリー）

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時：2018年6月15日～6月17日
調査人数：391人（22～34歳の未婚女性）