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モテるのはいつもあの子! 女性が恋愛格差を感じるとき

沢宮里奈(婚活マッチメーカー/コラムニスト)

中田ボンベ@dcp

いつも異性から好意を抱かれる「モテる人」がいる一方で、残念ながらいつも異性の興味を引くことができない人もいます。近年、こうしたモテる人・モテない人の「恋愛格差」が拡大しているといわれてます。では、なぜこうした格差が生まれてしまうのでしょうか? 今回は恋愛格差を感じる女性の意見を募るとともに、専門家にその原因を聞いてみました。

女性が「恋愛格差」を感じる瞬間

まずは、実際どんなときに「恋愛格差」を感じるのか、女性に聞いてみました。

合コンの悲しい思い出

・「飲み会でかわいい子には質問攻めだが、自分には誰も興味を示さなかったとき」(33歳/その他)

・「合コンでかわいい子だけメニューを聞かれていて、ほかは自分で頼めと言わんばかりだったこと」(31歳/自動車関連/事務系専門職)

合コンはいわば戦場。やはり「かわいい」という最強の武器を持っている女性とは差ができてしまうようです。

まさか、店員さんまで!?

・「かわいい子は飲食店で先に案内してもらえた」(28歳/建設・土木/事務系専門職)

・「お祭りの屋台で美人の友だちだけが大盛りだった」(31歳/情報・IT/クリエイティブ職)

せめて店と客のやり取りでは恋愛格差を感じさせないようにしてほしいですよね……。

みんな、美人には甘い!

・「かわいい子だと、少し体調を崩しただけでも心配してもらえる」(28歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

・「仕事のミスとかもかわいい子には甘い」(25歳/運輸・倉庫/営業職)

職場で相手の容姿によって態度を変えるのは、もはやセクハラでは!?

自分と比べて……

・「かわいいらしく愛嬌のある子には誘いが絶えないが、その輪の中に入っていけない自分を残念に思ったことはある」(26歳/団体・公益法人・官公庁)

・「自分よりも若くてきれいな子・かわいい子がそばにいると、自然と自分が引き立て役になってあまり相手にされてない感じになるのが嫌」(33歳/小売店/販売職・サービス系)

近くにいるきれいな女性と比較されたことで、恋愛格差を痛感した女性も多い様子。仕方がないことはわかっていても、うらやましく感じてしまうのも事実でしょう。

なぜ、彼女ばかりがモテるのか?

・「かわいくてやり手な女友だちの元彼とのエピソードが、愛されまくりの内容でうらやましかった」(30歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)

・「かわいい子は彼氏が途切れない」(28歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)

モテまくる女性はいますよね。その人を観察すると、恋愛格差を埋めるための秘訣が見えてくるかもしれません。

明らかにそこにある格差

・「私に話しかけてくれる人は、みんなあまりイケメンじゃない」(26歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)

・「私だけアドレスを聞かれない」(26歳/学校・教育関連/専門職)

女性もできればイケメンと話がしたいと思うでしょうから……これはお互いさま!?

体形が生み出す恋愛格差

・「背の低い女性が重い物を持っていると『無理しないで』と代わるのに、背の高い女性には『これ重いから運んで』と言っている男性を見た。ひどい『恋愛格差』を感じました」(28歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

・「ぽっちゃり時代が来たと女性誌では言うけど、恋人がいるのは顔がいいかスタイルがいい子が多いので、女は結局外見なのだと思う」(27歳/機械・精密機器/技術職)

「重いから運んで」はさすがにひどいですね……。身長にコンプレックスのある男性からの逆恨みの可能性も!?

かわいい子は得をする

・「共同であげたバレンタインチョコのお返しが、かわいい子だけちがうものだった」(29歳/情報・IT/営業職)

・「職場でかわいい子だけがみんなから誕生日にプレゼントをもらう」(28歳/電機/技術職)

ここは差をつけてはいけないところですよね。ただ現実は厳しいようです……。

シチュエーションはちがえど、かわいい人とそうでない人との間には大きな隔たりが生じるのが現実のようです。残念ながら恋愛格差は確かにあるといえますね。

恋愛格差が生まれた原因とは

では、なぜ恋愛格差が生まれてしまったのでしょうか? 婚活マッチメーカーとして活躍されている沢宮里奈先生に解説いただきました。

時代の流れが恋愛格差を生む

自由恋愛が弱肉強食時代を呼んだ

1960年代までは、男女とも生涯未婚率(50歳になっても一度も結婚したことのない人の割合)は2%以下でした。つまり98%以上の人が結婚をしていたのです。それが徐々に上昇していき、今では男性23%、女性14%になりました。これは自由恋愛が主流になったことと関係しています。親や祖父母の代は、お見合い結婚が主流で、結婚していないと一人前とは見なされないような風潮がありました。つまりモテる人もモテない人も、等しく適齢期になれば結婚していたのです。

まわりに、「今の時代だったら結婚なんてできないだろうなあ」と思えるような性格のお年寄りはいませんか? そんな人でも昔は結婚できたのです。ところが恋愛が自由になった現代、結婚や恋愛は弱肉強食の時代に入りました。経済力のある見栄えのいい男性、若くてきれいな女性は多くの人を引きつけます。その結果、そうした一部の人だけが勝ち抜けるような時代になりました。

固定化された価値観での相手選び

また、誰もが「同じ価値観」で相手選びをしていることにも原因があります。相手選びは、世界でたったひとりの相手を見つける作業。自分だけの基準で相手を選び、ぴったりとパズルがハマるような人を選ぶべきです。しかし小さいころから親に「理想の男性像・女性像」を刷り込まれていたり、友人同士で理想像を作り上げてしまっていたりすると、同じ考えの人が一部に集中してしまうことになります。

晩婚化が相手選びを阻む

晩婚化にも一因があります。若いころに勢いで結婚してしまえば、あとでトラブルが起きても支え合うことができますし、お互いに注意し合うこともできます。若いころはきれいでなんのけがや病気がなかったとしても、30歳をすぎると病気のリスクが増えます。そうすると「最初からわざわざ苦労する相手を選ばなくても……」という心理が働き、無理にでも健康な相手を探そうとして、結婚の可能性を自ら狭めてしまうのです。逆に、自分に病気や障害が起きた場合は、最初から恋愛に消極的になってしまうこともあります。

恋愛しにくい時代の到来

ほかにも、「ジムで声を掛けたら出入り禁止になった」「コンビニで電話番号を渡したら本部から連絡が来て注意された」「職場でデートに誘ったらセクハラ扱いされた」など、婚活の場以外での恋愛が困難な時代になっています。「女性がセクハラだと思ったらそれはセクハラ」といったような、曖昧な定義も男性を臆病にさせています。そのため、積極的に婚活の場に出掛け、行動量を増やした人が単純に成功率を上げる時代とも言えます。

恋愛格差社会の今後

恋愛格差社会の現代ですが、その中で婚活を行う場合はどんなことを意識したり、心掛けたりするといいのでしょうか? 沢宮先生に教えてもらいました。

新しい恋愛の場は増えている

婚活パーティー、結婚相談所、婚活アプリ、社会人サークルなど恋愛の場は増えています。ですので、簡単に諦めず、自分に合った婚活方法を見つけて出会いの場を増やせば、恋愛スキルを上げることができるでしょう。

プロの力を借りるのもひとつ

また、イメージコンサルタントやコミュニケーション向上セミナーなど、プロの手を借りて変身するのもひとつの手です。自分の弱みは自分ではわかりづらいもの。早めに手を打てばそれだけ成功率も上がります。また、国際結婚などターゲットを日本人だけに絞らないというのも手です。

「行動」が勝敗を分ける時代に

恋愛できない人は傷つくことを恐れ、恋愛の場に近づくことを避ける傾向にあります。自分にとっては欠点でも、それで相手の欠点を補うことができればパズルはぴたりと合います。また自分のスキルを自由に売ることができる社会になってきているので、今後は人にアピールできる何かを見つければ、恋愛でも勝利できる可能性が高まります。もし恋愛格差が広がっていくとすれば、「行動するかしない」の一点にかかってくるといえるでしょう。

恋愛格差を感じたら

最後に、どのようにすれば「恋愛格差社会」を切り抜けられるのかを、沢宮先生に教えてもらいました。

自分の理想像をしっかりと定める

本当に恋愛をしたいと思うなら、まずは「自分に合った男性を探すと心に決める」ことです。女性は「マイナス5歳肌」「10年前の自分に」など、過去を振り返ることは得意ですが、未来を見据えることが一般的に不得意です。いつまでに、どんな人と結ばれたいのか、また結婚したいのかなど自分の理想像をしっかりと定め、そこから逆算して行動を決めましょう。

自分の「現在位置」を正確に知る

その後、男女の出会いの場に行き、自分の「現在位置」を正確に知るようにします。その場合は女友だちと行くのではなく、できるだけひとりで参戦しましょう。もし相手男性と仲良くなれた場合は、その日のうちにデートを行うことで、ほかの女性よりも一歩リードできます。その場所であまり需要がないようであれば、男性の年代が高めの場に行くのもひとつの手ですし、思い切ってぐっと若い男性をターゲットにするのもいいでしょう。

出会いの場を広げ、多くの人と実際会う

同時進行で結婚相談所に登録したり、人に紹介を依頼したりすることも必要です。その場合は恥ずかしいからといって冷やかし半分ではなく、真剣に依頼すること。顔が広くて世話焼きの人に頼みましょう。

また、相席型の居酒屋などは下火ですが、恋愛ラウンジといった気楽に交流できる場が流行しています。結婚相談所や紹介などとちがって、相手の素性はすぐにはわかりませんが、コミュニケーションや恋愛スキルを身につけるにはうってつけの場所。できるだけ多くの人とコンタクトを取り、さらにモテるようファッションや話し方などを工夫してみましょう。

自らの力で恋愛格差を切り抜ける

時代の流れや晩婚化、また恋愛対象の一極集中化によって恋愛格差が広がっている昨今。そこを切り抜けるには、相手が来てくれるのを待つのではなく、自ら動き努力することが重要といえます。婚活パーティーや結婚相談所など出会いの場は増えていますから、自分磨きをするとともに、自分に合った出会いを選ぶようにすれば、この恋愛格差を跳ね返すことができるかもしれませんね。

(文:沢宮里奈、構成:中田ボンベ/dcp)

※画像はイメージです

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