垂れ乳から卒業! 美バストをキープする、簡単「バストアップ体操」
身体の不調は老化への第一歩! 専門家監修のもと、不調のメカニズムを解明し、健康的なキレイ女子になるため解決方法をお届けします♪
女性の多くが気にするバスト。サイズアップさせるのは難しくても、せめて垂れかかったバストをあげて、ハリのある美バストを取り戻したい……と考える女性は少なくないのでは? そこで今回は、バストアップに関するメカニズム、対処法を専門家の先生に教えていただきました!
【今回のお悩み】
●バストが垂れてきて悩んでいます!
バストが垂れてきた。クーパー靭帯が伸びてしまったことはわかるのですが、もう一度、上向きのツンとしたバストにする方法があったら知りたい。(28歳女性/情報・IT/技術職)
◆バストが垂れてしまうのはなぜ?
肩こりで肩甲骨や胸鎖乳突筋が硬くなると首や肩の筋肉が固まり、動きが悪くなります。それにともない、大胸筋(胸の筋肉)まで固まり、血液やリンパ液の流れが悪くなってしまいます。
その結果、胸のまわりの肋骨・肋間筋も固まり、動きが悪くなることで、呼吸が浅くなってしまいます。巡りの悪い状態の筋肉・骨に囲まれたバストへの血液循環は妨げられ、バストが成長するための栄養が届かなくなります。結果的にバストは育たなくなり、しぼむ・垂れる原因になってしまうのです。
実は、重力のある地球上において、バストの下垂は高校生くらいの年齢からすでにはじまっています。ただし昔は家事や生活全般で、体のさまざまな筋肉や骨格を動かす動作をすることが多く、血液が滞ることも少なかったといえます。
一方、便利な現代においては、自分の筋肉を使う動作が減り、体の柔軟性・骨格の可動域が減り、リンパや血液の循環が妨げられた状態で生活を送っている人が大半。日常の動きだけでは筋肉量も増えず、衰えるばかりなので、熱量を生み出す筋肉が少なくなるのです。
とくにバストが乗った大胸筋は「天然のブラジャー」のようなもので、バストを支える役割を持っています。その大胸筋が衰えるとバストは下がって(垂れて)しまいます。大胸筋にハリ・弾力があり、血液の巡りがよくふかふかな状態かつ筋力もあれば、下垂は防止できてイキイキしたバストを保つことができます。
(監修:朝井 麗華、文:池田園子)
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