肌タイプ別診断! そのパステルカラー、本当に似合ってる?
毎年、春になると店頭に並ぶパステルカラーの服。今年はグレーがかったトーンの「スモーキーパステル」という色が人気だそう。でも、実際に買ってみたら、なんだか自分に合わなかったり、顔がくすんで見えてしまったりと、上手く着こなせないことはないでしょうか? もしかすると、あなたの肌や顔のタイプに合わない色を選んでいるからかもしれません。
肌や顔立ちの特徴から、似合う色を導き出すパーソナルカラー診断。今まで4000名以上のコンサルティングをしてきたイメージアップ コーディネーターの矢吹朋子さんに、自分のカラータイプをチェックできるプチ診断と、タイプ別おすすめ&要注意のパステルカラーを教えてもらいました。
3つの質問からわかる! パーソナルカラー・プチ診断
パーソナルカラー診断では、あなたのカラータイプを春・夏・秋・冬の4パターンに分けて、似合う色のアドバイスをします。通常は顔の下に色布をあてて見極めていきますが、今回はお手軽にできるプチ診断を用意しました。さて、あなたは何タイプ?
Check1. お肌のお悩みは……
A. 目の下の青グマや顔全体に赤いポツポツが目立つ。 →春タイプ
B. まぶたや目の周りに茶グマ。赤ら顔になりやすい。 →夏タイプ
C. 目の下に青グマ。唇がベージュ色のため貧血に見られやすい。 →秋タイプ
D. 顔全体がくすみやすい。 →冬タイプ
Check2. 顔の赤みは…
A. 鼻のまわりに少しコーラルピンクの赤みが出る。 →春タイプ
B. 顔全体にローズピンクの赤みが出る。 →夏タイプ
C&D. 顔に赤みはあまり出ない。 →秋タイプまたは冬タイプ
Check3. 日焼けしたときは…
A. 真っ赤になり、すぐ皮がむける。 →春タイプ
B. 知らない間にうっすらと浅黒く焼ける。 →夏タイプ
C. 小麦色に焼けるが冬になると白く戻る。 →秋タイプ
D. 焼けやすく、一度焼けると白く戻りにくい。 →冬タイプ
以上でチェックは終了です。一番多い回答があなたのタイプになります。すべてバラバラだったというときは、この先に続くタイプ別の特徴を見て、最も自分に近いものを選んでください。
春・夏・秋・冬カラータイプ別おすすめ&要注意のパステルカラーは?
・春タイプの特徴
明るいベージュ色の肌と、ガラス玉のようなライトブラウンの瞳が特徴です。顔全体の皮膚が薄いため、血管の色が浮き出て、特に青グマが目立ってしまうことも少なくないはず。
・春タイプにおすすめのパステルカラー
春タイプのあなたには、若葉のようなアップルグリーンや春のお花を連想させるコーラルピンクなど、パステルカラーの中でも鮮やかな色がおすすめ。青グマがキレイに隠れ、ヘルシーで華やかな印象に仕上がります。同じピンク系でも青みの強い色やグレーがかった色を着ると、血色が悪く、不健康に見えてしまうので要注意です。
・夏タイプの特徴
初夏のアジサイやラベンダーのように清楚でフェミニンな印象のあなた。ほんのりピンク色の肌と、ソフトブラックの瞳が特徴です。お悩みは、顔の赤みと目の周りの茶グマが出やすいこと。実は日本の女性に一番多いタイプで、似合う服の色が見つかりやすいのだそう。
・夏タイプにおすすめのパステルカラー
ベビーピンクやラベンダー色など、青みがかったパステルカラーなら顔の赤みやくすみがすっきり消えて透明感がアップ。今年流行のスモーキーパステルやレモンイエローもよく似合うでしょう。逆に、オレンジや淡いカーキなど黄色みが強い色は、顔のくすみを濃く見せてしまいます
・秋タイプの特徴
秋の紅葉や果実を思わせる、落ち着いた雰囲気と華やかさをあわせ持つあなた。つやつや感があるクリームベージュまたは濃い小麦色の肌と、こっくりとしたダークブラウンの瞳が特徴です。顔の赤みが少ないため、貧血のように見られがちなのでは?
・秋タイプにおすすめのパステルカラー
アプリコットやライムグリーンなど、森の果実のようなパステルカラーを着ると、肌にほどよい赤みが出て、ヘルシーな印象に。肌の美しさを引き立てるベージュ系の色もおすすめです。ただし、ブルーグレーなど青みがかったものを着ると血色が悪くなり、不健康に見えてしまう危険も……。
・冬タイプの特徴
真冬の白い雪、澄んだ夜空に輝く星のように、もの静かで凛とした雰囲気とクールな美しさをもつあなた。赤みのない真っ白な肌、またはエキゾチックな浅黒い肌と、白目と黒目のコントラストがはっきりとしたインパクトある瞳が特徴です。顔の皮膚感が厚いため、肌はくすみやすいかもしれません。
・冬タイプにおすすめのパステルカラー
シャーベットのようなアイシーブルーやピンクなど、白みの強いパステルカラーなら、瞳の美しさが際立たせ、クールで華やかにキマります。他タイプの人では顔が白飛びしてぼんやり見えてしまうほど明るい色も、ばっちり着こなせるのが冬タイプの強み。ただし、定番トレンチコートのような黄色みの強いキャメルやベージュはくすんで見える原因になるため、避けたほうが無難です。
診断で出た好きな色と似合う色が違ったという方も多いのでは? でも自分のカラータイプがわかれば、服やメイクを買うときの失敗がぐっと減るはず。自分に似合うパステルカラーを着こなして、春のオシャレを満喫しましょう。
(北乃ユキ)