自分のことを“もう子どもじゃない”と思う瞬間4選「友人の子どもが成長したとき」
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成人式といえば、10代から20代に突入した若者が本格的に大人の仲間入りをする日です。あのころは「大人」という響きに少しソワソワしていたかもしれません。しかし、大人として認められてから数年経ち、改めて「もう子どもじゃない」と自覚した瞬間とはどんなときなのか、20代後半の働く女子たちに聞いてみました。
好きなところに行けるとき
「海外にひとりで行ったとき。私はもう自由にどこへでも行けるんだと思ったら、成長したなあと感動した」(27歳/団体)昔は誰かに連れて行ってもらっていたのに、今ならどこでもひとりで行動。最初はドキドキしますが、それだけハートも強くなり、度胸もついてきますよね。
友人が子育てをするようになったとき
「結婚した友人が母親になり、その子が成長しているとき。久しぶりにしか会わないから、子どもがすごく成長していてびっくりするし、友人も母親として成長している。私も自分のことばかり考えていないで、誰かのことを優先して考えられる人生を送らなければと焦る」(29歳/化粧品)母になる友人も増えてくる年代。誰かの命を守る立場の友人を見ていると、いろいろと考え方も変わってきますよね。
母からお返しをもらったとき
「母の誕生日に旅行をプレゼントしているのですが、あるとき、母がお返しに『肩たたき券』を差し出してきたんです。私も子どものころによくプレゼントしていたので、それを見たとき、妙に『もう私は子どもじゃないんだな』と実感しました」(31歳/販売)昔と役割が交代した瞬間。同時に母の老いも感じて切なくなってしまいそうです。
家族の死に直面したとき
「大人になると、いとこや兄弟に子どもができて、家族が増えていくばかりではありません。祖父母や親戚が亡くなってお葬式に出るたびに、もう自分もそんな年なんだ、としみじみして悲しくなります」(31歳/飲食)子どものころ、「死」が遠いものだと感じていた人もたくさんいるでしょう。しかし、お葬式などで死と直面すると人生観も深くなるようです。
人それぞれ、「もう子どもじゃない」と感じる場面はさまざまですが、みなさんがそう感じた瞬間に「まわりの人たちとのかかわりをもっと大切にしよう」と思ったそうです。もしかするとこれが「大人として成長した瞬間」なのかもしれませんね。みなさんが、「もう子どもじゃない」と感じた瞬間はどんなときですか?
(ふくだりょうこ+プレスラボ)