リーズナブル！500円でホットな辛さがうまい「純豆腐チゲ」を楽しめる新宿・新大久保の韓国家庭料理「ハレルヤ」

●韓国家庭料理の草分け的老舗
関東を代表するコリアンフードの一大集積地である新宿・新大久保。その地で創業から約40年。韓国式焼肉店とは趣を異にする、韓国家庭料理を紹介してきたのがここ『ハレルヤ』だ。
「日韓ワールドカップ以来、プルコギやチャプチェなどもすっかりメジャーになりましたが、創業者の父親が店を出したころは新大久保にも韓国家庭料理店は少なく、草分け的な存在ではないでしょうか」と語るのは総料理長の金東柱さん。

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その言葉どおり、歴史を感じさせる店内は座敷席中心のアットホームな雰囲気で、甘辛い味付けでビールとの相性もよく、もちろんご飯のおかずにもよく合う「プルコギ」(2138円)が看板メニュー。この店の特徴として、どのメニューも野菜たっぷりなので1人前といっても2～3人で取り分けて楽しめるほどのボリュームがうれしい。

新鮮な豚バラ肉を焼いてネギ味噌、ニンニクなどとサンチュに包んで食べる「サムギョプサル」(1058円)も柔らかでジューシーな脂のうま味で人気。ほかにも、チヂミ各種(ハーフサイズ918円～)や豚スペアリブとジャガイモの鍋「カムジャタン」(ミニサイズ1814円～)など多彩な韓国家庭料理が、人数に応じた多彩なサイズで用意されているところもありがたい。

●消費税増税後もワンコインを維持「純豆腐チゲ定食」
バリエーションに富んだメニュー構成で、ディナーに訪れてこそ醍醐味が味わえる『ハレルヤ』だが「まずはお試し的な意味で当店の味を知っていただくために」(金総料理長)と、非常にリーズナブルに設定されたランチメニューの数々が魅力的な店でもある。

「参鶏湯定食」が780円というのは界隈でも破格値だが、正真正銘ワンコインでいただける「純豆腐チゲ定食」500円の人気が高い。あさりダシに自家製辛味噌タデギで味付けしたスープに豆腐、長ネギ、シイタケ、エノキなどを加えて強火で煮込み、半熟玉子を崩しながら具材と絡める、ご飯にかけるなど思い思いの食べ方ができるホットなメニューだが、夏場も通して一年中オーダーが入る。

「汗を出して新陳代謝をよくしたい、あるいはオフィスのエアコンで冷えた体を温めたいということで女性の方にも人気です」(金総料理長)というから納得。
ほかにも、プルコギ丼、ユッケジャン定食、牛ハラミ丼、カルビタン定食と日替わりランチメニューも600円でローテーションさせているので、毎日食べても飽きずに、しかもリーズナブル。新宿～新大久保の穴場ランチスポットとしても存在感がある店だ。

【店舗データ】
店名：韓国家庭料理　ハレルヤ
所在地：東京都新宿区百人町1-5-6　白萩ビル1F
営業時間：11:30～15:00、17:00～23:00
土・日・祝11:30～23:00
定休日：無休
HP：なし

【その他メニュー名　価格】
すべてランチメニュー
・豚カルビ丼500円
・スープ冷麺(半ライス付)700円
・カムジャタン定食780円
・ランチビール350円

※この記事は2014年08月16日に公開されたものです