あなたは知っていましたか? よく目にするアレの名前「レジのトレー=カルトン」「トイレの詰まりを直すアレ=ラバーカップ」
普段目にする機会が多いのに、何という名前なのか知らないものってありませんか? 例えば、床屋さんの店頭でグルングルン回っているあのポール。あれは何という名前か知っていますか? 正解は「サインポール」といいます。今回は、こうしたよく見るのに意外と名前を知られていないという商品を紹介します。
あなたはいくつ知っている?
●レジでお金を置くアレ
買い物をする際、レジ横にお金を置くためのトレーがありますよね。あれの名前、知っていますか? あのトレーの名前は「カルトン」といいます。カルトンはフランス語。日本ではキャッシュトレーなんて呼び方の方がなじみがあるのかもしれませんね。
●工事現場にある三角のアレ
工事現場などにある円錐状のポールの正式な名前も、意外と知られていません。「コーン」や「三角コーン」といった呼び方もありますが、正式な商品名は「セーフティーコーン」といいます。でも三角コーンの方が呼びやすいですね(笑)。
●パンやお総菜を挟むアレ
パン屋さんやスーパーのお総菜コーナーなどにある、商品を挟んでつかむ金属やプラスチック製のアレ。名前を「トング」といいます。焼き肉屋さんなどでよく聞く名前なので、韓国語だと思っていた、という人もいるそうですが、「Tongs」というつづりの英語です。
●カレーやシチューを入れるランプのようなアレ
おしゃれなレストランでカレーを頼んだ際、カレールーがランプの上半分を切り取ったような器に入れられて運ばれてきたことはありませんか? あのランプの出来損ないのような器は「グレービーボート」といいます。グレービーというのは肉類のだしのことや、それを使って調理したソースのことです。ボートは「小型の船」という意味なので、「ソースを入れる小船」ということですね。
●トイレの詰まりを直すアレ
トイレが詰まった際に使う、棒の先っぽにゴム製の吸盤のようなものが付いているアレ。「スッポン」や「パッコン」などさまざまな呼ばれ方がありますが、正しい呼び方は「ラバーカップ」(一部では通水カップとも呼ばれています)です。スッポンやパッコンの方がインパクトはありますけどね(笑)。
●食パンの包装を止めているアレ
食パンの包装ビニールに付いているプラスチック製の留め具。あれは「バッグ・クロージャー」という名前です。クローズ(閉める)からこの名前なんでしょうね。
普段目にしていても、意外と名前を知らなかったりするもの。皆さんは今回紹介した中で、いくつ知っていましたか?
(貫井康徳@dcp)
※この記事は2013年07月02日に公開されたものです