忙しい朝や夏バテの救世主「ドリンクタイプのグラノーラ」
慌ただしい朝でも手軽に食べられると人気のグラノーラ。最近では「ドリンクタイプ」も登場し、ますます盛り上がっています。“飲むグラノーラ”とはどのようなものなのでしょうか。人気の3社に聞きました。
●食感を残し、「かんで飲む」を実現
ライ麦が吸い込めるように、ストローが太めに作られている「飲むグラノーラ」(メロディアン)。ライ麦のつぶつぶとした食感を残すことで、ダイエット中の人にも満足感を得られるようにしたのだとか。
「1本で『レタス約1個分の食物繊維』と『プルーン約11個分の鉄分』が摂取できるうえ、カロリーは従来のグラノーラの約3分の1です。『食べるグラノーラに近い』『ドリンクなのに満足感がある』と消費者の方からの評判もよく、口コミで広まっている商品です」(メロディアン/広報)
ジンジャーエールやしょうがなど個性豊かな味の豆乳飲料を多く売り出し、新製品が出るたびに話題となっているキッコーマン。「飲むシリアル フルーツグラノーラ風味」(キッコーマン飲料)ではりんごやオレンジといったフルーツとココナッツの風味を生かして、フルーツグラノーラ風味に仕上げたそう。
「1回の摂取目安量が250mlのところ、500mlと約2杯分入っているため、『お得感がある』と好評です。また、ココアパウダーを配合した「飲むシリアル ココア味」(同)は朝食にはもちろん、ちょっと小腹が減ったときのおやつとしても人気があります」(キッコーマン/広報)
●粉末タイプのグラノーラも人気です
パウダータイプのグラノーラも登場しています。「飲むグラ」(味源)は牛乳や豆乳200mlにスプーン6杯分の粉末を入れて溶かすだけ。グラノーラの人気の理由にはザクザクとした食感や風味も関係していることから、パウダー状でも穀物やフルーツの歯ごたえを残しています。
「オオバコの種子に含まれる”サイリウム”という食物繊維が豊富に含まれているので、『お通じがよくなった』という消費者からの声も届いています。姉妹品の『飲むグラ ナッツ』には合計10種類以上のナッツやフルーツが入っていて、ホットミルクとの相性もいいんです。その時の好みでホットかアイスかを選ぶのもいいですよね」(味源/広報)
ドリンクタイプのグラノーラと言っても、ストローを挿してすぐに飲めるものやお好みの飲み物に混ぜるものなど種類もさまざま。その日の気分によって使い分けて、手軽に楽しく朝食を取るのもよさそうです。
(畑菜穂子+ガールズ健康ラボ)
※この記事は2015年08月10日に公開されたものです