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間取り図などに書いてある記号などの意味は?「RF:ロフト」「SIC:シューズインクローゼット」

最近では、間取り図に「英語の略語」が多く使われています。台所は「K」ですし、リビングダイニングは「LD」。これぐらいなら分かるのですが、例えば「PS」は何の意味か分かりますか?

間取り図で使われる英語の略語の意味を調べてみました。

●LDK
リビング・ダイニング・キッチンの略です。居間・食事場所・台所が一体になった居室空間のこと。

●MBR
マスターベッドルームの略です。日本語では「主寝室」ですね。

●BR
ベッドルームの略です。「寝室」です。

●SR
「サービスルーム」の略です。サービスルームというのは、採光、平均高などの「居室」の基準を満たしていない部屋のことです。簡単にいうと「納戸」なんですが、納戸では印象が良くないのでサービスルームと呼びます。

●DEN
もともとは「巣」とか「洞穴」という意味です。そこから転じて「隠れ家」みたいに使えるスペース、部屋のこと。「書斎」や「趣味の部屋」といった意味で使われています。DENに明確な規定はないようです。雰囲気で使われている節があります。

●RF
ロフトの略です。一室の上方にある、中2階のようなスペースを指します。

●UB
ユニットバスの略です。工場などであらかじめ天井や浴槽などの部品を作っておいて、現場で組み立てる方式のバスルームです。

●WIC
ウォークインクローゼットの略です。中を歩けるぐらいの広さのクローゼットです。収納スペースとして設けられます。

●SIC
シューズインクローゼット。玄関にある収納スペースで、簡単にいえば「げた箱」です。

●PS
パイプスペースの略です。水まわりなどの配管を格納しているスペースです。

●MDF
Main Distributing Frameの頭文字をとってMDF、日本語では「主配線盤」と呼ばれます。これは電話回線など、通信用の線路の集線盤です。

英語の略語ではないですが、意味の分かりにくい単語もあります。例えば、以下の単語の意味を知っていますか?

●アルコープ
もともとは、居室の壁や廊下の壁の一部をくぼませて作ったスペースのことですが、マンションでは、共用廊下より少し引っ込んだ玄関前の空間のことを指すのが一般的です。

●ビューバス
お風呂に窓があって外が見えること。筆者の知り合いがマンション物件を探していた際に、取りつかれたように「ビューバス、ビューバス」と言っていました(笑)。

●スロップシンク
外に水道、シンクの設備があること、またその設備。例えば、バルコニーなどにスロップシンクがあると、部屋の中からホースで水を引いてこなくてもいいので便利ですね。

●ミセスコーナー
システムキッチンの脇にカウンターを置いて作ったスペースのこと。奥さんが料理の合間に本を読んだりできるように設けるのだそうです。

●ニッチ
壁を凹状にくりぬいて作られる棚のことです。一般的には飾り棚として使われます。

いかがだったでしょうか。
間取り図を見る際に参考にしてくださいませ!

(高橋モータース@dcp)

※この記事は2013年07月18日に公開されたものです

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