「大人になると出会いがない」。みんな、口をそろえて一様にそんなことを言う。
しかし、実際どうだろうか? 本当に出会いはないのか? というか、学生時代と比べれば自然な出会いが減るのはもちろんのことなのだが、「出会いがない。だから恋愛できないのは私のせいじゃない」と言い訳のようになっていないだろうか?
そこで終わらせていてはいけない! というわけで、大人の出会い方についてレクチャーしていきたい。
大人になってからの出会いって本当にない?
早速、アンケートの結果をご覧いただきたい。
Q.社会人になってから、「出会いがない」と感じることはありますか?
(※)有効回答数382件
やはり「出会いがない」と感じる人が約7割もいる。
が、しかし、本当に出会いがないのだろうか? そう感じていない人でも、「出会いがない」と言いがちではないだろうか。私E子もそうなのだが、あまり「出会いがない」と感じていなくとも、「出会いないんですよね」的な発言をしたことは数えきれないほどある。
結局何が言いたいかと言うと、そんな発言を真に受け、「そうかぁ。みんな出会いないヨネ」などと安堵し、何年も彼氏を作らず仕事ばかりしているのではないか?
大バカ者! しっかり周りを見たまえ。この世は出会いだらけだ。
大人になると出会いが減る理由
とはいえ、大人になると出会いは減る。そんな大前提は、きちんと押さえておかないといけない。だから、学生時代のように、ウカウカしているだけでは出会いはないのだ。その理由を述べていこう。
(1)同世代との関わりが減少
学生時代は毎日のように学校、サークル、バイトなどでとにかく同世代と毎日会う。それも大量の同世代と会うことができる環境だった。
しかし、会社に入るとそうもいかない。同世代が一人もいないような職場環境、異性と会わない仕事、などが出会いが減る一因となるだろう。
(2)社内恋愛はリスクが高い
それでも毎日行く場所といえば会社。毎日人と会うのは仕事を通じてがほとんど。社会人の人間関係の大半は仕事関係となってくる。
となれば、最も恋が生まれやすいのも仕事中であるべきはずなのだが、残念ながらそうもいかない。社内恋愛など、仕事関係者との恋愛は、失敗すると仕事にも影響が出たり社会的責任を問われたり。
こうして、毎日会う人たちとの恋愛は非常に大きなリスクを伴うものとなり、恋愛に発展しにくくなっている。
(3)既婚者しかいない
アラサーともなると、友達もみんな結婚し、友達の結婚式でちょっといいなと思う新郎友人を見つけても既婚者だったりする。
そう。友達の友達とか、そういう信頼のおけるルートで人を探すと、まともな人は結婚しているのである。
この現象は、悲しいかな年を重ねれば重ねるほど、深刻化していく。
大人の出会いがある3つのスポット
上記の通り、大人には自然な出会いで恋愛をスタートさせることが難しい。もちろんそんな中で相手を見つけられる勝者もいるわけだが、全員がそううまくいくわけではない。
ただ、いつまでも「私は自然な出会いがいい」などと言わず、出会いのスポットにも顔を出すようにしてほしい。日常的に出会いの場に行く習慣を作れば、それは「自然な日常」の中での出会いともいえるだろう。とにかく頭を柔らかくしてほしい。
(1)バー
自然な出会いといえば、バーかもしれない。お酒を飲む目的で通えば、高確率で出会いが転がり込んでくる。ちなみに、複数名で連れ立って行くよりも、1人、2人と少人数で行った方が出会いの確率は上がる。
また、当然のことだが安すぎる価格設定のバーに行くと、出会いの質も悪くなりがちなので注意が必要だ。
(2)相席形態の飲食店
相席形態の飲食店を使えば、より効率的に出会うことができる。まさに、出会いを求めた男女が集合し、どんどん出会っていく形式だ。
自然な出会いにこだわる人は、敬遠しているかもしれないが、実はさほど「出会い目的」でない人も多く来ている。
ただ安く飲みたい女性とか、飲み会の勢いで流れ込んできた男性とか。
そういう意味では、思い描くほど「出会いに飢えた男女の巣窟」みたいな感じではなく、気軽に多くの人としゃべれるスポットではある。
(3)席同士の間隔が狭い居酒屋
こちらも、かなりおすすめ。出会う目的で使う人ばかりではないが、お手洗いで席を立つときや、メニューの貸し借りなんかで、隣の席の人とやり取りをする機会が結構ある。
必ず出会えるとは限らないが、同年代の人が集まるような場所を選べば、何かしらの出会いはあるものだ。
参考記事はこちら▼
あなたが恋人に出会えそうな場所はどこ? あなたに関する10の質問で診断します。
大人の出会いで気を付けるべきこと
さて、では実際に上記の出会いの場に行くとなった場合、一番気を付けるべき事項は「既婚者でないか」である。真剣に恋愛をしたい、その先に結婚を考えたいと思っているのなら、このタイミングで既婚者に恋している場合ではない。
恋が恐ろしいのは、落ちるようにハマってしまえば数年間抜け出せなくなる可能性さえあるということだ。
とにかく、疑わしい場合ははっきり尋ねてみるべきだ。「もしかして、既婚者?」と。恋愛関係に突入する前に、必ずチェックは行ってほしい。
出会いを無駄にしないためのコツ
一つ一つの出会いを大事にすることも重要だ。
「付き合う人」に求める条件は高くてもいいが、「出会う人」に求める条件のハードルは低ければ低いほどいい。
「こんな人たちは会っても絶対好きにならない」などと初めから決め付けず、偏見なくいろんな人と会ってみる。これにより、自分が何を求めているか、どういう人がタイプか、などがクリアになってくることもある。
新しい世界に足を踏み入れてみよう
「出会いがない」と言って、本当に異性と出会わない生活をしている人の多くが、「出会い」自体に汚らわしいイメージや負の感情を持っているように思う。
「出会いの場に来ている男性なんて、モテない人なんじゃないか」などの意見もよく聞く。
出会いもせずにそうやって決め付けることをやめ、まずはその世界に足を踏み入れてみよう。それにより、きっとものの見方も変わってくるはずである。
(E子)
※画像はイメージです
(※)マイナビウーマン調べ< /br>
調査日時:2017年4月5日~2017年4月6日< /br>
調査人数:382人(25歳~34歳の女性)
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