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20代転職者のほぼ全員! 「前職に嫌な謎ルール」があったと回答。嫌なルールが転職の原因に

#おしごとニュース

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東晶貿易の「ユア転職」はこのほど、20代で転職経験がある男女162人を対象に、転職理由や転職で感じたカルチャーショックについてのアンケート調査を実施しました。

20代の転職理由は、最多が「残業や労働時間が長い」

・30分以下の残業はサービス残業となる。(男性29歳)
・医療系の職種ですが、カルテは休み時間に書くことや就業時間外でも診療しており休み時間は残業とみなされないこと。(男性28歳)
・定時になったらタイムカードを切り、上長にその日の営業実績をLINEで報告した後に残業をすること。(女性23歳)
・毎朝朝礼の際にくじ引きをして、当たった人はその日の社内目標を全員の前で発表する。終礼時にはくじ引きをして当たった人がその目標に対してのフィードバックを行う。(男性27歳)
・シフト制でしたが、休み希望を提出する際に休む理由を書かされました。(女性22歳)

20代で転職経験のある162人を対象に実施したアンケート調査で、「転職しようと思ったきっかけ」を尋ねたところ、以下のような結果が得られました。

1位は「残業や労働時間が長いから」(38人)で、全体の約23%を占め、最も多い回答となりました。続いて、2位「給与が低いと感じたから」(35人)、3位「仕事内容に不満があるから」(26人)が挙げられました。

この結果から、20代で転職を検討する理由が長時間労働や給与面での不満が転職の大きな要因になっていることがわかります。

労働環境や仕事内容への不満など、働きにくさを感じた人も多いのが特徴です。

20代転職者の96.3%が「前職に嫌な謎ルール」があった

・定時になったらタイムカードを切り、上長にその日の営業実績をLINEで報告した後に残業をすること。(女性23歳)
・給湯当番は女性のみ。飲むのは基本的に男性のみなのに昭和のような文化が根付いていて嫌だった。(女性24歳)
・上司が帰るまで帰ってはいけない。(女性27歳)
・毎朝朝礼の際にくじ引きをして、当たった人はその日の社内目標を全員の前で発表する。終礼時にはくじ引きをして当たった人がその目標に対してのフィードバックを行う。(男性27歳)

「前職にあった嫌な職場のルール」があるかについて調査したところ、「前職にあった嫌な職場のルール」があると回答した人は158人で、全体の96.3%とわかりました。

こうしたルールは、職場のカルチャーとして長く続いているケースも多くあります。特に若い世代にとっては、時代にそぐわないと感じられることが多いと言えるでしょう。

20代の転職で「カルチャーショック」を感じた人は58%

転職後に感じたカルチャーショックについて質問したところ、良い意味でカルチャーショックを受けた人が58%でした。

この結果から、20代で転職した人は転職先にポジティブな印象を抱いていることがわかります。

20代で現職に対する不満やカルチャーに対する疑念を持っている人は、より自分にあった職場を見つけられる可能性があります。

<良いカルチャーショック>
・残業代がしっかり出ることに驚いた。また、月の残業時間が前職の4分の1以下になり、前勤めていた会社がどれだけブラックだったのかと驚いた。(女性23歳)
・上司が部下の仕事を積極的に手伝ってくれ、休憩時間や体調面など気にかけてくれる。(女性28歳)
・時間を超過して仕事をしたら後日、時間調整で休みや早上がりがあること。(女性28歳)

アンケート結果から、「良いカルチャーショック」を感じた回答者の声には、前職では考えられなかった待遇や環境に驚いたという内容が目立ちました。

特に、労働環境の改善や職場の人間関係の良さにカルチャーショックを受けたという声が多く見られました。

<悪いカルチャーショック>
・会社が出版している内容の書物に日付と日常の考え方について記載されており、それを毎朝みんなで読み上げる習慣があることです。(男性24歳)
・年齢、職責を問わず、全く上下関係がなく、社外で通用しない。(男性27歳)
・特定の商品のノルマ、毎月積み立てしてでもノルマ商品を購入しなければならないルール。(女性26歳)

一方で、 「悪いカルチャーショック」を感じた回答者の中には、職場の独自ルールや風土に戸惑う声が多く見られました。

調査結果まとめ

20代の転職ではより良い職場環境や待遇が見込める可能性が高い
20代の転職理由は「残業や労働時間が長いから」ことが一番の理由でした。

ただ、20代の転職では職場の環境や仕事内容・意味のないルールなどを改善できる可能性が高いことがわかります。

転職活動を行う際は、企業文化や職場のルールに関する情報を事前にしっかりと調べることが重要です。

職場環境が自身の価値観や働き方に合致するかを見極めることで、転職の成功率を高めることができます。

調査概要

調査対象:20代で転職経験がある人
調査期間:2024年12月3日〜12月11日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:162人(女性85人/男性77人)
引用元:https://www.your-intern.com/job/content/48233/#rtoc-106

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※この記事は2024年12月25日に公開されたものです

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