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女性の約4割! “性交痛”を感じた経験あり。痛みの原因や対策を婦人科医師が解説

#ヘルシーニュース

エボル

アンファーが展開するデリケートゾーンケアブランド「Femtur(フェムチャー)」は、11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで、全国20〜60代の女性500名を対象に、「性交痛に関する調査」を実施しました。

11/22は「いい夫婦の日」、オープンにしづらい“性交痛”の悩み調査を実施

性交痛とは、性交渉の際に感じる痛みで、主にデリケートゾーンに痛みが生じるものです。

性行為中に痛みを感じたことがある女性は全体の約4割

性行為中にデリケートゾーンの痛みを感じたことがある女性は全体の41%。そのうち、6割以上が痛みの原因として「腟の乾燥」と回答

性行為中にデリケートゾーンの痛みを感じたことがあると回答した女性は全体の41%でした。その原因に関しては6割以上が「腟の乾燥」と回答しています。また、心理的な原因には「拒否」や「ストレス」、「緊張」が上位に挙がる結 果となりました。

性行為中の痛み対策をしている女性は15%に

性行為中の痛みを和らげるために対策している女性は15%。具体的な対策には「潤滑剤」「日常的なケア」が上位にランクイン

続いて、性交痛の痛みを和らげるために、何かしらの対策を行っているかについて質問すると、「対策している」と回答した女性はわずか15%となり、痛みを我慢する女性がほとんどであるという結果がわかりました。

主な性交痛の対策には、潤滑剤や日常的な保湿ケア、医療機関への相談などが挙げられます。

性交痛を引き起こす腟の乾燥について婦人科医師が詳しく解説

今回の調査結果で挙げられた「腟の乾燥」について、乾燥が起こる原因や対策法をクレアージュ東京 レディースドッククリニックの婦人科顧問の大島乃里子医師に聞きました。

クレアージュ東京 レディースドッククリニック 婦人科顧問 大島乃里子医師

●性交痛には閉経が関係している⁉
大島医師によると、性交痛の原因の一つである腟の乾燥には、女性ホルモンのバランスが影響しているとのこと。生涯をかけて分泌量が変化する女性ホルモン(エストロゲン)には、腟の粘膜を健康に保つ働きがあると大島医師は 解説します。

そんな女性ホルモンは、20〜30代が分泌量のピークで閉経を迎える更年期のタイミングで大幅に減少。この際、腟の粘膜が薄くなり乾燥するため、性行為の際に痛みを感じる女性が増えることは多いようです。

●閉経期は性交痛に関わらず、日頃から保湿ケアを
実際に、今回の調査で性交痛を感じると回答した50〜60代の女性のうち、約2割は「性行為中以外でも、日常的 に腟の痛みを感じることがある」と回答しています。

大島医師は、「もちろん乾燥対策は全世代に共通して言えることですが、閉経期の女性は日常生活においても腟の痛みを感じやすい時期となるため、日頃から保湿ケアを行うことが改善に近づきます。」とコメントし、保湿対策として下記を挙げました。

・デリケートゾーンのケアは、低刺激かつ保湿を意識する
全身用のボディソープや石鹸よりもデリケートゾーン専用の洗浄料を使い、ゴシゴシ洗わないことを意識しましょう。 また、ショーツの摩擦も痛みに繋がる場合もあるため、綿製の柔らかい素材を選ぶなど工夫しましょう。

・痛みがひどいときは、医療機関に相談する
医療機関を受診しようと決断するタイミングは人それぞれです。その痛みが続いて辛い、ホームケアでは改善されない、などのお悩みがある場合は、婦人科など医療機関の受診を検討しましょう。

フェムチャー公式ブランドサイト:https://femtur.jp/

調査概要

「性交痛に関する調査」

調査期間:2024年11月実施
調査方法 : WEBアンケート形式
調査対象:全国20〜60代女性500名

(エボル)

※この記事は2024年11月29日に公開されたものです

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ネットを中心にさまざまなサービスやビジネスを創造する企業。特にコンテンツ開発分野においては、さまざまな分野で活躍する多彩なライター陣と経験豊かなエディターを中心に各ネットメディア向けて最適化された、品質の高いコンテンツを企画制作しています。マイナビウーマンではニュース記事を担当。
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